小林ゴールドエッグ

ソムリエ日記 SOMMELIER DIALY

面白たまご話 記事一覧

こんにちは!たまごのソムリエ・こばやしです。

コンビニで気になるお菓子を発見しました。

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温泉たまご ポテトチップス」・・・・・・・!!?

なんと、温泉玉子の味付けをしちゃったお菓子のようです。

名前の下には

鰹だしのうまみが効いた温泉たまごの味わい

とキャッチコピーが入っています。

「かつおだしのうまみ」はたまごの味ではないのですが、それは大丈夫なのでしょうか!?

以前に「たまごかけごはんコーンスナック」というお菓子をご紹介しましたが、そのとき以上の違和感オドロキです。

ontama_pote (1).jpg

中をみると、意外と普通のポテチです。

さて、味の方は・・・・・・

一口食べると、

「あれ!?普通のポテチの味じゃん・・・。」

と、思ったすぐ後から

鰹っぽい風味とうまみが口に広がってきます。

そして最後に、なんというか玉子っぽい風味が鼻に抜けていく感覚があります。

(ポテトの味→)うん?(鰹味がくる→)お!おお・・(たまご風味がくる→)あー、なるほど。“温泉玉子”ってそういうことねー。」

というカンジでしょうか。

ダシ風味と卵っぽい香りの組み合わせは、温泉玉子・・・っぽいと言えるかもしれません。

結論から言うと、以前ご紹介した「たまごかけごはんスナック」↓ほどのインパクトはなかったです。

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ただ、鰹風味とたまごの香りがバッチリ合ってまして、ポテチ本来のパリッとした食感や香ばしい味わいともナカナカ相性が良いと感じました。 “変わり種”スナックじゃなかったとしても十分魅力的じゃないでしょうか。 個人的にはもうちょっと薄味の方がすきだなー。

ここまでお読みくださって、ありがとうございます。

カテゴリー | ソムリエ日記 , 面白たまご話 2015年05月7日

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こんにちは!たまごのソムリエ・こばやしです。

Sea egg(海のたまご)”という生き物がいます。

なんだか分かりますか!?

皆様も良く知ってる美味しい食べ物です。

 実はこれ「ウニ」のことなんです。

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ウニって見た目もトゲトゲで全然たまごっぽくないんですが、どういう由来で「海たまご(sea egg)」の名前がついたのか・・・、とても興味深いです^^; 日本の場合海栗」と書いて「ウニ」と読みますが、こっちの方がそれっぽいと思います。(ちなみに“雲丹”は加工済み食品を指します)

そして、“海のたまご”だけじゃなくて「海の目玉焼き」もいます。

これは“friedegg jerry(フライドエッグジェリー)”といいまして、訳すと「目玉焼きクラゲ」。

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こちらは見ての通り、めちゃめちゃ目玉焼きっぽいです。

では“海のニワトリ”はどうでしょう・・・!?

ふつうに英訳すると「シーチキン」ですが・・・・・・

シーチキンは「はごろもフーズ」の登録商標ずみ商品名。

日本でしか通じません。外国人にシーチキンと言っても「??」という反応です。 海外では“a can of tuna(ツナ缶)”。

ざんねん。

カテゴリー | ソムリエ日記 , 面白たまご話 2015年04月13日

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こんにちは!たまごのソムリエ・こばやしです。写真の空を飛んでいる目玉焼きとニンジンは、「焦げつかないフライパン」の広告企画。

裏側が行ったり来たりできるいわゆる「バーチカルランプ」というバンクになってまして、目玉焼きや野菜のぬいぐるみを来た人たちがローラースケーティングしているわけです。 面白いですねー。

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ちなみに「空飛ぶ卵」という不思議なテーマがアートの世界では割とたくさんありまして、これは「目玉焼き」のことを英語で「フライドエッグ」といいまして、フライ(飛ぶ)とかかっていることから、いろんなイマジネーションを刺激されるようです。

(関連:超電導と空飛ぶたまご – たまごのソムリエコラム

カテゴリー | ソムリエ日記 , 面白たまご話 2014年05月14日

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こんにちは!たまごのソムリエ・こばやしです。

例の騒動の中、研究関連の方や施設をニュースで拝見することが多くなりました。
実は私は理系出身でして、大学では“高分子物理学”なるものを学び新素材に関する研究をさせてもらっておりました。 日本のトップ研究機関での一連の疑惑、はやく払拭されることを願っております。 さて、本日はSTAP細胞の真偽もビックリなお話を。

もしお知り合いに「大学機関で研究をされている方」がいらっしゃったら、ぜひゾウのたまごって知ってますか?」……と聞いてみてください。

『何それ?ゾウが卵産むわけないジャン。』、と答えるのがふつうのひと。
大学での研究に就いていらっしゃる方ならば、ああ、あれね。お世話になったよ!』・・・・・・なんて風に返してくれるはずです。

ゾウのたまご』、とはいったい何なのか??
コレ実は、助成金をもらうための申請書類フォーマット」の“記入例”なんですね。

大学では国の方針と連携して、様々な研究を行っています。場合によっては研究計画を事前に申請し、必要な資金を助成金として受け取る事があります。通称“科研費”と言われるものです。

が、限られた予算が大切な研究に使われるためにも、詳細な(めんどくさい)書類をたっくさん書かなくちゃいけないわけですね。
そこで、大阪大学の方が書類を電子上で記入できるフォーマットを作られておられ、広く研究者の皆さんは活用されていらっしゃるのですが、その記入例が「ゾウの卵の研究」になっているわけです。

研究目的 → 「本研究の目的は、ゾウの卵を見つけるという子供のころからの夢をかなえる事である。

なんて風に内容はふざけてますが、書面の必要事項は大真面目に書いてあるので、非常に面白いです。なんというか、「もしかして本気で研究しているの・・・?」と思わせるようなマジメ記述になっちゃってます。(そうじゃないと記入例とならないわけですが・・)

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STAP細胞は存在の有無が大議論されていますが、ゾウの卵は完全に空想の世界の産物、 研究者一流の「ジョーク」です。 だからこそ大変な研究(と申請)に対する一服の清涼剤となっているのだと思います。

ここまでお読みくださって、ありがとうございます。(^^)

 

カテゴリー | ソムリエ日記 , 面白たまご話 2014年04月11日

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こんにちは!たまごのソムリエ・こばやしです。

さて、世の中には変わった卵グッズが沢山あります。

この時期に欧米でたくさん売れる面白たまごグッズは、コレ

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「エッグブロワー」という名前で、ようするに「卵の中身吸出しセット」です。これ、卵に小さな穴を開けてカラにできるだけキズをつけず、中身を出してしまう道具なんですね。

1セット、8ドル95セント。900円くらいでしょうか。

そんな事して、なんの意味があるんだよ!?

と、疑問のアナタ、実はコレは欧米のキリスト教文化と密接に結びついているんですね。

欧米で毎年4月に行われる『イースター(復活祭)』というお祭りがあります。 キリストの復活を祝うお祭りですが、この祭りの飾り付けは、たまごを使う風習があるんです。(2014年は4月20日)

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こういった卵飾りをたくさん作るためには、このような便利グッズが必要!なんですねー。 さて、どう使うかを少しご紹介しますと、

1)たまごに穴を開ける

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ドリルでぐりぐりやって、たまごのおしりに穴を開けます。

2)クリップでつついて黄身と白身を混ぜる

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中身を出しやすくするために、中でかき混ぜちゃいます。

 

3)ポンプ(ふいご)で奥から空気を送って、穴から中身を出す

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こんな風に、奥から空気圧で押し出すわけですね。 空気圧に押されて中身が小さい穴から出てくるわけです。プロセス(2)でちゃんとかき混ぜてないと、白身がなかなか出てきません。この「中身押し出し」が、いっちばん時間かかるんですよ。こばやしも何度となく作ってますが、昔はここでスッゴク苦労しました。(^^;)こんな便利道具をもっと早く知っていれば……。

4)中身をキレイに洗う → 乾かす
上記のポンプに今度は水を入れて、洗い流します。これで乾かすと完成です!

さて、いかがでしたでしょうか? たまごは身の回りにあってなじみ深い食材です。 子供の工作やちょっとした飾り付けに卵を使ってみるのも面白いんじゃないでしょうか。ここまで紹介しといてなんですが、ご家庭にあるものだけでもちゃんと作れますので、また後日ご紹介しますねー。

ここまでお読みくださって、ありがとうございます。

(関連:たまごのソムリ日記たまごだらけ!米国のイースターお祭り【復活祭】は面白い! – たまごのソムリエ日記
(関連:エッ!卵の成る木!?_たわわに実ったたまごのニュース他(ドイツ) – たまごのソムリエ日記

(参照:Pysanky Beginner Class Introductionhttp://www.allthingsukrainian.com/Class/Blow_Egg/Egg_Blower.htm

カテゴリー | ソムリエ日記 , 面白たまご話 2014年04月3日

こんにちは!たまごのソムリエ・こばやしです。

私共は、毎日何万というたまごを選別してお客様にお届けしてるんですが、中には世には出回らないけれども、スンゴイサイズの卵がう農場から生まれてくるんですね。

本日はそんな中でもかなりスゴイものをご紹介します。

まずは、超ちっさい鶏卵

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どうでしょう!これちゃんと鶏さんのたまごなんですね。 どんなミニチュアのヒヨコになるのか・・・!? 想像すると楽しいです。

次に超でっかいたまご

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うおお、これはスゴイ!

一個で何人分のお弁当玉子焼きができるのでしょうか!?

両方とも、まごうことなき鶏さんのたまご、しかもおんなじ鶏種から生まれた卵です!

生命の神秘を感じますねー。 じつは、これくらいいろんな大きさのたまごが毎日生まれるのですが、皆さんのお手元に届く卵はすべて機械とベテランスタッフによって、普通のサイズのものだけを抜き出しているんです。

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見えないところでものすごい大きさの幅があるんですね。

本日は、知られざる鶏卵の秘密をお伝えいたしましたー・・・・・・。

・・・・・・。

・・・・・・・・・

・・・・・・・・・・・・

・・・・・・と、いうのは半分ウソです。

毎年恒例のエイプリルフールネタです。(^^;)

上記のたまご写真は、確かに鶏さんのたまごなのですが、比較対象が違います。

小さい方に関しては、比較する“5円玉”がチョットちがいました。

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でっかい方に関しては、ミニチュアの“手”と“硬貨”を用意しました。
2014-04-01aprilfool6.jpgといっても印刷して切っただけですが・・・(汗)

半分だけウソ、と書いたのは、毎日お届けするたまご以外にも、様々なサイズが出ているのは本当だから。ここまでの大小はないですが、日々色んなサイズの卵が農場では産まれていまして、それをお客様の美味しさに変わるように、いっしょうけんめい、きちんと選別をしているんですね。

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「このたまご料理、とっても美味しいなー!」と、思った時にチョットだけ思い出して下さったら幸いです。

ここまでお読みくださって、ありがとうございます。

◆↓過去のエイプリルフールネタ↓◆

(関連: 【ニュース掲載されました】ペンギンの卵を販売します・・・!?たまごのソムリエ日記

(関連: 4月1日の復興応援・・・!? – たまごのソムリエ日記

(関連: 創業時の貴重な写真をご紹介・・・!?-たまごのソムリエ日記

(関連: 海外の新聞に載りました!・・!?-たまごのソムリエ日記)

カテゴリー | ソムリエ日記 , 面白たまご話 2014年04月1日