幻のエッグサラダマシン
こんにちは!
たまごのソムリエ・こばやしです。
ちょっと前に海外SNSで
ある“たまご調理機器”が話題になっていました。
それは
「エッグサラダマシン」
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かなり時代を感じさせる写真ですね。
アメリカ製っぽいデザインです。
「なんだこの機械は!?」
ということで
すごく話題になりました。
「これは1977年米国製らしい。」
「菌的に大丈夫なのか?」
「機械に冷凍システムがあったに違いない。
ドラムの右下に温度計があるように見える。」
など、いろ~んな考察がでまして、
「この機械を48州まわって探し
最高のエッグサラダ作るぜ!」
なんて人まで現れました。
◆結論から言うとAIフェイク
ですがこれ、よくよく見てみると
AI写真
の可能性が高いんですね。
機械に書いてある
エッグサラダの文字が
「EGGG」と誤字になっていたり
後ろカベの板木の幅が
まちまちだったりして、
また、
米国の過去特許を調べたところ
該当する機械は存在しなかったとのこと。
なーんだ。
ということで盛り上がりも一件落着に。
◆めっちゃ人気だったエッグサラダ
多くの方がこのヘンテコ機械画像に熱狂したのは、
「食べてみたい!」
というエッグサラダの魅力と
「めっちゃありそう。」
というエッグサラダの一般性じゃない
かと思うんですね。
マヨネーズとゆで卵を合わせたサラダ、
エッグサラダの発祥は
定かではありませんが、
普及し始めたのは130年ほど前。
そのあたりから米国と英国で
めっちゃポピュラーになっています。
フランスで「マヨネーズ」普及→
その後サンドイッチ普及で英国→
マヨネーズ大普及した米国へ
と伝わっていったと考えられています。
つまり、
めっちゃマヨ好きなエッグサラダが
しょっちゅう食べられていた米国なら
こんな機械あってもおかしくない。
そう感じる下地があるわけですね~。
◆エッグサラダの飲食店メリットは大きい
このエッグサラダ、
ビタミン吸収が非常に良くなることが
最近の研究で分かっていまして、
また低糖質高たんぱくメリットから
近年再評価されつつあるたまごメニューです。
今風の面白いアレンジのお店も
出てきています、
しかも和洋問わず相性良いですから、
飲食店さんでもぜひ
差別化こだわりの一品として
入れてみても良いのではないでしょうか。
エッグサラダマシンは無いので
手作業にはなりますが・・・!
ここまでお読みくださって
ありがとうございます。