小林ゴールドエッグ

ソムリエ日記SOMMELIER DIALY

結婚式場で大感動、ヘンな卵の大きな「価値」

こんにちは!

たまごのソムリエ・こばやしです。

 

もうすぐクリスマスですね!

イルミネーションが華やかな

この時期は、

どこへ行ってもステキで

ワクワクしますね~。

 

ちなみに米国では

空港や鉄道、動物園など

公的な場所では

 

宗教上の平等性から

クリスマスのかざりつけは

やりにくくなっているようで、

そういう意味では

 

八百万の神様を擁する

日本のほうが

あまり気にせず楽しめる

行事になっているのかもしれません。

 

ちなみに、

ウチで選別時にこんな卵がでたことがあります。

ゆきだるま型のたまご!

すごくないですか?

かなりのレアものです。

 

ちなみにあまりに珍しいので

地元ローカルの番組でも

取り上げてもらいました。

 

こういう

「カタチのちがうたまご」

通常は「規格外品」として

商品になることはありません。

 

ですが、

たとえば上記のたまごのように

なんとなく「意味」

を感じるたまごでしたら

どうでしょう?


たとえば

数万個に一個の割合で

二つ同時に生まれてきた玉子

『ペア卵』

があります。

一緒に卵管で大きくなりますので、

 

2つのうち

片方は

そら豆状に凹んでいて

 

もう片方は

カラが触れている部分が

天使の輪っかのように

しろいリング模様がついています

とても珍しいのですが、

カタチや見た目が

通常とちがっていますので

 

両方とも規格外となり

お客さんの目に触れることは

ありません。

 

でもこれを、

数万個に2つだけの

「運命で結ばれたペアたまご」と

考えるなら

 

結婚式場

祝言のお祝いの場

などでストーリーに、

とても大きな価値となります。

 

すなわち意味づけができるんですね。

もちろん

一個千円で売ったとしても

一日一組でるかどうかですから

僕たちにしてみれば、

一日の売上は千円だけ。

 

「儲け」という目的であれば

たいした意味になりませんが、

「取引先さんのお店の感動を一緒につくる」

と考えるなら

とても大きな価値を生みます。

 

中身の味ではなく

出自と見た目に意味が出る

面白い例です。

 

カタチが違っていて

価値になる例は他にもあって

たとえばこの卵は

卵は通常「だ円形」なはずの卵が

「真球」つまり真んまるのたまご

 

英国で見つけた農場主さんが

友達のすすめでネットオークション

に出したところ

なんと700ドル(約7万9000円)

の値が付きました。

すごい!

ウチの「ゆきだるま卵」は

いくらの値段がついたかなぁ・・・

 

そして、こういった発想は、

いまスゴク売れてます

当社のもったいないを無くす取組み

「かいじゅうのたまご」

にも受け継がれています。

これも「ヘンな見た目」が

意味を伝える価値になってるんですね~。

 

たまごの「見た目」

から考える「ストーリー化」

価値づくり

 

こんな方法もあるんです。

 

あなたのお店のワクワクの

ヒントとなりましたら幸いです。

 

ここまでお読みくださって、

ありがとうございます。

カテゴリー | ソムリエ日記 , 面白たまご話2021年12月4日