ニワトリは冬眠しない
こんにちは!たまごのソムリエ、こばやしです。
来春入社予定のAさんから先日、「えぞりすは冬眠しない」という話を教えてもらいました。
エサを貯めておく習慣があるから冬眠の必要がないそうです。
そういえば、ニワトリさんも冬眠しません。
というか、 鳥類はすべて冬眠しないんですね。
考えてみたら不思議ですね。
コレなぜかというと、
「空を飛ぶために、食いだめできない体質になっているから。」
なんです。
たくさん食べて重くなると飛べなくなっちゃうから、というわけですね。
なるほど。 うまく飛べなくなってリスクを増やすより、渡り鳥のように温かい所へ移動するほうが、たしかに合理的で強みを活かしてますよねー。
だったら、飛ばないニワトリさんやダチョウは冬眠できても良い・・・のかもしれませんが、まだそこまでの進化にはいたっていないようです。
ですので、
「冬眠」ってのはそもそも、
『体温を下げて生命活動を休止させる』ことですが、
ニワトリさんは逆に冬でもめちゃくちゃ温かい、ってことなのです。
以前書きましたが、
60年ほど前、
イギリスは「核地雷」という『地面に埋める核兵器』を開発していました。
その際、地面が凍り付くくらい寒い冬でも使えるように、
「爆弾の内部で暖かいニワトリさんを飼っておく」
…というなかなかメチャクチャな仕組みを組み込んでいたんですね!
それくらいニワトリさんは温かいんですねー。
人間よりも高い体温で、
ホカホカふわふわ
産みたてのたまごもホカホカです。
皆さまもお風邪など召されませんように、温かくお過ごしくださいね。
ここまでお読みくださって、ありがとうございます。