たまご料理は「副菜」でこそ収益になる
こんにちは!
たまごのソムリエ・こばやしです。
我が子が生まれたときのこと
やっぱり、
ちゃんとセオリーを考えて
名前をつけなくちゃいけない。
そう思いまして、
「名づけの本」を買いに
書店に行ったんです。
驚きましたねェ。
なんと棚一角がまるごと
「名づけ」のジャンル。
めちゃくちゃ本がある。
「画数」とか「風水」?なんかで
名前って選ぶんだろうなぁ…
くらいのイメージでしたが、
なかなかどうして、
そんなレベルははるかに超えた
細分化がなされていまして、
中には「次男のための命名本」や
「生まれてから赤ちゃんの手相で決める命名本」
「東大に入る名前の命名事典」
なんてものまであって
とにかくニーズの細かさに驚いてしまいました。
まさか息子の名づけに悩む前に、
たくさんの命名本の中から
「決め方」を選ばないといけないなんて…
これ、どれも、
刺さる人には
すごく刺さるんでしょうね。
上記の「次男の名づけ本」なんて、
見かけたのは長男の生まれた時でしたが、
その後7年経って
次男が生まれた時に
「そういえばあったな…。」
って思い出しましたもんね。
なんでこんなことになっているのかと言うと
要するに、
ニーズが多様化しているからですよね。
子供が生まれる、
というのは同じ事象でも、
『元気に育ってほしいな。』
『東大に行くくらい秀才になってほしいな。』
『スポーツ万能になってほしいな。』
・・・
いろんな親御さんの想いがあるわけです。
その想いが名づけに反映されるのですから
その名づけの「根拠を決める本」
の細分化にも影響するのは
当たり前のことかもしれません。
「たまご料理」に求めるモノも
お店によって違います。
あまりにありふれた食材なので
いろんな料理が作れるわけですが
たまごを使う「目的」は、
お店によって違います。
たとえば、
僕の手元に「副菜の鬼」(主婦の友社)
という本があります。
その表紙には2品の料理写真が
載ってますが、
どちらもたまご料理。
つまり、たまごは「副菜」として
とても優れている
…という発想ですね。
その通りです。
たまごって、メインの食材
となるなら意外と頼りなくって
朝食のほかに主菜となって
皆がイメージできるのは
オムライスか親子丼くらいかもしれません。
でも、
「もう一品」
と考えると
すごいバリエーションがとれる
万能食材なんですね。
また、メニューイングでの
ターゲット応用もしやすくって
例えばお客様との打ち合わせで
「あなたのお店のメイン客ってどんな人ですか?」
って聞いた時に
「40代女性です。」
「家族連れです。」
「年配の男性が多いかなぁ。」
たいていの場合で
ちゃんとそのターゲットに合った
粗利の取りやすい
人気メニューが
たまご料理で作れます。
たまごメニューの「多様性」が
お店の細かな細分化に
対応しやすいんです。
これこそが、
現代の飲食店さんにとっての
たまごの大きな強みなんですね。
➀まず自分の「お店のお客さん」を細かく決める
②たまご料理で、そこにあった料理ができる
これが、あなたのお店の収益構造を作り出します。
ぜひご一考を。
ここまでお読みくださって、
ありがとうございます。