小林ゴールドエッグ

ソムリエ日記 SOMMELIER DIALY

ソムリエ日記 記事一覧

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こんにちは!たまごのソムリエ・こばやしです。

ごぞんじの通り今年は未(ひつじ)年ですが、「ひつじ」の語源ってご存知ですか!?

実はむかしむかし、ヒツジはウシの仲間だと思われていました。また従順で飼いやすかった事から、「飼われた(養われた)ウシ」→「養牛(ヒタシウシ)」と呼ばれていたのだそうです。 そこから訛って「ヒツジ」となったのだとか。

ちなみにヤギも牛の一種と考えられていました。こちらは山に住むため「野牛(ヤギュウ)」と呼ばれ、そこから訛って「ヤギ」・・・になったんです。えー!

ヒツジもヤギもウシ・・・。

ぜんっぜん見た目が違うんですが、いっしょくたに全て「牛」で括ってしまうとは、昔の人は何とおおらかだったのでしょうか^^;

ちなみに「ニワトリ」さんの語源はそのまんまでして、「庭にいる鳥」だからニワトリ・・・・・・。古事記や万葉集にもこの呼び名で載っています。

「家にいるから『イエツトリ』と呼ぼうぜ。」

ということもあったようですが、ニワトリの方が呼びやすかったのか徐々にすたれてしまったようです。

そして「鶏(ケイ)」という発音はニワトリさんの鳴き声が『ケイケイ』と鳴くことから付いたもの。

実際には『クゥーーー、コッコッというカンジです。似てるっちゃ似てますねェ。

「牛(ギュウ)」という発音も牛の鳴き声から付いたものですので、そういう意味では牛と鶏サンは似ているとも言えますね^^

ここまでお読みくださって、ありがとうございます。

カテゴリー | ソムリエ日記 , おいしさ雑学 2015年01月8日

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明けましておめでとうございます!たまごのソムリエ・こばやしです。

今年はひつじ年ですが、漢字では「」と書きます。

これ、ナゼなんでしょうか!?

実はこの字、「ひつじ」とは何の関係も無いんですね。昔むかしの中国で、学の無い庶民に“十二支”を理解させるためにイメージしやすい動物を当て「未=ひつじ」としたのが始まりなんとか。

じゃあ元々の「未」の文字にはいったいどんな意味があるのかというと、

最古の漢字字典『説文解字(せつもんかいじ)』(後漢・西暦100年発行)によると、“未”は『味』を意味し、『果物が少し熟してがし始めた頃』を指すのだそうです。

おお・・!そういえば「味」の右側って「未」ですね!

ということは、今年は「味の年」・・・!

私達もより一層がんばって、美味しいたまごをお届けしたいと思います。

本年もよろしくお願いします。m( _ _ )m

(関連:馬と卵の話 【本年もよろしくお願いします!】 – たまごのソムリエ面白コラム

(関連:巳年と目玉焼きとサイコロの不思議な関係 – たまごのソムリエ面白コラム

カテゴリー | ソムリエ日記 , ちょっとつぶやき 2015年01月3日

こんにちは!たまごのソムリエ・こばやしです。

大晦日、仕事納めです。

本年もたくさんの方にお世話になり、いっぱいの元気と学びをを頂戴いたしました。誠にありがとうございます!

また私どものたまごを食べてくださった多くの方、本当にありがとうございます。

来年も更なるワクワクと美味しさを追求して参ります。

よろしくお願い申し上げます(^^)

カテゴリー | ソムリエ日記 , ちょっとつぶやき 2014年12月31日

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こんにちは!たまごのソムリエ・こばやしです。

たまご・鶏さんのことわざ第25弾、今回は英語圏から。

<黒い雌鶏が白い卵を産む>(A black hen lays a white egg)

これは、『トンビが鷹を産む』の事なんです。つまり“平凡な両親から優秀な子供が生まれる” という事を英語圏でこう表現します。

これはなかなか興味深いですねェ。“白たまご イコール 優秀” ということなんですよ。

◆“白い卵”と“赤い卵”
日本では白い卵の方が沢山普及していることもあって、赤い卵の方が貴重・希少というイメージがあります。

しかし、欧州ではどちらかというと赤たまごの方が主流の国が多く、白卵はレアだったりするんですね。

そもそも鶏さんの始まりは「セキショクヤケイ」と言われる野生種、その名の通り赤い色の系統が原種であり、白い鶏さんはどちらかというと、新しい種という見方もできます。品種改良を経て近年に多く飼育されている種なんですね。上のことわざは、もしかするとこのような“鶏の歴史”を反映しているのかもしれません。

ちなみに、一般的に「たまごの殻の色」は、「鶏さんの羽毛の色」と同じ系統になります。 赤い鶏が赤い卵を、白い鶏が白い卵を産むのがフツウです。


◆白いたまごのメリットたくさん
余談ですが、料理によっては、実は「白いたまご」の方が美味しくできるものがあります。

卵の香り成分に、「魚っぽい香り」があります。これは「トリメチルアミン」という物質なのですが、白たまごを産む親鶏の種は、この香り成分を分解する酵素をたくさん持っています。 なので、例えば洋菓子などでも特に繊細な香りを重視する時は、香りにクセの無い白たまごの方が向いている場合もあるんですね。

また、近年の種では白鶏さんの体つきがやや小さいため、飼料コストが少なくてすむというメリットもあります。

(逆に赤たまごの方が「特徴がしっかりした風味になりやすい」とも言えます)

ここまでお読みくださって、ありがとうございます。

関連:たまごのソムリエコラム・・・たまご・鶏さんのことわざシリーズ一覧

カテゴリー | ソムリエ日記 , たまご・鶏のことわざ 2014年12月25日

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こんにちは!たまごのソムリエ・こばやしです。

突然ですが、FM東京ラジオ番組「クロノス」さん(http://www.jfn.co.jp/ch/)に出演させていただきます!

12月12日(金) 8:03-8:07まで
『スズキ ブレックファスト ニュース』 というコーナー
の中で、当社の「料理別専用たまご」についての取り組みをご紹介くださいます^^

ズラッと並んだ料理別こだわりたまご(イメージ)

ラジオということで、“見た目”でウチのたまごを知っていただくことはできませんが、パーソナリティの中西さんにはスタジオで卵をご試食いただきながらご感想を頂戴し、お聴きの皆様にワクワク実感していただける内容となっております!

ぜひお聴きになってくださいませー♪

※東京圏以外にも、全国13地域ネットにてオンエアされるそうです。時間は違ってるかも!?^^

カテゴリー | ソムリエ日記 , 取材・掲載・ご紹介 2014年12月11日

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こんにちは!たまごのソムリエ・こばやしです。

先日ABC放送「ごきげんブランニュー」という番組で、「究極のたまごかけご飯メニュー」を梅沢富美男さんに召し上がっていただく、という企画にお取り上げ頂きました!

さて、この際の、梅沢さんに絶賛いただきました卵かけご飯、私どもの究極のたまごかけご飯、そして京都「八代目儀兵衛」さんの最高の銀シャリ、醤油賢者杉村啓氏が選ぶ最高の醤油・二段仕込み限定醸造「龍野之刻」、というこれ以上ない究極の取り合わせ!極上の卵かけご飯が、二日間限定で皆さんにお召し上がりいただけます!

「八代目儀兵衛」京都祇園店さまにて、12月9日(火)・12月11日(木)の二日間限定メニューで、20色限定です。

良ければぜひ、お試しくださいませー♪

カテゴリー | ソムリエ日記 , 取材・掲載・ご紹介 2014年12月11日