たまご料理の呼び方を変えてみよう
こんにちは!たまごのソムリエ・こばやしです。
「となりのトトロ」は
中国語で「龍猫」というそうです。
なんだかカッコいいですね。
卵は世界に3万のレシピがあると言われますが、
それくらい、あらゆる国で料理されています。
「たまご料理」って、ともすれば家庭的・平凡な料理というイメージで受け取られる事があります。
でもお店でメニューとして出すならば、少しでも特別感のある印象を持ってもらいたいですよね。
そこで、世界の「たまご」の呼び方を活用してみるのが、カッコよくて面白いのではないでしょうか。
例えばアメリカでは2つ黄身目玉焼きの事を「スネークアイ」と呼びます。
これサイコロのゾロ目「⚀⚀」と同じ呼び方でして、縁起の良い名前だったりするそうです。
ちなみにインドではブルズアイ(牡牛の目)、ドイツではシュピーゲルアイ(鏡の目)です。
「たまご」は世界でどう呼ばれているのかというと、
〇「たまご」各国の呼び名は…
ドイツ - アイ
フランス - ウッフ
中国 - たん
ポーランド - ヤヤ
インドネシア - トゥルゥル
インド(タミル語) - ムッタ
ケニア(スワヒリ語) - ヤイ
エスペラント語 - オーヴォ
個人的にはインドネシアのトゥルゥルがかわいらしい響きで好きですね。
例えば…玉子料理メニューでインドネシア風スパイスを使って「トゥルゥル焼き」みたいなかわいらしいメニューのネーミングに
なんてのもステキじゃないでしょうか(ちなみに目玉焼きは「トゥルゥルゴレン」)
エスペラント語のオーヴォ、文字で書くと「OVO」となりまして、なんとなく卵っぽくって好きですね~。POPメニューなど表記映えするなと感じます。
お客様にもちょっと違ったイメージを持ってもらえるかもしれません。
そういえば、中国語でスクランブルエッグは「ジンタン」ですが、タミル語の「ムッタ」とそれぞれ、映画化もされた大ヒットアニメ・漫画の主人公の名前ですね。
ぜひ卵とコラボして欲しいですね。
メニューイングの際に、ご一考くださいませ~。