なぜペンギンの卵は凍らないのか?
こんにちは。こばやしです。
それにしても寒いですね!東京は大雪だとか、お帰りの際にはケガなきようにお気を付け下さいませ。
さて、鶏さんなど鳥類は比較的寒さに強いのですが、そのなかでも格別寒さ耐性の高い鳥といえばペンギンさん。
ごぞんじのとおり、極寒の地、南極に住んでいます。
さて、ここでタイトルの質問。
「ペンギンの卵は、なぜカチンコチンに凍ってしまわないのか?」
お父さんペンギンが暖めているとはいえ、
外気温はマイナス数十度。 地面はヒエヒエです。
もちろん木も生えてませんから、「巣」なんてつくれません。
いくら上から暖めても、これだけ地面から冷やされたんじゃ・・・
大丈夫なんでしょうか・・・?
実はどうなっているのかというと、お母さんペンギン、
「お父さんペンギンの足の上」に卵を産むんです。
そして卵を冷やさないために、ペンギンの足はつま先までフワフワの羽毛で覆われています。
なので、この足の上で卵はあったかぬくぬく、地表の冷たさで凍ってしまうことも無いというわけです。
へー。 なるほど!
・・・・・・。
「じゃあ、温めてるお父さんペンギンは、歩きたいときどうしたらいいの?」
と皆さん思ったかもしれません。
つま先に我が子供である卵を乗っけていたら、歩けない!
どうしたらいいんでしょう・・・。
答えは、
「生まれるまで歩かない。」です。
お父さんペンギンは、子供が生まれるまで60日間直立不動で立っているんです。
すごいですね。 ペンギン父は偉大です。
(参照)雑学おもしろ百科(角川文庫・小松左京)