馬と卵の面白いお話 その2:タイの珍味たまご
こんにちは!たまごのソムリエ・こばやしです。
今年は“うま年”なので、馬と卵について面白はなしを、昨日につづきご紹介。
さて、タイには「馬尿卵」(カイ・ヤオ・マー)なる食べ物が存在します。
馬の尿・・・!!?
なんちゅうトンデモナイ料理だとお思いでしょうが、それは違います。
実はこれ中国でいう「ピータン」のことなんです。
ピータンとはご存知のように、アヒルのたまごをアルカリ性の灰に埋め発酵させた食べ物です。
タイでなぜ“馬尿卵”なんて名前になったのかというと、
ピータン自体がとってもクセの強い臭いがするためと、そして昔むかしは馬の尿を「ピータンづくりの灰」に混ぜていた為といわれています。
ピータンはその真っ黒い色と独特の風味のため、「苦手だ。」とおっしゃる方も多い食べ物です。
が、その分濃厚で芳醇な旨みは他には代えられない美味しさがあります。 そのまま食べるんじゃなく例えば「ピータンの中華粥」なんかは嫌な臭みも全くなく、濃厚で旨みが深いメチャクチャ美味しい料理なんですね。 私も大好きな料理です。
ぜひ機会があれば試していただきたい逸品です。
意外と徳島でも入手できますので、時々自分でお粥をつくって楽しんでいます(^^)
ここまでお読みくださって、ありがとうございます。