小林ゴールドエッグ

ソムリエ日記 SOMMELIER DIALY

鶏さん・鳥さんのコト 記事一覧

たまごのソムリエ・こばやしです。毎日あついですね!

地獄から来た鶏」と異名を持つ生き物がいます。

いや、正確にはいました。

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それは、昨年発見された新種の恐竜で、

正式名は「アンズー・ワイリエイ(Anzu wyliei)」と言います。

体長3.5メートル、頭に雌鶏のようなトサカがついていて鋭い爪と細い足をもっていたようです。

ダチョウに似た足で、かなり速く走ることができたのでは、と考えられています。 そして肉食

ニワトリみたいで、

メッチャ足が速い肉食恐竜。

うーん、こんなのに襲われたらひとたまりもないですね。足がめっちゃ速いのって、ティラノサウルスとはまた違った恐怖があります。

あさってからいよいよジュラシックパークシリーズの最新作「ジュラシックワールド」が公開となります。 私も楽しみなのですが、もし「地獄から来た鶏」アンズーさんも出ているならば、すっごくワクワクするのですが・・・・・・観に行ったときにチェックしなくては!

ちなみに恐竜のDNAは「鶏」と最も近いとも言われており、「ティラノサウルスの子孫はニワトリだ!」なんてよく言われます。 ニワトリDNAからさかのぼってティラノサウルスを現代に復活させる!なんてハナシもあるくらい。 上記の“鶏”異名もあながちヘンではないのかも!?

ここまでお読みくださって、ありがとうございます。

カテゴリー | ソムリエ日記 , 鶏さん・鳥さんのコト 2015年08月5日

こんにちは!たまごのソムリエ・こばやしです。

いよいよ梅雨入りしましたね!

じめじめしていやーなもの、とお考えの方も多いかと思いますが、美味しいお米のためには無くてはならない天の慈雨、なにより田んぼの苗が雨に濡れそぼっているのも風情があってナカナカ良いものです^^

さて、放し飼いのニワトリさんは、当然雨に濡れてしまうのですが、割と平気なんですね。

 

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なぜかというと、羽毛に油を含むため水を弾き、濡れないから。 これは、白鳥やカモなど水鳥とおんなじ特徴です。

ただ、好き嫌いで言うと雨の日はそんなに好きじゃないやつもいるみたいで、雨の日は小屋から出てくるニワトリさんはちょっと少なめです。
平気なヤツも沢山います。
これが、スズメなんかだと、もともと雨をはじくことができませんので、「濡れる=死の危険」ですから、ぜったいに雨宿りします。
ちなみに、濡れても全然ヘイキなのはめんどりさんだけでして、雄鶏は尾羽(飾り羽)が水に濡れてしまいますので、なんというか雨の日はションボリした感じになっちゃいます。(当社でお届けしている放し飼いたまご農場にはオスはいませんが…)
同じ男性(?)として、少し悲哀を感じますね^^;
ここまでお読みくださって、ありがとうございます。
羽毛に油を含むため水を弾き、雨に濡れないからなんですね。 これは、白鳥やカモなど、水鳥とおんなじ特徴です。
カテゴリー | ソムリエ日記 , 鶏さん・鳥さんのコト 2015年06月8日

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こんにちは!たまごのソムリエ・こばやしです。

最近ウチの庭につがいのカラスが居ついています。見えないですが、巣をつくったんでしょうか?

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カラスはとっても夫婦仲が良いのだそうで、二羽で目撃されることがとても多いのだとか。

ほほえましく思いながらも、巣が近くにあって子供が攻撃されてもイカンしなー・・・とちょっと悩み中です。

さて、たまご屋なので卵の話をすると、カラスのたまごはその漆黒の体からは想像もできないちょっとキレイな色なんですね。 うすい青色のベースに黒目のもようがついているかんじで、なんというか、青色大理石みたいです。

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味は・・・食べてみたことあるよ!と言う方にお聞きしたことがあるのですが、ちょっとおススメはできない風味なんだとか。

たまごの風味は親鳥さんが食べている物にも大きく左右されますので、山奥に住んでいるのと都会でゴミをあさっているのとではたぶん味が変わるんじゃないかとは思います。 ちなみにカラスはワシやタカと同じ捕食性の鳥で、ハトなんかも襲うそうです。徳島は田舎なので、ゴミよりも他の動物を捕まえる方が多そうです。

教えるとオウムのように人語もしゃべるそうですし、普段のイメージとは卵から成鳥までかなりかけ離れているんですねー。面白いです。

ここまでお読みくださって、ありがとうございます。

カテゴリー | ソムリエ日記 , 鶏さん・鳥さんのコト 2014年06月19日

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こんにちは!たまごのソムリエ・こばやしです。

梅雨で徳島は連日小雨が続いております。涼しいのは良いことなのですが、朝などは予期せぬ冷え込みがあってビックリすることも。

さて、人間の体温は36℃から38℃程度ですが、ニワトリさんは41℃から42℃。ちょっと高いんですね。人間だったら死んじゃうくらいの体温です。

なので、触ったらかなり温かいんです。ふかふかして、なかなか気持ちいいんですよ。

ぜひ機会あれば、もふもふしてみてください。(^^)

(参考:牛乳とタマゴの科学)

カテゴリー | ソムリエ日記 , 鶏さん・鳥さんのコト 2014年06月18日

こんにちは!たまごのソムリエ・こばやしです。
「オレらをナメたらいかんぜよ!」
・・・・・・と言ってるような“鳥さんの逆襲動画”を御紹介。
こちらが鶏さん↓アチョー!な子供がカワイイ!

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そして、こちらが・・・ガンかな?カモかもしれません。親は強しですね。

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ちなみに鳥類最強とも言われるのが、「ヒクイドリ」。

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キックがすんごいのだそうで、油断してると飼育員さんを蹴り殺すこともあるようです。これはオッカナイですねー。(^^;)

獰猛なニワトリさんは「動物のお医者さん」という漫画でも登場していましたが、鶏サンは特にオスの場合発情期を経て獰猛になる事も多いようです。 この場合、しつけることはほぼ不可能で、叩くなどの“調教”をしようとするとますます狂暴化、餌を少なめにして弱らせようとしても空腹になった時点で狂暴化して逆効果になっちゃうようです。

のびのび育った雌鶏サンは良く懐いて優しいんですけどねー。ここまでお読みくださって、ありがとうございます。

カテゴリー | ソムリエ日記 , 鶏さん・鳥さんのコト 2014年05月31日

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こんにちは!たまごのソムリエ・こばやしです。
鶏は3歩あるくと物を忘れる」なんて言葉があるくらい、鶏サンはアタマが悪い代名詞となっていますが、実はけっこう賢いんですね。

さて、卵を産む鶏サンには「補卵性」という性質があります。これは、「巣で温めている卵が減っちゃうと、また新しいものを産む」というもの。 つまり、たまごをソーッと人間が獲ってしまうと、「あれ!?足りないな。」と数えて差分だけ産むってことです。

その時に判断できる数が、だいたい「」まで。

つあった卵の数がつになると、ひとつ産みます。でも6個あると、一つ取っても産まない。気づかないんです。 逆に巣に一つもない(ゼロ)だと、これまた産まなくなっちゃうこともあるようです。 このあたりが「どれだけ沢山たまごを取ることができるか。」というウデの見せ所でもあったようで、むかしむかしは偽卵」という陶器や木で作ったたまごを巣にひとつ入れておくことで産卵を促しコントロールする工夫もなされていました。

◆カラスとおなじくらい賢いかも・・・?
「鳥は数を数えられるか?」という研究は深くなされているようで、たとえば宇都宮大学など、様々な研究室でカラスの知恵について研究報告がだされています。

これらの研究によると、カラスが数えられる数も4から5、訓練によって7つまで数えられるようになったという報告もあります。

賢い鳥」の代名詞カラスさんと「おバカ」の例で挙げられるニワトリさんが、算数の面では同等のカシコさである・・・・・・というのもナカナカ興味深いですね(^^)

ここまでお読みくださって、ありがとうございます。

(参照:牛乳とタマゴの科学-講談社)
(参考:カラスはなぜ賢いのか | 日経サイエンス) 

カテゴリー | ソムリエ日記 , 鶏さん・鳥さんのコト 2014年05月27日