繁盛たまごメニューの価値は「めんどうくささ」
こんにちは!
たまごのソムリエ・こばやしです。
「モノではなく価値」という
言い方がありますが、
これってすごく大事な要素なんですね。
すべての商品サービスには、
モノと別に「価値」があります。
たとえば、生命保険なら「安心できる」
という価値ですし、
BMWのクルマは「モテる」が
価値かもしれません。
ファミリーカーなら「家族でおでかけが楽しい」でしょうか。
もし、あなたが寝具店に行ったとき
「20万円のマクラ」を勧められたとします。
そんな高いのいらないよ。
3000円ので十分だよ。
なんて思うかもしれませんが、
もし、そのマクラの価値が
「すごく安眠できる」
だったならどうでしょう?
不眠に悩む人なら、
百万円出してもそのマクラが
欲しいかもしれません。
つまり…
「マクラを売るお店」なら、
安いほうがいいよね♪となりますが、
「安眠を売るお店」なら
来るお客様も単価も全然変わってくる可能性があります。
◆たまご料理の「価値」は…
同じように、
飲食店さんにおける
たまご料理の価値を考えてみましょう。
たまご料理って、
「手軽さ」「値段の安さ」かなあ。
そんな風に思っていたこともありました。
そうじゃありません。
たまご料理の価値は、
『面倒くさい手間の提供』なんです。
キューピーさん発行の「たまご白書」によると、
『たまごを食べたいけども我慢している』
その実に4割の人が
「調理をしない」「調理が面倒」「時間がない」
と、家でつくるのが面倒くさいから
という理由を挙げています。
つまり、家じゃ作れない
家じゃ作りたくない
でもたまご料理を食べたい。
そんなニーズがとても強いんです。
であれば、そこを担えるのは
飲食店さんですよね!
そして、
より「面倒で手間がかかりそう」
「家で作れなさそう」なものほど
たまご料理は喜ばれるのです。
すなわち、
飲食店さんのたまご料理が売るのは
「手間と技術」です。
オムライスが原価のわりに
高単価なものが存在するのは
家で作れなさそうだから。
目玉焼きや固ゆでたまごが
そんなに高そうなイメージ無いのは
家でフツーに作れそうだから。
逆に言うと、
家で作れなさそうな目玉焼きは
とんでもなく高いものだってあります。
一万円のこえるメニュー!だってあります。
じゃあ、家で作れなさそうとは
どういうことか・・・!?
は後日ご説明しますね~。
ぜひ、
モノじゃなくて価値で
たまご料理を大人気で
高利益のメニューに
してみましょう!
ここまでお読みくださって、
ありがとうございます。