あなたのお店の「当たり前構文」「まるで・ような構文」は宝の山
あなたのお店の「あたりまえ」
実はすごい魅力だったり
するかもしれません。
こんにちは!
たまごのソムリエ・こばやしです。
急成長中の洋菓子メーカー・シャトレーゼ。
その売り場の伝え方が
なかなか面白いんですよ。
あなたのお店の繁盛メニューの
伝え方に、きっと活用できます。
①当たり前構文を活用
よく考えたら当たり前だけど
すごく魅力的
という表現があるんです。
たとえばドトールの
「バター香るフレンチトースト」
バターと牛乳と卵を使わないと
フレンチトーストになりませんから
よく考えると「バター香る」のは
当たり前なわけです。
ですが、お客様には
ただの「フレンチトースト」よりも
ずっと魅力的です。
そして、シャトレーゼにも
「バターが香るクロワッサン」
という商品が。
クロワッサンって
原材料の3分の一がバターなんですよ。
バターの香らないほうがレア。
バター香るのは「あたりまえ」なんですが
やっぱり魅力的な文言ですよね。
あなたのお店でも、
ただの「オムライス」よりも
「バター香るオムライス」
「バター香るスクランブルエッグ」
「バター香るフレンチトースト」
なんてバターだけでも言えるわけで、
たとえば他にも
「たまごにじっくり浸したフレンチトースト」
とかもアリなわけです。
中華料理店や和食店だって、
「だし香る濃厚煮玉子」
なんて方が
魅力的に伝わるんじゃないでしょうか。
あと、シャトレーゼには
「契約農場のたまごプリン」
という商品がありますが、
これもよく考えたら当たり前?
と言えるかもしれません。
ウチの取引先さんも、
あなたのお店でもフツーに
言えるんじゃないでしょうか。
なかなかいい表現です。
②「まるで」「ような」構文がすごい
この2つのキーワードって
すごい武器なんですよ。
「まるで牧場で飲む牛乳のような
スッキリとした自然なコク」
「まるでしぼりたて」
と店内に書かれてまして、
『まるで』ということはつまり
「牧場で飲む牛乳」じゃないし、
「しぼりたて」じゃない
ということ・・・!
うまい表現だなぁ。
そして、アイスクリームには
「絹のようなとろけるくちどけ」
なんて書いてありますね。
この「ような」もステキな
キーワードの武器だと思うんですよ。
◆納得性のある魅力にはどんどん使おう!
もちろんこの
「当たり前」「まるで・ような」
はもろ刃の剣でして、
食べてみて
「そうかなぁ・・・?」
「フツーじゃん。」
と思われてしまうと
逆にマイナスになることも。
「たしかにしぼりたてみたいだ!」
・・・と言われるような、
それだけ商品に魅力があって、
そこに納得してもらう必要があります。
シャトレーゼではそれだけ自信がある
とも言えます。
あなたのお店でも、
料理の魅力にたとえ
あなた自身が「あたりまえ」
と思っていても、
お客様にとって感動になるところが
ぜったいあります。
それを一番知っているのは
あなたのお店のファンの方!ですよね。
ぜひ、お声を聞いて、
「当たり前」「まるで・ような」構文に
してみてはいかがでしょうか!?
ここまでお読みくださって、
ありがとうございます。