梅雨のニワトリさん 続き 【鶏は泳げる!?】
こんにちは!たまごのソムリエ・小林ゴールドエッグのこばやしです。
昨日のエントリで、ニワトリさんは雨に濡れても平気、ということを書きました。
これは、羽毛に油を含むため水を弾き、雨に濡れないからなんですね。 これは、白鳥やカモなど、水鳥とおんなじ特徴です。
「エッ!? 鶏って水鳥なの!?」と思われるかもしれませんが、証拠の写真だってあります。
ニワトリさんは、水鳥とおんなじように、泳げるんですね!
普段は砂浴びばっかりしてて、そんなイメージはないですが、やるときゃやる、ってカンジですねー(何が?)
ツバメやスズメ、意外と山野や町中でいる鳥には、濡れるのがダメな種もいます。 雨の間は虫も飛んでいませんし、「濡れない」という能力がさほど必要が無いだけ、とも言えます。
では、ナゼ鶏さんは“防水耐性”があるのか?
数千年前から生き残っている「セキショクヤケイ」という種族であるニワトリさんは、比較的体も大きいため上記の小さい種と異なり雨宿りする場所が少なかったのかもしれません。 一般的に、濡れると体温を奪われるため、動物にとって水は好ましいものではありません。 そういったことが、体を守る油分を羽に付加させた理由ではないでしょうか。
ちなみに鳩も水を弾きますが、羽に脂はありません。代わりに、羽が細かく壊れパウダー状になって雨を弾くんですね。(もちろん水に浮かぶことはムリですが・・・)
ここまでお読みくださって、ありがとうございます。