小林ゴールドエッグ

ソムリエ日記 SOMMELIER DIALY

面白たまご話 記事一覧

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こんにちは!たまごのソムリエ・こばやしです。

本日はネットで35万回閲覧された海外で話題のたまご動画をご紹介。

撮影者のジェイミーさんは、撮影をしながらお母さんに、突然たまごを放り投げます。

キッチンでいるとき、犬と散歩中、パーティーの支度中、夫婦でくつろいでTVを見ている最中・・・・・・、あらゆるタイミングで突然たまごをパス!そしてビックリなことに、お母さんは驚きながらもホイホイと割らずにキャッチしているんですね。

キャッチ力がスゴイ!

自分だったらアワアワしてすぐに落としちゃいそうです。

ちなみにジェイミーさんのお祖父さん(お母さんのお父さん)はクリケットの元イングランド代表チームキャプテンだったそうで、その秘められた才能が開花していたんじゃないか!?、なんてことも言われています。

秘められた才能が、まさか『息子のイタズラ』で目覚めるなんて・・・!(笑)

さて、これは1年間サプライズ投げを撮影し続けたのちにアップされた動画なのですが、これ実はちょっと悲しいお話でもあります。

ジェイミーさんがこの動画を始めたきっかけは、お父さんの病名がガンと診断され落ち込むお母さんを気づけるためだたんですね。

張り詰めた気持ちをイタズラでほぐしてあげようとしたのがきっかけでしたが、その後動画をアップしたその一月後にお父さんは亡くなられたそうです。

お父さんも動画には映っていますが、きっと仲良い母子の姿を見て、安心なさったのではないでしょうか。

ここまでお読みくださって、ありがとうございます。

カテゴリー | ソムリエ日記 , 面白たまご話 2016年06月8日

こんにちは!たまごのソムリエ・こばやしです。

真田丸、面白いですねー!毎週楽しみに見ています。

戦国時代ですから、防衛のために「城」を築くエピソードが結構でてきます。

さて、世界にはなんと!たまごを使って建てられた城があるんです!

ひとつは、アフリカ大陸の東、マダガスカルにある『アンブヒマンガの丘の王領地』。

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二重の城壁と掘で囲まれ7つの門が設置された王宮なのですが、現存しているその城壁が卵白で石を固めて造られたものなんです。 つくられたのは238年前

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なんと1600万個のたまごを使って建てられているのだとか。すごいですね。

もうひとつは、フィリピン・セブ島にある『サンペドロ城塞』。

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1738年にこの島を占領したスペイン人がムスリム侵攻を防ぐために建てたもので、税金がわりに住民が持ち寄った鶏卵を“接着剤”として岩を固め建造したと言われています。

 

こちらは278年前

どちらも2百年をゆうに超える長い年月を耐えており、今なお強固な建築物となっています。

◆なぜ卵をつかうの・・・!?◆

これは、ようするに「セメント」なんですね。 石灰石や粘度と卵白がまざることで、乾くと強くて固いつながりをもつ接着剤になります。

実は現在でも卵を使った最新のセメント建築技術が生まれておりまして、つい先月にも大成建設が「このたび『卵白から作製した生分解性セメント固化剤』を開発した」という発表をだしています。 作業性良好で低コストなんだととか。

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マダガスカルとフィリピン

距離にして約9千キロ、

直行便の飛行機でも15時間かかる、

遠く離れた2つの国で、現代でも用いられている高度な建築技術が使われているとは、なんだか驚きですねー。

しかもそれが卵!なんですよ^^

ここまでお読みくださって、ありがとうございます。

カテゴリー | ソムリエ日記 , 面白たまご話 2016年02月23日

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こんにちは!たまごのソムリエ・こばやしです。

ゆでたまごがロデオしているこの画像は、ドイツの調味料メーカーが販売する激辛マスタードの広告。

「あなたの料理がロックンロールする!」とキャッチコピーが付いています。

どんな料理でも、このマスタード『Löwensenf』を付けるだけで、ロックンロールしているような刺激的な味になるよ!という事ですね。

ちなみに、おなじ広告シリーズとしてソーセージ、ミートボールがありまして、観客席にダイブしたり、ギターを叩き壊したりまさにロックしている面白広告となっています。

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うーん、いいですねェ。

辛いもの好きの自分としては、ゼヒたまごに付けて食べてみたい・・・・・・!

カテゴリー | ソムリエ日記 , 面白たまご話 2016年01月30日

こんにちは!たまごのソムリエ・こばやしです。

毎年年初は干支と卵に関してコラムを書いています。本年は申(さる)年ですが、

サルと卵、というと「さるかに合戦」です!

えェ・・・!?

なんのこっちゃ。

と、思われることでしょう。

実は、1887年教科書に『さるかに合戦』が掲載された時はなんと!栗のかわりに卵が火の中から爆裂してサルを攻撃するというストーリーだったんですね。

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ちなみに足をすべらせる牛糞ですが、このときは昆布がその役をしていました。

 

◆なぜ卵だったのか・・・・・・!?◆

実は卵は、急加熱するとカラ内部の水蒸気圧が高まって爆散します。

例えばぜっったいやってはいけない実験として有名なのが、「電子レンジ加熱たまご

仮に沢山の卵を電子レンジに入れて加熱すると、電子レンジごと爆裂→部屋の天井までふっとぶ という結果になります。

いやー、そう考えると卵の方がクリよりも、戦闘力がある仇討ち向きのキャラクターともいえそうです。

最近は、さるかに合戦の「仇討ち」概念がNGということで、父ちゃんカニも死なずラストも「みんなで仲直り」するというマイルドな結末となっているようで、そもそも野蛮だから教科書への掲載自体もダメ!となってきているようです。

なんだか骨抜きでちょっと残念ですね。 ぜひ原作の頃のバイオレンスあふれる(?)ワクワクストーリーもたまには復刻しても良いのではないでしょうか!?

ここまでお読みくださって、ありがとうございます。

(関連:ダチョウのたまごを電子レンジすると・・・ – たまごのソムリエ面白コラム

カテゴリー | ソムリエ日記 , 面白たまご話 2016年01月12日

こんにちは!たまごのソムリエ・こばやしです。

昨年5月のお話しなのですが、NASAの無人火星探査機『キュリオシティ』が送ってきた画像に、「卵が写っている!」と話題になっていました。

その画像がこれです。↓

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おお・・・!これはなるほど「卵」・・・・・・ですね。

まぁアップで見ると「こんなの普通にありそうじゃん。」って気になりますが、NASA公開の遠景写真で見ると、まわりはゴツゴツした平たい岩ばかりの中で、ひとつだけ「ツルン」とした丸っこい石(岩?)が立っているので、ナカナカ目立っています。

もし火星にたまごのオブジェがある。・・・・・・としたらかなりワクワクします!

ほぼ間違いなく偶然の産物ですが、もしかするとひょっとすると、火星人が創った“卵のモニュメント”の可能性が、0.001%くらいはあるんじゃないでしょうか!?

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こんなカンジの。(ないか)

 

 ◆火星“基地”名物はたまごかけご飯になる!
さて、以前から何度も書いていますが、もし火星に人類が基地をつくった場合、真っ先に飼われるのは「ニワトリ」です。 そして食べられるのは「卵」です。

16億人が戒律で食べられない豚肉

8億人が食べられない牛肉と異なり、

戒律で禁じられることのない卵は、比較的誰でも食べられる「無宗教」食材なんですねー。

そういう意味では火星にピッタリ!

なんです^^

ここまでお読みくださって、ありがとうございます。

カテゴリー | ソムリエ日記 , 面白たまご話 2015年11月19日

こんにちは!たまごのソムリエ・こばやしです。

こういう仕事ですから、やはり卵関係のグッズを頂戴したり、購入する機会も多く、家にはたまご関連のデザイン品がたくさんあります。 私も好きなんですよね!^^

個人的に気に入っているのは、この『オムライス星人』シャツ。

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背中はオムライスUFOです。

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「オムライス」で「UFO」なんですよ。

シュール!

宇宙人のセリフであろう「オムオム」の言葉がなんともいえません。

しかも、ケチャップの部分、アタマか髪の毛をイメージしてるのかな…? と思って裏面をみると、お父さん、お母さんらしき?キャラはそこに目鼻が。「顔かよ!」と思わずツッコんでしまいました。

カテゴリー | ソムリエ日記 , 面白たまご話 2015年10月31日