マネされない繁盛メニューはどう作る!? その②たまごの実力
小さなお店さんの強みは
こんなところにあります。
こんにちは!
たまごのソムリエ・こばやしです。
昨日の続きです。
(マネされない繁盛メニューはどう作る!? その① | たまごのソムリエコラム)
飲食業界にかかわらず、
シェア上位のライバルさんは
新しい商品に対してすぐに
おなじようなものを出す
同質化戦略を取ってくることがあります。
せっかく
何か月も、何年も
考えてきた商品やメニューが
すぐにマネされてしまったら
ガッカリではすまないですよね~・・。
じゃあ、どうすれば良いかというと
1つ目は「先行」、そして
2つ目は「独自化」つまり
ぜったいマネできない方法で
ヒットさせてしまう。
です。
できるけどやりたくない
も含まれますね。
ライバルさん大手さんの
「やりたくない」にも
いろんな種類がありますが、
たとえば「立地」であれば、
山奥の一軒家でオープン
一人一人友人になるレベルで
顧客化してリピートで繁盛する
なんてお店は、
大手企業はやりません。
横展開できないので
多店舗できず
大きな売り上げに
ならないからですね。
とはいえ、
こんな方法だと自分達だって
成功できるかどうかには
リスクがあります。
そこで、今のお店さんで
いちばん変えやすくて
しかも!
大手ライバル企業の
やりたくないことが、
食材の差別化
の打ち出しです。
意外に思うかもしれませんが
大手飲食チェーンは
食材のこだわりを出すのを
嫌います。
それは、供給のリスクがあるから。
たとえば「吉野家」さんのサイトを
見ると、メニューのこだわりや
製法のこだわりは書いてありますが、
食材のこだわりについては
ほぼ書かれていません。
これは、
全国で1200店もの店舗があるため、
もしこだわり銘柄の食材を使うと、
その食材が足りなくなった場合
ダメージが大きすぎるからですね。
丹波産黒豆使用とか
イベリコ豚使用、なんてまちがっても
怖くて打ち出せないわけです。
ですが、
数十店舗以下の飲食店さんだと、
そのあたりの懸念は下がりますから
いろんな銘柄でこだわり食材を
活用することができます。
これは、
九条ネギとか魚沼産コシヒカリとか
ブランド産地食材だけじゃありません。
「大手ライバルができない
やりたくない」という観点で
考えると、ほかにも
た~くさんあるんです。
「歩いていける距離で
採れた野菜です」
「地元の学生さんと
一緒に考えました」
「この町のヒトのためだけ
に作りました」
「仲良くなるために、
スタッフがめっちゃ
個人名とキャラを
出してます。」
「自分たちで食材を採ってます。」
などなど・・・
いろいろありますよね。
たとえば
四国で多店舗展開するうどん店
山のせグループさんは、
スタッフさんみんなで季節になると、
山のゆずを狩って、
メニューに入れています。
こんなのも、
大手飲食チェーンさんでは
供給上まずむずかしいですよね。
◆たまごは特に優秀な差別化食材
そしてそんな中でも
たまごは
かなり有効な
差別化食材です。
ハッキリ美味しさの差が
分かるレベルのこだわり卵を
メニューに使用しても
コストでは
一般的なたまごと比べて
一個あたり数円差で
おさまるケースが大半です。
あまりコストをあげずに
お客さんに喜んでもらえて
大手ライバル店ができない。
・・・理想的な食材なんです。
ぜひ、あなたの繁盛づくりに
同質化戦略対策もしっかり
してみませんか。
ここまでお読みくださって、
ありがとうございます。