クリスマスにゲームしながら食べる缶詰!スクランブルエッグも
こんにちは!たまごのソムリエ・こばやしです。
「クリスマスはずーっとゲームをして過ごしたい」と思っているゲーマーの為に、クリスマスのディナーコースが全て一つにつまった缶詰が発売されました。
この商品「Christmas Tinner」は中身が9層に分かれてまして、料理の内訳は上の画像のとおりです。
上から食べていくだけで前菜からメインディッシュ、デザートまでフルコースを味わえるというスグレモノ。
英国ではクリスマス商戦に合わせて「プレイステーション4」など新しいゲーム機が発売予定で、ゲーム好きをワクワクさせているんですね。 そこにターゲット(?)を当てた商品ということです。(^^;)
先日フレンチの定番前菜たまご料理ウッフマヨを紹介しましたが、英国料理でも“前菜”はスクランブルエッグ、たまご料理なんですねー。
◆中身は英国伝統のクリスマス料理!?
この缶詰、商品としてはキワものですが、構成自体は非常に保守的な「英国らしいクリスマスメニュー」になっています。 「ミンスパイ」はいわゆるミートパイ、キリストのゆりかごをかたどっていることから清教徒革命の際に「偶像崇拝にあたる」と禁止されたこともあるくらいクリスマスにゆかりのある食べ物。
「ブレッドソース」とはパンでとろみをつけた牛乳のソースで、クリスマスには七面鳥に添えられる定番ソース。「クランベリーソース」もクリスマスのチキンや七面鳥に添えて食べる定番のソースで、英国ではむしろクリスマスと感謝祭以外にはあんまり食べられない「お餅」みたいな食品です。 日本では「甘いジャムとお肉」という取り合わせはヘンな気がしますが、欧米では結構良くある取り合わせなんですねー。
一番下の層、デザートの「クリスマスプディング」はいわゆる日本のプリンとはまったく違いまして、濃厚なドライフルーツケーキ、といった方がイメージしやすいでしょうか。 英国で16世紀にはすでにクリスマスの定番となっており、かのヴィクトリア女王が王室指定のデザートとしたことからイギリスの国民的なクリスマスお菓子となっているようです。 家庭ごとにこだわりがあって味が違う、庶民の味でもあります。
ここまでお読みくださって、ありがとうございます。
(参照:Disgusting Christmas “Tinner” offers a time-saving alternative for gamers | Games Bloghtt p://games.yahoo.com/blogs/plugged-in/disgusting-christmas-tinner-offers-time-saving-meal-alternative-221208375.html)