なぜ、鶏は5まで数えられるのか?
トリアタマなんて言われますが、
鶏って実はすごく頭がいいんです。
そこから僕たちが学ぶことは…
こんにちは!
たまごのソムリエ・こばやしです。
研究によると、
ニワトリは5まで数えられるんだそうです。
数字に関しては、カラスと同等
またはそれ以上に賢いんだとか。
面白いですね~。
一般的に、
カラスは「ちょっと頭の良い鳥」
というイメージがあって、
ニワトリは「3歩で忘れる鶏アタマ」
なんて言われる
「バカ」のイメージです。
ぜひニワトリさんの名誉回復
すべきですね。
では、なんで、5まで数えられるのでしょうか?
これは、「補卵性」が関係しています。
補卵性とは、文字通り
たまごを補充する性質のコト。
巣にある卵が
5個以下になると
足りない数を産む性質ですね。
巣に4個しか卵が無いときは、
もう一個たまごを産む。
5個あるときは、産むのをストップする。
3個ならあと2個産めるな…
とカンタンな計算をするんです。
つまり、5まで数えられるのは、
じぶんのカラダで温められる
最大のたまご個数だから。
卵を温めだすと、
ヒヨコに生まれるまで
だいたい3週間かかります。
そのあいだ動けないわけですから
どうせならちょっとでも多く
温められる方がイイわけです。
へー。と思っているあなた。
自分に置き換えてみるとどうなんでしょう。
◆あなたの大事な「数字」は…⁉
例えばお店、商売をしている立場で
自分達の永続性にかかわる数字を
どれだけ把握できていますでしょうか?
ここまでなら会社が維持できる売り上げ
「損益分岐点」っていくらなのか?
ここまでなら維持できる
スタッフの最大人数は…?
大事な数字なのに
いがいと答えられない・・・!
なんてこともあるかもですね。
ニワトリさんの方が
“自分経営”の数字を
よほど把握していると言えるかもしれません。
何かやりたいこと!があったとき
それを成すのに大事な数字を
KPI(重要業績評価指標)なんて言います。
売り上げ達成のための数字が
「ご予約30件」だったり
「インスタ投稿100件」だったりします。
「法人」っていうくらいですから
会社をひとつの生き物ととらえて、
5まで数えるニワトリのように
生存にかかわる数字の把握を
していかなくちゃですね~。
数字大嫌いなので
自分でもキモに銘じます。
ここまでお読みくださって
ありがとうございます。