小林ゴールドエッグ

ソムリエ日記 SOMMELIER DIALY

飲食店さまへ 記事一覧

こんにちは!

たまごのソムリエ・こばやしです。

 

ありがたいことに、

僕たちのこだわりたまごをご採用いただき、

美味しい料理として使っていただいております。

 

さらにうれしいことに、

メニューやPOPなどで、

たまごの特徴や産地、こだわりどころを

PRしてくださっているお店もございまして、

ホントたまご屋冥利につきます。

 

ですが、

そもそもお店でお伝えいただく目的は、

 

食べて頂くお客様に

料理を食べる際に

よりワクワクしていただく

よりハッピーになっていただくことです。

 

食材としての

「たまご」のこだわりは

伝え方にによっては

『逆効果』になることもあります。

以前、当社のお客様へのアンケートで聞いた、

卵のメニューアピールで受けるものとそうでないものをお伝えします。


〇伝わるとウケるもの

・黄身のアップ写真

黄色の「丸」はちいさくてもすごく目立ちますので、

メニューでのシズル『写真』としてのPRは

すごくオススメです。

メニューだけじゃなく来店誘導の看板でも

卵の黄身写真はすごく効果がありますので、

ぜひ黄身写真のメニューをなければ作る!

くらいのノリでも良いんじゃないか

そうおもうくらい効果アリです。

 

・産地の風景

ニワトリさんが写っている写真じゃなくて

農場の周りの雰囲気

その土地の雰囲気などが

意外と喜ばれるようです。

・飼料について

これは飼料に配合する

鳴門金時さつまいもや

スダチ外皮の乾燥シーンですが、

 

こういったものを

美味しく食べて育っている!

そんなイメージは、

料理を食べるお客様に

意外とウケが良いようです。

 

・あなたの感想(料理人さんの感想)

「料理人さんの率直な感想に惹かれる」という方が、多くいらっしゃいました。

「料理」はもちろんお店でおススメされるわけですが、

 

野菜、たまご、お肉、

旬のきのこ‥‥‥、

そんな素材の良さを伝えて下さる場は、

食べるお客さまの

なによりのワクワクにつながるようです。


僕たちは、お客様のお店で僕たちの取り組みをご紹介いただけるんて、ホントどんなカタチでも望外の喜びです。

でも、せっかくご紹介いただけるんであれば、

最終の食べてくださる

お客様にとっての幸せに、

より近い方がうれしいですね。

 

「情緒的価値」なんて言葉もあります

たまごそのものの品質だけでなく、

あなたのお店の世界観やカッコよさの一つとして、

価値を感じて頂ける伝わり方を、

ぜひご提案していければと思います。

 

あわせて「お店で伝えると意外とマイナスになるもの」

をお伝えしようと思ったのですが、

長くなりましたので次回に続きます!

 

ここまでお読みくださって、ありがとうございます。

カテゴリー | ソムリエ日記 , 飲食店さまへ 2021年10月14日

こんにちは!

たまごのソムリエ・こばやしです。

 

芸能人のCM

昨年のギャラ№1は綾瀬はるかさん

一本7000万円だそうですね。

う~ん、すごいですねぇ。

 

それだけ払っても、

費用を上回るスゴイ宣伝効果があるんですね。

 

あなたのお店の宣伝や

僕たちのような中小企業のPRにとって

 

とても私達に手が届くものではありませんが、

ほぼ費用をかけずに

有名人ネームバリューを活かす方法があります。

 

それは、

「歴史上の人物」の活用。

すでに亡くなっている歴史上の偉人は、法的には肖像権はありません。

 

また、歴史上の偉人の著作物

たとえばレシピとか手紙などは、

著作者の死後70年経てば著作権が切れます。

 

たとえばうまくエピソードを活用すれば、

あなたのお店のメニューに深みを与えたり

伝統感を演出したり

そんなメリットが出せます。

 

たとえば…本日は「音楽芸術の日」です。

来月には「オペラ記念日」

12月には「音の日」があります。

関連した『音楽家』にちなんだ卵メニューの活用も、面白いんじゃないでしょうか。

 

その1:モーツアルトの目玉焼き

モーツアルトさんは、

誰かのお家にお呼ばれしたときは、

必ず6玉を頼むほどの、超めだま焼き好きでした。

 

今も4玉以上の黄身の目玉焼きを

「モーツアルト風めだま焼き」と呼びます。

 

さすがにそのまま用意すると

食べきれませんので、

 

小卵で黄身3個とか

企画向けに特別選別した卵4つとか

『うずら卵』で黄身6個、

なんてのが面白くておススメです。

 

その2:天才音楽家で美食家ロッシーニのオムレツ

ロッシーニさんは、グルメが高じてレストラン経営までやった天才音楽家。

24歳で名作『セビリアの理髪師』で名をとどろかせ

37歳で生涯を代表する名作『ウィリアム・テル』を書き

44歳でスッパリ引退してレストランを建て、

76歳で死ぬまで旨いものだけを食べてすごした、

なんともうらやましい方です。

 

「ロッシーニ風」

というトリュフとフォアグラを使った

贅沢オムレツやスクランブルエッグが有名です。

すっごく贅沢感があって、メチャウマです。

 

その3:ベートーベンのトロトロ卵とパンがゆ

意外とグルメな方で、

たまご料理も好きだったようです。

新鮮卵じゃないと

怒って壁に投げつけた

そんな鮮度こだわり派なエピソードも残っています。

ライ麦パンと卵のトロトロスープが大好きで良く食べたとのこと。

 

いかがでしょうか!?

考えようによっては、綾瀬はるかさんよりもよほど知名度の高い方々です。

ぜひ、お店のワクワクに歴史を感じるたまごメニューでひと花そえてくださいませ!

 

ここまでお読みくださって、

ありがとうございます。

 

※比較的近年の方は、死後に遺族や財団が著作権を管理している場合もありますので、写真など人と場合によって注意が必要です(マリリンモンローさんとか)

カテゴリー | ソムリエ日記 , 飲食店さまへ 2021年10月5日

本日はご飲食店さま、洋菓子店さま向けに書いています。

たまごの見直しがなぜ利益につながるのか、がテーマです。


こんにちは!

たまごのソムリエ・こばやしです。

 

緊急事態宣言

月末まで伸びそうですね。

ざんねんな半面、

「妥当な選択だ。」という

意見が大勢なようです。

 

経済との天秤、むずかしい2択

 

さて、

マイケルポーターさん、

という経済学者がいまして、

あなたや僕の「商売」について

こんなことを言ってます↓

 

お店で繁盛させよう、

あなたの商売を成功させよう

と思ったら、

やることは「2択」だと。

「安く作って安く売る」か、

「高品質で他社とちがうものを売る」

このどっちか。

 

ようは、

安くてまずまずのものを沢山か、

コストかけて良いものちょっとだけを売るか。

ということです。

 

あなたなら、どっちを選びますか?

 

ホントのところ、

「やすくてたくさん」

なんて、大手企業じゃないとムリ、

ですよね~。

 

中小としては、

「高品質でちょっとだけ」

しかないんです。

 

でも‥‥‥そこに

落とし穴があります。

 

それは「仕入れ」です。

 

美味しい料理!

ステキなサービス!をして、

 

全国チェーン店より高いけど

ファンがついてお店は繁盛

 

でも…

高く売れても

高いコストがかかったのでは、

結局もうけは少ないんです。

 

たとえば帝国ホテルでは

一杯1600円のコーヒーを出していますが、

その原価、

人件費、

設備費が高ければ

それでもぜーんぜん儲からないわけです。

 

ちなみに

コロナ禍のせいもありますが、

利益は148億円の赤字だそうです。

 

つまり、あなたのお店で売る

「価値」と

仕入れた「原料代金」の

差を大きくすること

 

これが超重要になります。

 

〇たまごの大メリットは「利益」

そして、

「たまご」は『原価』と

料理になったときの『価値』のあいだに

大きな差を生み出せる

「利益提供食材」です。

 

根拠は2つあります。

 

第一に、

たまごは他の食材とくらべ、

仕入れ値段が安いめなわりに

お客様は、

「たまご料理って調理がむずかしくって高い料理だよね。」

っていう思い込みがあること。

第二に、

卵そのものにかなりこだわっても、

一食あたり、

一個あたりの単価にすると、

数円の差しか、コストアップにならないということ。

 

ほら、たとえば「A5ランク和牛を使おう。」

なんて言ったら、

すごいお値段の仕入れになるでしょう?

 

でも、「伊勢神宮ご奉納の『あわそだち卵』を使おう。すごい品質だ。」

なんて思っても、さほどランチのお値段にコストが乗ってこないわけです。

「差別化になるたまご」を

使った時こそが、

うみだす料理の価値の上昇と

仕入れ値段の上昇幅のあいだに

いちばん大きなをつくれます。

 

差ってのは、すなわち「利益」です。

 

「利益」という視点でみると、

たとえば

ふだん1000円のランチを、

1500円の特別メニューにしたい

 

美味しくなって

100円コストが上がる

こだわり和牛肉と

 

同じくらい

美味しくなって

10円コストが上がる

おいしい卵

 

ぜひとも、

たまごのメニューを

さきに見直すべきですね。

 

ぼくも以前は

そんなことに気づかず、

とにかく売上があればいい!

なんて考えて

 

月数百万の売上

利益は3千円…

なんて仕事を

満足げにやってたこともあります。

 

美味しいものをつくって

喜んでもらって

高利益!を

ぜひいっしょに選んで

まいりましょう!

ここまでお読みくださって、

ありがとうございます。

カテゴリー | ソムリエ日記 , 飲食店さまへ 2021年09月10日

今日は、美味しい表現を後押しするツールを紹介します。


こんにちは!
たまごのソムリエ・こばやしです。

息子達の夏休みが終わりまして、
昨日より学校へ行ってます。

 

ギリギリなってようやく
読書感想文やレポートなんかを
やっておりまして、
なにやら自分の頃を思い出しました。

 

そういえば、ピース又吉さんが

「読書感想文を
楽しく書くヒケツ」

を語った内容が話題ですね。

 

登場人物になりきって
その目線で書いたり、
自分がたのしい書き方で書くべき
とのことで、なるほどです。

 

ボクも作文は

大の苦手でしたが、

今はこうして
毎日ブログを書ける…

 

「書く楽しみ方」の
おかげかもしれません。


若い頃読んだ、たしか
「サントリーの嗅覚」という
本だったと思いますが、

 

ウィスキーづくりに携わり
3万種類の匂いをかぎわける、
スーパーブレンダーさんの
お話が載っていました。

気づきの多い内容でしたが、
その中で

「3万種類の香りを
かぎ分けようと思ったら、
頭の中に3万種類の“語彙”
がないといけないんです。」

というような事を
おっしゃっていまして、
すごく印象に残っています。

 

「とにかく修練のみだ。」

とかじゃなくて

「言葉」が必要

だと。

 

なるほど‥‥‥
考えてみれば
そうですよね。

 

たとえば
「甘い」
しか単語をしらなければ、

アタマの中で
味を分ける際に
せいぜい

「ちょっと甘い」

「チョー甘い」

みたいな区別しか
できないですよね!?

 

『この味は、
舌の上に甘い蜜を滴らせる
花がいっぱい咲き乱れてる
感じだ。』

みたいに、

ニュアンスの違いを
自分の心の中で
『多彩な表現で規定』して
おかないと、
「味の分類」ができないんですね。

 

たくさんの本を読んで
「言葉」を増やさないと
味の違いが分からない

 

もしかすると、
美味しい料理を作るヒケツは、

『ステキな文学を
たくさん読むこと』

なのかもしれません。

 

また
味の区別のためだけじゃなく
お客様に
「食べたいなあ。」
と思っていただくよう
メニューやサイトで
表現するのに

美味しさを伝える表現力
は必要です。

 

3万の語彙は時間がかかりますが、
この『他人への伝える方法』なら
スグにでも何とかする方法があります。

これは
「おいしさの表現辞典」(東京堂出版社)
という本ですが、

いろんな文学書の中の
「おいしい!」
を表現する言葉が
食材別に分類されているんです。

たとえば、たまご料理でしたら、

たまごかけ【こつんと小鉢に割って、醤油を落とす。なつかしい香り。むらさきに透きとおっている。叢雲の感じにさっと混ぜ、ごはんにかけてすすりこむ。ふた口めでおいしさが湧きあがってくる。】(向笠千恵子・日本の朝ごはん)

すし【はだかの肌をするする撫でられるようなころ合いの酸味に、飯と、玉子の甘味がほろほろに交じった味わいがちょうど舌いっぱいに乗った具合―】(岡本かの子・鮨)

秋のきのこ料理でしたら、

マッシュルーム【舌ざわりは滑らかで心地よいものに変わり、かくれていた香りが立ってきて、深みのある味が生まれてくる。】

 

うーん、
ステキな表現ですね~。

 

あなたのメニューのおいしい魅力を
お客様に伝える手段として、
ご参考にしてみてはいかがでしょうか!?

 

読書の秋は
もう入り口まで来ています
あなたのお店の繁盛のために、
ぜひ『文豪の手』を借りましょう!

 

ここまでお読みくださって、
ありがとうございます。

カテゴリー | ソムリエ日記 , 飲食店さまへ 2021年09月2日

こんにちは!

たまごのソムリエ・こばやしです。

お出かけする人が

この10年で劇的にやらなくなったこと、

って何かわかりますか?

 

2つあります。

それは、

「待ち合わせ」と

「調べてから外出」です。

 

スマホの台頭もあって、

一か所で待たずとも

ブラブラしながら相手を待てる。

「ハチ公前で5時に。」

なんて待つ必要無いんですね。

また、手元でいろんな情報が検索できますから、

「〇〇を目的に出かける」

よりも、

「着いてから考える・探す」

 

が激増しているのです。

 

ウチのスタッフもそうですが、

映画を観る時ですら

「シネコンに行ってから決める」

という行動原理の人が増えているんですね。

 

同じく、

「とりあえずユニクロに行く」

「とりあえずダイソーに行く」

みたいな人も多くなっています。

 

実感ありますよね。

フードコンサルタントの大久保一彦氏は、

こんな人々のことを「とりあえず客」と

言ってますが、

 

もし、

そんな人たちを

ターゲットにするならば、

 

「たまごのシズル写真」

はめっちゃ有効です。

 

フラッと寄ってもらうには、

目立つ看板や店頭POPがとっっても大事なのですが

丸い黄身の写真は、目を惹きつけるのにすごく高い効果があります。

 

 

ためしに、あなたの近所のスーパーさんに

行ってみればよく分かります。

 

中身と関係無いのに「たまごの黄身」を

パッケージ写真に載せている商品

がたくさんあります。

上の商品は『海苔』です。

卵は入ってません。念のため。

でも、つい見ちゃいません?

 

中には、

「単に黄色いマルを写真に合成しただけ」

の商品すらあります。

わかります?これ、

黄身っぽい〇が描いてあるだけなんですよ。

でもつい目がいっちゃいます(笑)

 

これは、「遠目」にでも

目を惹かせるための

とっても有効な手段なんです。

 

ネット広告でも、黄身を使ったシズルをよく見かけます。

記事の中の小さい写真でも、目立ちます。

こんな風に目を惹くと、お店に

「あら?ちょっと入ってみようかしら。」

となっちゃう、その率が上がるんですね。

単に目を惹くだけじゃなく、

卵の黄身は「食べたい」

という訴求もかなり強くって、

 

メニューに写真付きで載せると

注文数はすごく高くなります。

 

ぜひ、増えつつある

「フラッと寄ってもらう来店客」

の獲得に、

「たまごの黄身写真」を活用してみませんか!?

 

ちなみにボクは以前、

京都で居酒屋さんを探した際、

めちゃめちゃうまそうな

馬肉ユッケの写真に惹かれて

フラッとお店に入ったことがあります。

そのユッケ、かなりお値打ちだと思ったら

うずら卵の黄身+少量ユッケの小鉢」

だったのです。

2人でウキウキしながら注文して、

あまりの小ささにションボリしたのを

覚えています。

 

逆に言うと

こんなことが起こるくらい

黄身の訴求力がすばらしい

ってことかもしれません(笑)

 

ここまでお読みくださって、ありがとうございます。

カテゴリー | ソムリエ日記 , 飲食店さまへ 2021年09月1日

本日はお店の利益アップにつながる3つの食材について。

緊急事態で大変と思いますが、

時間の取れる今こそ!試作のチャンスです。


こんにちは!たまごのソムリエ・こばやしです。

新米の時期になりましたね!

当社の前は見渡す限り

田んぼになってまして、

収穫を待つイネの実りをみると、

ワクワクしますね!

 

我が家の朝ごはんは超のつく米派でして

年に361日くらい朝食でお米を食べてます。

 

モチロン想い入れはあるのですが、

外食さんとの打ち合わせになると、

また別の意味を持ちます。


ご飲食店のお客様と

打ち合わせする際に、かならず

「たった3つの食材がすっごく重要です。」

‥‥‥とお伝えします。

 

それは、

『米・粉・たまご』

 

「粉」とは小麦粉ですね。

米・小麦粉・たまご

この3つは他の食材よりも原価が安く

通年して色んなメニューに使いやすい。

そんな食材です。

つまり、

米・小麦粉・鶏卵の組み合わせで

みんなが注文する

お店の人気メニューができると、

お店の利益率が『飛躍的に』上がります。

 

たとえばあなたが

洋菓子店さんを経営していて、

「フルーツタルトが自慢の店」だとします。

 

フルーツケーキや生菓子は

原価も高く廃棄も比較的多いため、

 

売上は見込めても

高い利益率をめざすなら

思ったよりたくさんの仕掛けが必要です。

 

人気店は、皆さんすごく苦労なさっています。

でも、小麦粉と卵のシンプルな組み合わせ

に近い菓子、たとえば

 

「シフォンケーキ」

……がとても変わっていて絶品!とか、

「チーズケーキ」

がものすごくふわふわ、とか

「カステラ」がもっちり感がすごくて

色味も黄金色、香りが良いとか

 

……こんな評判の人気商品になれば

…僕たちのお客様で言いますと、

とんでもなく利益がでやすい傾向があります。

 

実際売り上げの6割をこんな商品にしぼり

数倍の高収益になった洋菓子店さんもあります。

 

中華料理店であれば、

たとえば「チャーシュー麺が大人気」

のお店は意外と儲かって無いかもしれません。

 

チャーシューって煮込むと縮みますし、

肉の原価だけじゃなく時間も費用も掛かります。

 

働き方改革のご時世、

とくにコストが上がっているんです。

ウチの店って売り上げは高いのに

利益がちょっと少ないなぁ…

…となりかねません。

 

でも、『米・粉・たまご』のうち

「米とたまご」→の組み合わせ

「あの店のチャーハンって

変わっていてすごく美味いよね!」

 

となると、どうでしょう?

比較的原価を抑えやすいため

利益率がだいぶん変わります。

 

実際、こだわりのラーメン店であっても、

チャーハン&ラーメンの組み合わせメニュー

で単価アップや満腹度アップを狙う人気店は

かなり多いかと思います。

 

そこから一歩踏み込んで

『この店に来たら、あの

チャーハンを食べなくっちゃ!』

…までイメージづけと

差別化ができると

もうしめたもんです。

 

洋食店さんなら、

ステーキもイイですが、

「米とたまご」でオムライスですね。

 


〇差別化コストパフォーマンスがすごく良い「卵」

そして、『米・粉・たまご』のうちで、

いちばんメニューの差別化をしやすいのが

「卵」です。

なにせ卵は、

・起泡性(泡立つ)

・熱変性(熱で固まる)

・両親媒性(水とも油とも相性良く混ざる)

・マスキング効果(味をまろやかにする)

・食感滑らかさ寄与

など、色んな機能があって、

メニューで差を出しやすい。

 

更に、ちょっとこだわった卵を使うと、

米や小麦粉の質を上げるよりも、

料理に差が出やすいんです。

 

そして、

最終のお客様にハッキリわかるレベル

の差がある料理になるこだわり卵でも、

 

一食あたりの単価で考えると

さほど大きなコスト増には

なりにくいんです。

 

差の出るたまごの使い方は、

いくらでもあります。

 

米・粉・たまご

 

ぜひ、この組み合わせで

人気メニューを育て

あなたのお店を

高収益のお店にしましょう!

 

ここまでお読みくださって、

ありがとうございます。

カテゴリー | ソムリエ日記 , 飲食店さまへ 2021年08月30日