小林ゴールドエッグ

ソムリエ日記 SOMMELIER DIALY

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こんにちは!たまごのソムリエ・こばやしです。

12月3日はワンツースリー!で「マジックの日」です。そこで恒例!「世界の卵マジック」をご紹介。

◆エッグ オン ファン
動画はNY出身、「煙の調教師」の異名を持つ天才マジシャン、ヴィート・ルポさんのトリック。 この卵マジックは日本にも江戸時代からありまして、「たまごと扇子」の名で知られています。 日本では扇子を使うんですね(この動画では使っていませんが)。 動画をご覧いただくと判りますが、とにかく不思議、私が知っている卵マジックのなかでもサイコーにビックリするトリックであります。 特にすぐ目の前で見た時のインパクトはすんごいです。

余談ですが、このマジックにはアヒルの卵が最適でして、このトリックのためにアヒルを多数飼っているマジシャンもいるくらい。

 

◆口からたまご
口から大きなたまごが突然・・・!これまでもフツーにしゃべっていたのに!?しかもその後・・・!!

もともとはインドの大道芸、とも言われている、コメディマジックとしてインパクトの強いマジックです。

下記の動画は30秒ほどですが、非常に不思議な驚きがあります。 ステージマジックですので、ライブで観た人はかなり楽しめたのではないでしょうか。

この卵トリック、いろんなバリエーションがありまして、マジシャンの中には、舞台で助手やお客さんの口からどんどん取り出したり、カゴ山盛りの卵を自分の口からドンドン出す人もいます。

いかがでしたでしょうか?

また来年の12月3日に、卵マジックのご紹介をしますねー♪

ここまでお読みくださって、ありがとうございます。

(関連:1・2・3!で「マジックの日」なので卵マジックのご紹介【その1】 – たまごのソムリエコラム

(関連:1・2・3!で「マジックの日」なので卵マジックのご紹介【その2】- たまごのソムリエ面白コラム

カテゴリー | ソムリエ日記 , ワクワクすること , マジック 2015年12月3日

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こんにちは!たまごのソムリエ・こばやしです。

鍋に焼き芋、ダイエットの敵、美味料理の多い時期でもありますよねー^^

さて、山盛りのたまごを目の前に置かれ、「卵を食べつくせ!」と責められる、そしてそれをガマンする。

そんな儀式を毎年行っている神社があります。

埼玉県にある鷲宮神社と言いまして、

最近は「らき☆すた」という人気アニメに登場し、若い人のあいだでも良く知られた神社となっているようです。

この儀式は「強卵式(ごうらんしき」と言います。

強卵頂戴人”なるお祓いを受けた人達が、神様の使いである天狗から、まずお酒を「飲め!」と責められます。

一滴残らず全部飲み干すまで、許してくれません。

なんだか体育会系の先輩みたいですねェ。

なんとか飲み干すと、今度は大皿に山盛りのたまごが出てきます。

この卵を食べつくせ!」と天狗にまたまた責められるのですが、今度は「食べません。この卵は、神様にお供え申し上げます。」と断わらなくちゃいけないんです。

えー・・・!?

「何を言う。食べろ!食べつくせ!」と何度も天狗に責められますが、ゼッタイに食べちゃいけません。 パワハラ先輩にはNO!という勇気です。(ちがうか)

そんな姿を見て、天狗は「立派な心がけじゃ。」としてその事を神様にご報告申し上げる・・・・・・。

・・・・・・という筋書きの神事です。

酒は飲んでもタバコは吸うな。

・・・・・・じゃなかった、タマゴは食べるな。

というわけです。

 

◆なぜ卵はことわるの・・・・・・!?◆
なぜ卵なのかというと、この鷲宮神社は「お酉さま」とも呼ばれ、すなわち鳥に関係があるわけです。 かつて源頼家公が病気を患ったさいに、母である北条政子が鶏肉と卵を断って祈願をしたところたちまち回復したとの故事もあり、この鷲宮神社にお参りをする際は『卵を断つ』ことが正式な祈願の方法なんだとか。

また、古来より卵は「生命の源」、神性を表わす象徴でもあります。 そのあたりのイメージも影響しているのではないでしょうか。

 

◆各地にある卵の「神社エピソード」◆
卵に絡んだ神社のエピソードはちらほらありまして、卵食を禁じる島根県の“美保神社”や滋賀県の田村神社、逆にお供えを奨励する群馬県“電電神社”や埼玉県出雲祝神社ちかくの“ハヤタの稲荷”などがあります。

ちなみに鷲宮神社の御祭神『天日鷲命』さまは、我が四国徳島県の忌部(いんべ)氏の祖先だそうで、なんというかご縁と親しみを感じております。

ここまでお読みくださって、ありがとうございます。

(関連:えびす様はニワトリ嫌い? – たまごのソムリエ面白コラムエ

(関連:「生卵供える稲荷」伝承が今夏映画に – たまごのソムリエ面白コラム

(関連:闘鶏でお祈りをする神社-たまごのソムリエ面白コラム

カテゴリー | ソムリエ日記 , たまごの歴史・文学・文化学 2015年11月26日

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『発明できるものは、今や全て発明されてしまいました。特許庁は廃止すべきです。』

 

・・・・・・という書簡を大統領に出した特許庁長官がいます。

出し主は、米国特許庁長官、チャールズ・H・デュエル氏。

この書簡が送られたのは1899年

ライト兄弟が世界初の動力飛行機を飛ばす4年前のことです。

7000を超える人工衛星、3万を超える航空機が頭上を飛ぶ116年後の現代に生きる我々は、そこからどれだけの世の中を揺るがす膨大な発明があったのかを体感しています。

「もうはまだ」

という言葉があります。

これが限界だよな

と思っちゃったらそこで終わりなんですね。

どこまで行っても、まだまだ追求できる先がある。

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可能思考”という言葉があります。

できない理由よりもできる方法を常に考える」という発想のことを指します。

身近な「たまご」という食材ですが、

たんなるタマゴだろ。 もう良くすることなんてムリだよ。

そう考えちゃったらオシマイですよね。

もっと美味しい食事になる

もっと健康な生活を送ってもらえる

もっとワクワクしてもらう

そのためには・・・・・・!?

・・・・・・と考えていくと本当にまだまだ可能性がたーくさんあるなー。

本日も、つぎの新商品たまごの試食をしながら、ぼんやりとそんなことを思い出していました。

ここまでお読みくださって、ありがとうございます。

(参照:『当たった予言・外れた予言』ジョン・マローン著・文藝春秋社)

カテゴリー | ソムリエ日記 , ちょっとつぶやき 2015年11月21日

こんにちは!たまごのソムリエ・こばやしです。

昨年5月のお話しなのですが、NASAの無人火星探査機『キュリオシティ』が送ってきた画像に、「卵が写っている!」と話題になっていました。

その画像がこれです。↓

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おお・・・!これはなるほど「卵」・・・・・・ですね。

まぁアップで見ると「こんなの普通にありそうじゃん。」って気になりますが、NASA公開の遠景写真で見ると、まわりはゴツゴツした平たい岩ばかりの中で、ひとつだけ「ツルン」とした丸っこい石(岩?)が立っているので、ナカナカ目立っています。

もし火星にたまごのオブジェがある。・・・・・・としたらかなりワクワクします!

ほぼ間違いなく偶然の産物ですが、もしかするとひょっとすると、火星人が創った“卵のモニュメント”の可能性が、0.001%くらいはあるんじゃないでしょうか!?

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こんなカンジの。(ないか)

 

 ◆火星“基地”名物はたまごかけご飯になる!
さて、以前から何度も書いていますが、もし火星に人類が基地をつくった場合、真っ先に飼われるのは「ニワトリ」です。 そして食べられるのは「卵」です。

16億人が戒律で食べられない豚肉

8億人が食べられない牛肉と異なり、

戒律で禁じられることのない卵は、比較的誰でも食べられる「無宗教」食材なんですねー。

そういう意味では火星にピッタリ!

なんです^^

ここまでお読みくださって、ありがとうございます。

カテゴリー | ソムリエ日記 , 面白たまご話 2015年11月19日

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こんにちは!たまごのソムリエ・こばやしです。

当社がお届けする「たまご」が生まれている農場では、秋になりピカピカの若鶏さんがデビュー中です。

彼女たちはヒヨコとして生まれた後に4か月ほどで大人になって、たまごを産みはじめてくれるんですね。

生まれるのは、育雛場(いくすうじょう)という、プロのヒヨコを孵し屋さんのところ。 育雛場さんでは「ふらん器」と言う専用の機器を用いて卵を温めます。


◆人肌で卵は孵せるか・・・!?◆
さて、漫画「パタリロ」では、主人公パタリロが卵を自分で抱きかかえ、温めてヒナを孵すというシーンがあります。 また、鶏ではありませんが、「ドラえもん」では恐竜の卵をのび太が温めて孵すシーンがあります。(『のび太と恐竜』より)

寒い日が続いております。

布団でぬくぬくと寝つづけるのはとっても気持ちいいのですが、もし! 21日間、“人肌”で卵を温め続けたら、はたしてヒヨコは生まれてくるのでしょうか・・・・・・?

結論から言うと、“体温差”の関係でこれはムリなんです。ニワトリさんの平均体温は42℃前後。 対して人間は約37℃です。 実はニワトリさんの体温は、人間よりもずっと高いんですね。 当然ですが、その高い体温で卵が育つようになっています。

すなわち、37℃前後の“ヒト体温”では、ヒヨコさんは生まれてこないんです。 うーん、残念だ!(なにが?)

ちなみにワニなどの爬虫類は孵化温度が30-32℃前後と人間の体温より低いので、うまく調節すれば、のび太の育てた“恐竜の卵”のように人肌で孵ることは十分ありえるわけです。

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パタリロは間違いで、のび太は正しい考証だった…。と言えるでしょうか^^;

ここまでお読みくださって、ありがとうございます。

カテゴリー | ソムリエ日記 , 鶏さん・鳥さんのコト 2015年11月13日

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こんにちは!たまごのソムリエ・こばやしです。

先日茨城県のスーパーさん御新店オープンがございまして、試食販売をしてきました!

うまい!とおっしゃって手に取って下さるのがとてもうれしく、元気をいただきました。

お買い上げくださった皆様、本当にありがとうございます!

カテゴリー | ソムリエ日記 , ワクワクすること 2015年11月10日