ニワトリをこちらに入れるな!(たまごのジョーク)
こんにちは。 たまごのソムリエ、小林ゴールドエッグのこばやしです。
以前も紹介しましたが、ニューヨーク郊外ではニワトリさんを自分で飼って卵を食べるのが流行っているのだとか。 広いお庭の邸宅であれば、広々放し飼いにしてあげたいというのが人情というもの。 さて、そんな状況に絡んだジョークをお伝えします。
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「どうしたんだい?浮かない顔をして。」
「ああ、じつはな。 隣の家で飼っているニワトリが、塀をくぐってオレんちの庭に入ってくるんだ。 庭中つつかれてメチャクチャさ。」
「隣に文句言えばいいじゃないか。」
「もちろん言ったさ。 隣のオヤジのヤツ、どこへ行こうがニワトリの勝手だ、と取り合わないんだ。」
・・・ ・・・ ・・・ ・・・
「やあ、先週話してたニワトリの被害、どうなった?」
「ああ、スッキリ解決したよ。」
「いったいどうやって入ってくるニワトリを締め出したんだい?」「カンタンさ。 夜中にウチの花壇のしげみに卵をこっそりばら撒いておいたんだ。 そして翌朝隣のオヤジが様子をうかがっているのを確かめた上で、たまごを拾い集めたのさ。 次の日からニワトリは来なくなったぜ。」
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いかがでしたでしょうか? ウマいやり方ですねー。
実は「他人に得をさせたくない」という心理、日本人は比較的強いんだそうです。
A: 自分に10万円 知人に15万円 もらえる
B: 自分に9万円 知人に8万円 もらえるだと、Bを選ぶ人が多いのだとか。
自分のメリットを考えると、明らかにAの方が幸せなんですけどねー。
まァ、周りが自分よりも幸せになることで相対的に損をした気分になる・・・、こういう思考は判らなくもないです。 私も若い頃、モテてる友人や彼女がいる友人をみて「チクショー!」と思っていました。(^^;)
ただ、この発想をしていては・・・いつまでたっても幸せになれないのは確かです。
「吾唯足知(われただ足るを知る)」という仏教の言葉があります。
他人と比較しなくても「それはそれで幸せ」という価値観を持てること、それこそ一番の幸せなのかもしれませんね。
ここまでお読みくださって、ありがとうございます。
<※おまけ※>
先日の「たまごのソムリエ日記」でも書きましたが、ニワトリさんは決まった安全な場所でしかたまごを産みません。 上のジョークで隣のオヤジがカンチガイしたように、あっちこちに産むことはないんですね。 親鶏さんだって温めたり守らなきゃいけないわけですから。(^^)