小林ゴールドエッグ

ソムリエ日記 SOMMELIER DIALY

ソムリエ日記 記事一覧

こんにちは!たまごのソムリエ・こばやしです。

パソコンは「良く使う言葉」の変換を優先的に出してくれるわけですが、ソコにちょっとだけ問題があります。

「飼料」

「資料」

を、ほぼ同じくらいの頻度で使うため、どっちが上位の変換に来るかが毎回違っていてイライラするんです。

うっかり気を抜くと、

『飼料を添付しますので、ご確認よろしくお願いします。』

なんて文章を送ってしまいます(^^;)

tenpukotoba.jpg

エサが送られたら、ビックリするだろうなー。

逆に『配合資料の成分が・・・』

なんて文章になることも

他にも、

ブログでちょこちょこ書いているためか、

「統計」と「闘鶏」

がときどき順番が入れ替わっていて大変ややこしいです。

「闘鶏データ」によると・・・

なんて書くとギャンブルマニアみたいですね^^;

カテゴリー | ソムリエ日記 , ちょっとつぶやき 2016年09月17日

こんにちは!たまごのソムリエ・こばやしです。

米国で、都市部を中心に人気拡大中の宅配サービス「ブルーエプロン」。

何がすごいって、

700近くのレシピが公開されており、

それをクリックするだけで毎週、

『必要な調味料の分量までピタリ揃った食材』が自宅に届く

そういうサービスなんですね。

まるでレストランのような素敵な料理が、

カンタンに家で作れるわけです。

ウチは子供がまだ小さいので生協の宅配サービスを利用していますが、

これの高級料理版、かつ選び放題!みたいなカンジでしょうか。

ありそうで無かったサービスとして急成長しているようで、

一年前には「月間100万食突破!」のニュースを目にしましたが、

先月には「月間800万食突破」のニュースが・・・。

すんごいですねェ。

また、このブルーエプロン、利便性だけじゃなく、

食材そのもののこだわりもすごいんだそうです。

◆たまごの容器がちょっとステキ
当然「たまご」も宅配食材の中にあります。

「必要な分だけ届く」

のがウリですから、卵も1パック!なんてェことはありません。

一個単位。

容器も特注で、こんなカンジ。

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あらカワイイ!

しっかりとした耐衝撃性が確保されているようですね。

◆資源のムダを救えるか・・・!?
ブルーエプロンいわく、米国では「収穫後の食材のうち31%が食べずに廃棄されている」のだそうです。

「食材の余りとして」ですね。

たしかに冷蔵庫で傷んでしまって、泣く泣く廃棄、

何て事ありますもんね(ーー;)

でも、

「ちょうどの量」に小分けされることで、

捨てる食材が無くなるわけです。

なるほどー。

とはいえ、その代わりに、

小分けする容器がたーくさん必要になりますので、

その部分で批判もあるようです。

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うーん。

生分解プラスチックなども使う事で対応しているようですが、

なかなかむずかしいですね。

商売柄、

美味しい食生活が増え、無駄なくすべて食べていただくこと、

この考えにはとても共感できるので、頑張ってほしいです^^;

ここまでお読みくださって、ありがとうございます。

カテゴリー | ソムリエ日記 , ワクワクすること 2016年09月13日

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こんにちは!たまごのソムリエ・こばやしです。

先日小学生の息子と地元博物館の「恐竜展」に行ってまいりました。

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本物さながらに動くアニマトリクスT-REXもいて、

ワクワク楽しい内容がたっぷり。童心にかえるひとときでした^^

さて、みなさんは「オビラプトル」という恐竜をご存知でしょうか?

白亜紀のモンゴルにいた中型の雑食恐竜なのですが、

この名前、直訳すると

「たまごどろぼう」という意味なんですね。

なぜそんな名前が付いたかというと、

沢山の卵がある「巣の化石」のそばで発見されたから。

「たまごを狙って盗んでいたんだろう。」

と考えられまして、

命名“たまご泥棒(オビラプトル)”となったわけです。

ところがのちの研究により、

この「巣のたまご」が、

オビラプトルさんの卵であることが判明したんですね。

ようするに、

お母さんが子供のそばにいただけで

「誘拐犯」とアダ名を付けられちゃった

みたいなカンジなわけです。

うーむ。

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なんとも気の毒(?)ですが、学名として決まっちゃったため

今にいたるまで「たまご泥棒」の名で呼ばれているんですね。

ちなみにこのオビラプトルさん、

「抱卵」している化石も見つかっておりまして、

羽毛があったり、温血だったんじゃないかとも言われてまして、

そうなると鳥さんに近い見た目だったかもしれないんだそうです。

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どうでしょう!?

似てるっちゃぁ似てますでしょうか。

そういえばジュラシックパークでおなじみ、

ティラノサウルスさんは

ニワトリさんにかなり近い遺伝子」を持っていることが

最新の研究で分かっているそうです。

なんというか恐竜を見るにしても、

たまご屋として小さいころとはマタ違った親しみを感じますね^^

ここまでお読みくださってありがとうございます。

カテゴリー | ソムリエ日記 , ちょっとつぶやき 2016年09月10日

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こんにちは!たまごのソムリエ・こばやしです。

たまごと偉人のエピソード第8弾、

今回は卵ではなくて鶏さんとのエピソード、昭和の名力士、双葉山のお話を。

前人未踏の69連勝、比肩するものなしと言われる双葉山が、生涯心に刻んだ故事があります。

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その昔、中国の王が闘鶏使いの名人に鶏を預けました。

10日たったときに、

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「もういいか?」と尋ねましたが、

名人いわく

「まだ空いばりばかりで使えませぬ。」

さらに10日後にたずねると、

「まだダメです。相手の声や姿に興奮しております。」

またまた10日後にたずねると、

「まだですね。敵を見ると、なにをこやつがと見下すところがあります。」

さらにさらに10日後。やっと名人のOKが出ました。

「まあよろしいでしょう。他の鶏が鳴いても少しも動じることがありません。ちょっと見ると木鶏のようです。 徳が充実しています。 天下無敵です。」

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双葉山は、若いころにこの話を聴き、

この“木鶏”という言葉を額に飾り、

朝に晩に静座して心に刻んだのだとか。

その結果としての、69連勝という大記録が生まれたんですね。

自分自身の精進として、

「いったい何日目の鶏なんだろうか?」とつねに問いかける。

誰にでも共通する、

大事な考え方ではないでしょうか。

ちなみに日本大百科全書によると、日本の“闘鶏勝負”は『土俵上で行い、勝負は戦意を失ってうずくまるか、3回以上土俵の外に飛び出したほうを負けとする。』とあります。

まさに相撲を彷彿とさせる勝負で、

こういった面からも

双葉山は闘鶏のエピソードに強く感じるものがあったのかもしれません。

ちなみにこばやしはこの「木鶏」エピソードを、

中学生の時に『ああ、播磨灘』という相撲マンガで読んで知りました。

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大人になり、陽明学者「安岡正篤」さんの本を読ん

ふたたびこのエピソードに触れ、

「あ、この話は・・・!」と思い出したんですね。

この安岡氏が双葉山に伝えたお話だと知って、驚いた次第です。

ちなみに双葉山は、69連勝でストップした際に安岡氏に「いまだ木鶏たりえず」という電報を打っています。

ここまでお読みくださって、ありがとうございます。

※この木鶏のお話、出典は中国古典の『荘子』

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こんにちは!たまごのソムリエ・こばやしです。

いよいよ新米の美味しい時期がやってきますね!

さて、新米とバッチリ美味しいのが、

秋の清んだ空気をいっぱいに吸い込んだ農場元気ニワトリさんの新鮮たまご。

そして、逆に「たまごかけごはん」にピッタリ!

のお米だって、あるんです。

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5月に大阪高島屋さん朝食フェアーで

「たまごバー」という企画に取り組ませてもらったのですが、

その際に、メニューで出た「たまごかけごはん」のお米は、

お米の有名店『菊太屋』さんに、

たまごかけごはんに合うお米を選んでいただきました。

 

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菊太屋さんによると、

 

生卵とよく絡んで濃厚に感じるのは、『粒度の大きなお米』。

ちょっと粒が大きい方が、

ごはんの甘味もしっかりと感じられ、

黄味の濃厚さや白身の食感も楽しめる、

っていうことですね^^

この企画の際は、

滋賀県のこだわり生産者さんのお米を厳選していただいておりました。

たしかに!

あつあつご飯の甘味美味しさと、

とろり濃厚な卵の美味しさが絡み合って絶品でした!^^

ぜひ、新米を買われる際には、

おいしーい!たまごかけごはんを食べるために、

お米屋さんで

「ちょっと大きめのお米くださるかしら?」

と聞いてみてくださいませー。

ここまでお読みくださって、ありがとうございます。

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こんにちは!たまごのソムリエ・こばやしです。

趣味で大道芸&マジックをやるのですが、

徳島香川県で店舗展開される焼き立てパンのお店「パパベル」さんの夏祭り企画で、各お店でマジックショウをお見せしてまいりました。

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突然の夕立などもありましたが、おおむね良い天気の中、お客様にワクワク不思議体験を楽しんでいただくことができました^^

お食事ができるテラスがあり、そこで焼き立て買ったばかりのパンでお食事をされながらマジックをご覧いただいておりまして、やっぱり楽しい食事の笑顔あふれる時間っていいもんだなーとあらためて感じましたね。

またボーリング、輪投げ、また商品が当たるパンのビンゴゲームなど、面白コンテンツたっぷりの企画あり、多いに盛り上がっておりました^^

さあ、四国では夏休みは今日まで。

明日から学校ですね。

楽しい夏の思い出、少しはお手伝いとなっておりましたら幸いです。

ここまでお読みくださって、ありがとうございます。

カテゴリー | ソムリエ日記 , ワクワクすること , マジック 2016年08月31日