おもちゃを活用して繁盛メニューを
こんにちは!たまごのソムリエ・こばやしです。
コロナ禍で売れたもの、売れなくなったもの
のデータで、売り上げが伸びたもの一位が「玩具菓子」という発表が少し前にありました。
アニメのおもちゃ菓子や、
『ねるねるねるね』みたいな
知育菓子も増えているんだとか。
コロナ禍で出かけられないため、
『家庭で遊べるもの』に脚光が当たってるんでしょうね。
最近のおもちゃって、ホントよくできてます。
子供に手をひっぱられるようにして
おもちゃ売り場に行くと、
ビックリするようなよくできたメカや
ギミックのおもちゃもあって、
子供そっちのけでテンションあがっちゃいます。
さて本日は、
「お店メニューで使える面白たまご調理おもちゃ」
のご紹介です。
『おかしなたまご まわしてまわしてまるごとプリン』(タカラトミー)
たまごの殻まるごとプリン
を作れる器具です。
機能は比較的単純で、
鶏卵を固定し高速回転させることで
中身がシェイクされ、
均一になります。
これを茹でると不思議!
たまごまるごとそのまんまで
どこにも切れ目がない面白プリンの完成です。
この装置、業務用としては以前からありまして、
「こだわりのプリン」
として量産している会社さんもあります。
ですがニッチな用途だけあって
機材はめっちゃ高価なんです。
それを『家庭用』として
商品化しようとしたタカラトミーさんは
いい意味でアタマがどうかしてますね。
かわいらしい見た目とうらはらに
細部までよく考えられていまして
組みたてやすく扱いもカンタンです。
作ってみるとわかりますが、
「たまごの殻を容器として使う」のは、
調理器具も少なめですみますし、
コスト面からみても理にかなっています。
作り方の性質上、
最初は味が付いてませんので(カラメルを後からかける形となります)、
和風の出汁餡などをかける事で
「ちょっと不思議なこだわり茶わん蒸し」
等としてもご提供可能です。
一気に大量に作れるものじゃぁありませんが、
カフェさんとか
小料理の一品として
仕込みをして作るのには
非常に便利です。
ウチでもいろいろ試作してみてるんですが、
どちらかというと茹で方にコツがいる感じですね。
熱湯からちょっと冷ます、くらいの温度の方がうまくいくカンジです。
ぜひちょっとした『単価の取れる一品』として
あそび心でご活用してみてはいかがでしょうか!?
※アマゾンで3000円くらいです。
ここまでお読みくださって、
ありがとうございます。