ローランド・エメリッヒ監督の「2012」が、いよいよ本日より公開です。
この映画、古代マヤ文明の予言年表が2012年に終焉していることから出た「2012年人類滅亡説」を主題にしたものです。
かなり面白そう!
というわけで、本日は「卵と予言」についてのあれこれです。
■たまごの予言
米誌ライブサイエンスは記事「実現しなかった、世界の破滅を告げる10の予言」という記事が、こちら↓のサイトで翻訳・紹介されています。
EUROPA(エウロパ) – 実現しなかった「世界の破滅」10の予言
http://freeride7.blog82.fc2.com/blog-entry-762.html
さて、その中にある1806年滅亡説、英国。
当然実現しなかったわけなんですが、 ちょっと面白いんです。
(1)1806年説。英国で「救世主がまもなく到来する」と書かれたニワトリのタマゴが発見された。多くの人々がタマゴは予言だとして最後の審判が到来すると信じた。のちにいたずらと判明する。
なんと、にわとりさんの卵に文字が描かれていて、大騒ぎだったんだそうです。
こんなのダマされるかな・・?約200年ほど前ですが、やはり信心深い方が多かったのでしょうか?なかなか興味深いですね。
卵の殻表面に書かれていたんではさすがにイタズラ臭いですし、さすがに奇跡と信じちゃうくらいですから、せめて「ゆで卵の中身に文字が出てきた!」くらいの事はあったのかもしれません。
■もちろんトリックなんですが・・
ドラマにもなった人気マンガ「喰いタン」では、板前であるお父さんが娘の婚約者にあてて、ゆで玉子に秘密のメッセージを書くというシーンがあります。これは、外から見ると普通のたまご、剥いて初めて文字が出てくるという驚きの手法。
作中では、無色透明のミョウバン液を使って殻の上から筆で書き、中のタマゴを変色させるという手法でした。
上記の予言もこれくらいのトリックは使ったかもしれませんね。
■マジックで卵の予言
個人的に好きなトリックに、「Ooh-Ah Bird(ウーアーバード)」というものがあります。
目の前で作った折りヅルにおまじないをかけます。すると突然小さな卵を産み、それを割るとお客さんが選んだトランプの予言が入っているというトリックです。
こんな事ができるんだから、みんなが信じる破滅の予言くらいいくらでもねつ造できそうですね。
今だったら、さしずめフォトショップやCGでイタズラするようなものでしょうか。
以上、卵と予言のあれこれでした。