食品を「黒」で売れ!<黒い中華まん対決>
こんにちは!たまごのソムリエ・こばやしです。
黒い食品のイメージが、この10年で激変しています。
コンビニチェーン2社から、この秋に「黒い中華まん」がそれぞれ限定販売されているのをご存知でしょうか?
一つはサークルKサンクスから既に販売されている、世界的ロックバンド「KISS」とのコラボ、「激辛チリトマトまん」です。
おお、黒と赤で、なるほどKISSの持つ「地獄イメージ」がありますね!
そして、来月11月5日に発売開始のキン肉マンとのコラボ、「ウォーズまん」です。
こちらは作者の「ゆでたまご」さん監修、中身はブラックカレーと徹底した黒へのこだわりっぷりです。
しかし、どちらもオッサンキラーな企画ですねェ・・・(^^;)
KISSもウォーズマンも比較的ちゃんと「わかる世代」な私としては、なかなかうれしい傾向です。
◆黒い食品 → 昔と全然違うイメージに変化
元来、「黒」は食品にはあまり用いられていない色だったのですが、ここ10年で「黒色は健康イメージ」という認識が強くなっており、黒を基調とする食品が増えています。
キッカケは2003年の「黒豆ココア」ブームで、その後に黒豆や黒ゴマ、そして黒酢などが相次いで健康食材として取り上げられ定着し、黒いものを口に入れることの抵抗が大幅に減ったとの見方もあるようです。(https://www.jri.co.jp/page.jsp?id=7489)
そういえば、2007年ごろに、黒い生活用品ブームがありました。
それに続いてこの年に、食べ物でも「黒」いものにヒットが続いたんですね。
ちなみにウチの量販店さん向け商品「たまごのソムリエシリーズ 料理別専用たまご」も、黒を基調としたパッケージです。
黒がブームと健康イメージから、・・・というわけではないのですが、
デザイナーさんに考えていただいた際に、従来の売り場に無いこだわりが感じられ目立つこと、そして商品のイメージとして「他にない、よりワクワクな食生活をイメージできる」たまごとして表現してもらった結果、黒とオレンジ色が基調になりました。
今年もあと数か月、黒ブームが来てウチの「ソムリエシリーズ」まで再ヒット・・・!だといいなぁ、と思ってます。
ここまでお読みくださって、ありがとうございます。