『ジョークの首都』の卵ジョーク
こんにちは!たまごのソムリエ・こばやしです。
ブルガリアのたまごジョークご紹介です。
ガブロヴォ市に住むヤツラは、
卵に蛇口を付けているんだ。
丸々一個の卵を使わずに、
必要なときに必要な分だけ使えるようにな!
ジョークの解説は野暮ですが、
少し説明しますと、
このガブロヴォという町の住人は、超ケチで有名なんです。
そして、それをネタにしたジョークがめちゃくちゃありまして、
ついにはこのガブロヴォ市は「ジョークの首都」なんて呼ばれるようになっているんです。
他にも、
ガブロヴォじゃぁ、民族舞踏は必ず靴下で踊るんだ。
音をたてないようにすることで、
隣町から聞こえてくる音楽で踊るためだぜ。
なんてジョークや、
他に有名なジョークでは、
ガブロヴォのネコはみんなしっぽを切られて短いんだぜ。
しっぽが短い分、ドアの出入りが早くって部屋の暖気を逃がさねえんだってさ。
なんてのがあります。
あまりに有名なジョークなので、ガブロヴォ市のマスコットキャラクターは「しっぽのない猫」になってます(笑)
ちなみに町にはこれらのケチジョークにまつわる美術品を集めた「ユーモアと風刺の博物館」まであって、毎年ユーモア国際博覧会やジョークの言い合い大会まで開かれているそうです。
なかなか逞しいですね。
日本でアンケートを取ると、大阪が最も倹約家のイメージが強いそうですが、ガブロヴォ市とは商魂の逞しさなんかでも共通しているような気がしますね。
ガブロヴォは工業も盛んで活気があり、また風光明媚な自然も楽しめるステキな街だそうで、コロナ禍が明けたらぜひ行ってみたいですね~。
ここまでお読みくださって、ありがとうございます。