これから2ヵ月間は、卵メニューを増やすと増益します【相場効果】
たまご相場変動契約のお客様へ
向けて書いてます。
これからの2ヵ月半は、
たまごメニューを強化すると
利益が取りやすいかもです。
こんにちは!
たまごのソムリエ・こばやしです。
今年はラニーニャ現象が長引いて
超暑い夏になる…なんて予報が
出ていましたね。
うーん、
猛暑は大変ですが
春夏秋冬がハッキリした年ほど
購買が進んで景気も良くなりがち
…なんてデータもありまして、
コロナからいよいよ脱しつつある
世の中の景気増進になると
いいなあ、と思っています。
さて、今日のテーマは
「たまごの相場」です。
実は連休明け5月中旬~7月は
たまご相場価格が下がりやすい
時期なんです。
昨年は鳥インフルによる
大不足の余波で例外でしたが、
それ以外の過去10年、
この2か月間でいうと
平均して5月に2~3回、
6月にも同程度の相場変動があり、
いずれの下げ、でした。
今年も傾向としては、
夏場に向けてこの時期から、
比較的たまごの相場価格が下がる
可能性が高いんですね。
たまごは
生鮮野菜と似てまして、
冷凍もできない、
輸入もほぼ無いので
短期的な余る⇔足りないで
相場価格が変わります。
毎年たまごの価格は
需給バランスで違いますが、
『季節の変化具合』は
わりとどの年も同じ傾向なんです。
例年より高い安いはあっても、
夏場へ向けた期間は、
下がる傾向となります。
鶏が元気でたまごを産み
羽数が多い時期で、
需要がすこし落ち着くからですね。
ちなみに
一昨年はGW明け~6月末で、
キロあたり―35円の
下落がありました。
ですので、今からのこの時期に、
たまごたっぷりのメニューを
強化すると、
それ以外の時期よりも、
原価が低いため利益が出やすいんです。
煮玉子のバリエーションを考えたり
温泉玉子のトッピングメニューの
強化なんかも、
ちょっと暑い時期の方が
お客様に人気です。
また、統計上で
6月はオムライスが
一年で最も出る月なんだそうで、
ちょうど暑すぎず寒すぎず
の気候がオムライスという、
スタミナっぽくもなく
物足りなくもならない
絶妙メニュー!として
最適なんじゃないでしょうか。
相場的にも有利となると、
ぜひともちょっとこれからの季節で
たまごメニュー選択肢を増やして
お客様に喜んでもらいながら
お店の増益を考えてみられては
いかがでしょうか!?
ここまでお読みくださって、
ありがとうございます。