こんにちは!
たまごのソムリエ・こばやしです。
「ブラック企業の精神は聖闘士星矢から教わった」
というツイートが話題になってましたね。
70~80年代生まれは幼き頃よりブラック企業の精神を聖闘士星矢で教わったと兄から聞いた🙃 pic.twitter.com/7vzAvSwt9p
— ハル@プラモ、ゲーム (@haru04021992) September 20, 2021
よく考えたらこれヒドイですよね(笑)
ちなみにこの女性(アテナ)が、
主人公がぶっ倒れることになったそもそもの原因です。
僕は70年代生まれですが
マンガに限らず
アニメでも戦隊シリーズでも
「死ぬ気でがんばれ」的なストーリー
すごく多かったですよね。
今の10代・20代ターゲットの
ライトノベル小説では、
「苦しい修行シーン」を書くと
読む人が減るんだそうです。
上のシーンも
いま見ると笑えますが、
当時の小学生は手に汗握る
「がんばれ!」シーンだったわけです。
世の中の
頑張りの方向性について、
確実に考え方が変わりましたよね。
また、年末の人気番組「笑ってはいけない」
シリーズが終わりになったのも、
「暴力による笑い」がもう時代に合わないからだ
という専門家の声もありますね。
たしかに。
こんな風に
世の中が変わったように
「良いたまご」も
時代と共に変わっています。
昭和の時代・戦後
「いいたまご」とは
「安心安全なたまご」のことでした。
きちんと管理された農場
ちゃんと洗卵選別された
食べても安全なたまご。
これだけで、とても貴重で
価値があったのです。
先代であるボクの父は、
そんな安心なたまごを届けるべく
洗卵選別工場(GPセンター)を
つくりました。
でも、現代
安心で安全なたまごは、
「あたりまえ」なんですね。
自販機で買ったコーラが必ず冷えているくらい
卵が安全なのは当たり前。
そして安心安全であり、
昭和にはフツーだった
自然を取り入れた飼育たまごが
希少で価値があるものとなっています。
昔の人が見たら、
「エッ!?こんなのフツーじゃん。」
って感じるでしょう。
僕たちも、以前は
「安心であること」
「すぐにお届けすること」
が強みでした。
いまはあたりまえになっちゃいました。
ですので、今のお客さまに
ホントのお役立ちをするために、
『繁盛』の源となるたまご
『料理になったとき』いちばん美味しくなるたまご
という価値を目指しているんです。
おかげさまで
北は網走の小売店さん
南は沖縄のレストランさんまで
全国からご注文いただくようになりました
僕たちの考える「いいたまご」を更に高めて、
そんな新しい価値を感じてくださっているお客様と、
ワクワクする仕事ができる!
これはハッピーなことだなぁ
と毎日感じております。
ここまでお読みくださって
ありがとうございます。