ゾウの目
ウシの目
ヘビの目・・・
これって何のことでしょうか?
じつは、世界の「目玉焼き」のことなんです。
ホラ、日本でも名前に
「目玉」って付いているでしょう?
何の目玉か、っていうのが
海外ではもう少し具体的なんです。
ちなみにゾウはアフリカ
ヘビは北米
ウシの目はインドですね。
さて、ここから分かる事は2つ。
・世界的には目玉焼きは「2個のたまご」が常識
・調味料の可能性も世界規模で種類がある
ということ。
とくに、後者は差別化メニューの
大きなヒントとなります。
目玉焼きって、うまくすると
飲食店で粗利の取れる人気メニューになり得ます。
なぜなら、好きな人が圧倒的に多いから。
ただ、あまりに一般的すぎて、
「お金を出すほどじゃないなあ。家で食べるし。」
となるメニューでもあります。
まず一般的な日本の目玉焼きを考えてみます。
・黄身ひとつ目玉で食べる人が多数である
・調味料は塩コショウか醤油が、全体の9割超
これは家庭での目玉焼きのアンケートです。
ということは、
お金を取る「飲食店のメニュー」
として目玉焼きを考えるなら、
この日本の常識から
ちょっとだけ外さないと、
「わざわざお店で食べたい」
という非日常感が出ないんですね。
◆なぜあなたは毎朝塩コショウなのですか?
そもそも、目玉焼きを食べるとき
あなたはどうして今の調味料を使っているのでしょうか?
ぼくは若いころずっと、目玉焼きには醤油でした。
なぜなら、家でみんながそうやって食べていたから。
でもよく考えると、
醤油って、何も考えずにかけると、
ツルン!と横に流れ落ちることも多いんです。
そして、ついついかけすぎてしまう・・・
ちょっと体のことを気づかう年になったときに
塩コショウに変えました。
でも例えば、
「粉末醤油」というものがあります。
フリーズドライした醤油で、
日本でもちょっとこだわったスーパーさんなら
たいてい売っています。
海外でも人気の調味料です。
これなら、適度な量を
流れ落とさずに黄身の上で
美味しい醤油味で楽しめる。
香ばしい香りも立ちます。
水分が少ないため
黄身のねっとり感が強くなり、
ちょっとビックリな濃厚風味が楽しめます。
塩コショウのメリット
プラス、
醤油のメリット
イイとこどりですね。
ほかにもたとえば、
こだわったラーメン店の煮たまごでは、
黄身に出汁調味料を注射器で入れる
そんな技法があります。
目玉焼きも、
そもそも黄身に味付けしてみる
注射して中身に味付けする
こんなやり方もできます。
見た目、何にもかかってなさそうに見えるので
仕上がりがとてもキレイで
味もビックリ感があって絶品です。
「ポピュラーなメニュー」の強みを
ぜひあなたの独自性で
ご繁盛メニューにしてみてくださいませ。
ここまでお読みくださって、
ありがとうございます。