ご縁ある方のお店が先日オープンしまして、その告知をいただきました。
いやー、やはり新しいお店ができる時は、本当にワクワクしますね。
夢が形になる瞬間です。
自分たちは、一食材を通じて新店立ち上げにかかわらせていただく事が多いのですが、 オープンまでのあいだにオーナーさんから沢山の夢や想いをうかがい、そしてメニュー作りを通してそれが形になっていく過程を拝見しています。
それだけに、やはりオープン当日はワクワクし、またお越しになるお客様を見ると、とってもうれしく感じます。
さて、ところで、「このオープンします。」という告知、ちょっと面白いものがありましたのでご紹介。
海外にあります「attic art cafe」というカフェのオープン告知です。
絵の右下に「Comming Soon(もうすぐオープンします)」と書いてありますが、 それよりも面白いのがこの絵。それぞれ、名画を基にしたジョークになっています。
ゴッホの「ひまわり」なんですが、まだつぼみです。(^^) オープン前ですから。
こちらは「最後の晩餐」。まだ誰も座ってません。だってオープンまえですからね!
最後はムンクの「叫び」。
まだ叫ぶ前です。 だってオー(略)
元絵と見比べると、地味に、橋の後ろから歩いてくる二人もいないのが、芸が細かくて良いですね。
■我々の「お客様」は誰なのか?
この告知、「アートカフェ」というコンセプトをうまく活かしていますよね。
やはり、このジョークを見てニヤリとしてくれる人に来てほしい。アートに造詣が深い方に来てほしい。
そういう想いが見てとれます。
どんなお客様でも、もちろんうれしいんでしょうけど、
「この客さんにだけはぜひとも来てほしい!」そういう想いが強いほど、言い換えると顧客のターゲティングがしっかりできているほど、そのお客様への満足度を高める事ができるのではないでしょうか?
「なんでもある靴屋さん」よりも、
「足の大きい人でオシャレがしたい方のための靴屋さん」とか、
「都市部近郊に住む40代以上の女性、ウォーキングが趣味の方のための靴屋さん」
の方が、その「お客様」へ向けたサービスを工夫しやすいですよね。
自分たちのお客様はいったい誰なのか?
誰に一番よろこんで欲しいのか?
そして、そのお客様に最高の満足となるように、お届けができているか?
自分に問い直す、良い機会となりました。(^^)
※上記の広告は一年ほど前に海外のニュースブログで見かけたのですが、どちらのサイトだったか失念してしまいました。(–;) 「attic art cafe」店のサイトと共に探してみたのですが、ググってもアート系のblogで紹介されているページばかりで、よくわかりませんでした。うーむ。