こんにちは!
たまごのソムリエ・こばやしです。
先日近所のスーパーで
「飲むみかんジュース」
なる商品を見かけました。
飲むみかんジュースって
ジュースだから飲むに決まってるよね。
変わった名前だなぁ
と思ったのですが、
商品を手に取ってみると
「飲む」「みかんジュース」じゃなくて
「飲むみかん」
という商品名のジュースでした。
なるほど・・・
『飲むみかん』(カテゴリー:ジュース)
それならば確かに
差別化の面白い商品ですね。
まるでみかんを食べている
そんなジューシーで
濃厚なジュースだよ!
…というコンセプトなのが
分かる、
想いのこもった名前
だと思いますが、
もしかすると
“売り場表記”でちょっと
損しているんじゃないでしょうか。
あ、でも僕みたいに
「?・・・それって
当たり前じゃないの??」
と思って違和感から
手に取って買ってみる
人もいるわけですから、
むしろ作戦通りなのかもしれません。
さて、
たまご料理でも
ちょっとしたメニュー表記で
出数がガラッと変わる
そんな魅力の伝わり方が
まるで変わる場合があります。
本日はそんなコツを3つご紹介。
その1: 食感を書く
日本人は食感にかなりこだわりがあると
言われます。
日本語の食感に関する語彙は
他国平均の5倍あると言われて
いたりもするくらい・・。
特にたまご料理は、
「とろふわオムライス」
「とろとろの煮玉子」
みたいな食感キーワードを
書くことで、売り上げが
かなりアップします。
当社のお客様では
「とろ~り」を付けただけで
2割近く出数が増えたデータも
あります。
その2:遠方のたまごは田舎感を書く
たまごのイメージには、
ノスタルジー的な田舎要素を
魅力としてとらえる人が多い
というデータがあります。
少し遠方から仕入れている場合
同じ関東圏内など都市部であっても
養鶏の農場は離れているケースが
多いです、のどかなイメージを
打ち出すと、メニューでの
満足度も出数も上がります。
僕たちのたまごだと、
「四国の自然を活かす手摘みたまごを直送してます」
みたいな打ち出しですね。
その3:黄身のシズルを入れる
「黄身」をメニューやシズル写真に
入れることで、これまた2割出数が
増える実績のデータがあります。
日本人は世界有数のたまご好き
なのですが、特に黄身の鮮やかな
見た目に魅かれる人がとても多い
のです。
ほら、上記の写真でも
たまごの黄身に目を惹かれ
ますよね?
ぜひ、ちょっとしたコツとして
知っていただけましたら幸いです。
ここまでお読みくださって
ありがとうございます。