ウイルスに負けない!がテーマのたまご料理
こんにちは!たまごのソムリエ・こばやしです。
本日は、コロナウィルス禍中での「卵白」を前面に打ち出したお店の玉子料理メニューについて。緊急事態宣言でそれどころではなく大変な状況のお店も多いかと思いますが、保存性良くお弁当にも向いていますので、一つのアイデアとなりましたら幸いです。
〇抗ウイルス作用がある!?すごい卵白成分とは
卵白の成分「卵白リゾチーム」という酵素には、抗ウイルス作用がありインフルエンザウイルスなどが増えるのを抑制します。見て頂いたら分かりますが、風邪薬にも入っている成分ですね。東京海洋大学とキューピーの共同研究では、加熱変性させた卵白リゾチームによて、新型ノロウイルスやA型肝炎ウイルスの不活性化にも効果ありとの結果も出ています。
たとえば、お客様に少しでも元気を出してもらうためにも、卵白をたっぷり使った玉子料理でこんな応援メニューはいかがでしょうか!?
・つくね等のメニューで黄身だけ使っていて余る卵白…
・パンなどで卵黄を使用したあとの卵白…
聞き取りをしていますと、意外と人気メニューの関係で白身が余っていらっしゃるお店様はあるようです。
黄身よりも余りがちな卵白を、この際元気になる打ち出して活用してみませんか!?
卵白は菌にも比較的強く、お弁当などの料理にも適しています。
〇卵白料理は数年前から人気メニューになっている
そして、例えば米国では国のヘルシー対策にのっとって、低カロリーな白身料理が普及してきています。
数年前にはファーストフード業界がこぞって白身だけ玉子の新商品を出す卵白料理ブームもあり、卵白が大人気となったこともあります。
洋食を中心に、意外と卵白のみを活用する新しい料理ノウハウが蓄積されつつあります。
ぜひメニューとしての活用、
そしてお客様を元気づけるメッセージのメニューとしてご一考くださいませ。
ここまでお読みくださって、ありがとうございます。