インパクトの強い表現を「おいしい」につかう3つの方法
美味しいのになぜ売れないのだろう?
って思う事ってありますよね。
伝え方にちょっと工夫ができれば・・・
こんにちは!
たまごのソムリエ・こばやしです。
こんなニュースがありました。
『中国が約1兆ドルかけて製造・運用する「人工太陽」 太陽の5倍高温なプラズマの維持に成功!』
すごいですね。
いや、内容じゃなくって、
この見出しの「圧」がスゴイくないですか
『一兆ドル』『人工太陽』
『太陽の5倍高温なプラズマ』
これ見ると
「なんか分からないけど
とんでもないことをやってそう。」
って思いますよね。
そういえば、
先週封切りとなった
映画「怪獣のあとしまつ」
前評判のワクワクほどには
面白い内容じゃなかったようで、
ガッカリ感の大きかった怪獣ファンや
一般の方から強くバッシングされていますね。
ただ批判されているだけじゃなくって、
「令和のデビルマン」や
「世紀の駄作」とか
「歴代最低!」みたいな
『どれだけ強いワードで批判できるか』
みたいなインパクト表現競争となって
内容そっちのけで
エスカレートしています。
こういった、印象に残る『強い表現』は
もしうまく応用できるなら
とても効果があると思います。
たとえば、たまご料理でいうならば、
英語ならあそび言葉に
「エッグセレント!」
みたいな表現があります。
これは、「エッグ」と「エクセレント」が
掛け合わされた洒落言葉で、
エクセレントは「超ステキ」
「100点満点でステキ」
みたいな意味なので、
表現としてかなり強い部類に入ります。
「eggcellent soufflés pancak」
(エッグセレント スフレパンケーキ)
というレストランがニューヨークにありますが、
意味合い的には「俺たち超スゴイんだぜ!」
っていう強い自負を感じます。
たまごはともかく、
メニューの美味しさを伝える
「強い言葉」をかんがえるなら
➀ジュワー!ザクザク!など音に訴える強い言葉
②肉厚!ぎっしり!など質感の強い言葉
③「ごはん一升炊いておいてください!」みたいな食べた実感の表現
こんなのがありますね。
とくに③は、
料理系YouTuberの皆さんや
Twitterなどで発信している
料理研究家さんは、総じて
めちゃくちゃ上手いです。
「もうね、年とって死ぬまで麻婆豆腐これだけ食べていられますよ。」
なんて、表現「うわ~、美味しそう」って思うのと
「それは言い過ぎだろ!(笑)」
のギリギリをとらえるその感性
すごい方がたくさんいらっしゃいます。
ぜひ、メニューの美味しさを伝えるきっかけに
参考にしてみてください。
個人的には料理研究家リュウジさんの
youtube動画の「美味しい!」表現は
「よくこんなの思いつくな。」というレベルで
面白い語彙で、好みです。
ここまでお読みくださって、
ありがとうございます。