小林ゴールドエッグ

ソムリエ日記 SOMMELIER DIALY

ソムリエ日記 記事一覧

こんにちは!たまごのソムリエ・こばやしです。

先日ウチで朝ごはんに目玉焼きを作ろう、と考えてたまごを割ったところ、なななんと「ゆでたまご」になっていました。

真相は、昨日の晩御飯カレーのゆで玉子が余ったのを、ウチの奥さんがたまごポケットに入れておいたという経緯でした。(^^;)

さて、このゆで卵と生たまご。カラを割ってみるまで判らないのだと、もし混ざっちゃった場合に大変ですよね。実はカンタンな方法で、すぐに確かめられるんですね。以下その方法。


要するに、平らなところでクルクルと回してやって、指でピタっと止めてやると良いんですね。一度止めたのにまた回り出すと「生卵」、そのまま動かない方が「ゆでたまご」なんです。

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これはなぜかと言うと、生卵は中身が流体であるから。回転を止めた後も、中身はゆっくりと動いています。だから止まったあとも中身の移動の影響で、ふたたび動き出すんですねー。

ちなみに中身が流体であるがために、生卵の方が回すときも若干回転がしにくいです。ゆでたまごは勢いよくまわります。ぜひお試しくださいませ。

※編集途中にもかかわらず昨日アップしてしまっていました。意味不明な内容になっていたと思います。大変失礼しました(汗)

カテゴリー | ソムリエ日記 , たまごのビックリ科学 2014年06月13日

こんにちは!たまごのソムリエ・こばやしです。
今米国では、ヘルシーメニューとして「たまごの白身」だけを使った料理が人気となっています。

たとえば米国マクドナルドで昨年より発売中の「白身だけエッグマフィン」や、ダンキンドーナツの「卵白フラットブレッド」 、ジャックインザボックスの「白身だけ玉子サンドイッチ」などが相次いで発売され、ちょっとしたヒットとなっています。

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その結果、業務用取引の卵白が不足し高騰、昨年とくらべて80%も価格が上昇(過去最高)という事態に・・・。 町のパン屋さんや洋菓子屋さんの仕入れ価格に少なくないダメージを与えているのだとか。

むーん、たまごが人気になるのはうれしいですが、これはちょっと問題ありますねー・・・。

 

◆「カロリー」に過剰に気を使う米国
米国では肥満に悩む方が日本と比較にならないほど多く、その原因の一つとしてカロリーが高く安価な食事を提供している「ファーストフード」がやり玉に挙げられています。

米国ワシントン大学の調査報告によると、世界の太りすぎ・肥満人口は21億人。その内13%がアメリカに住んでおり、これは先進国中トップです。

これをナンとかしようと、現在は大統領夫人のミシェル・オバマ氏が肥満撲滅キャンペーン「レッツ・ムーブ!」 を広く展開するなど、国を挙げての肥満対策中なんですね。

とにかくカロリーの低いものがウケる!」という状況は、この流れを反映しています。そこで卵白を・・・・・・となったワケです。

 

◆健康の敵になりたくない米国のファーストフード業界
お隣メキシコも肥満大国なのですが、肥満対策として『「カロリーの高い食品」すべてと「炭酸飲料」すべてに8%もの課税をかける法案』が可決されています。

イッキに8%上乗せって・・・・・・、消費税もビックリですねェ。(^^;)

米国でも同様の法案がたびたび提出されており、米国でもこのような流れとなった場合、ファーストフード業界のダメージはかなり大きなものとなっちゃうわけです。

 

◆カロリーは低くても健康面では損!?

卵白のカロリーは全卵の1/8しか無く、確かに「ヘルシー」に見えます。ただ、健康の源となる栄養素をメッチャたくさん含んでいるのは黄身なんですね。

たとえば、卵黄のタンパク質にはイソロイシン、ロイシン、リジン、メチオニン、フェニルアラニン、スレオニン、トリプトファン、バリンなどの必須アミノ酸をはじめ、ほとんどの有効アミノ酸が含まれており、またアルツハイマー予防に効果が期待されている卵黄コリンなどリン脂質も豊富に含み、「たまごは健康寿命を延ばすヘルスフード」と言われるゆえんとなっています。

カロリーだけで見ると確かに卵白の方が低いのですが、はたして単に低いだけで良いものか・・・?をきちんと考えるべきかもしれません。

 

◆黄身のコレステロールは血管に詰まらない
ちなみに卵黄のカロリーが高いのは「脂質」を含むからですが、いわゆる“善玉”と言われるものであって、一日10個以上食べ続けても健常者であれば血中コレステロールはほとんど上昇しないというデータもあります(国立栄養学研究所発表)

ぜひ米国の皆様にも、長寿大国&世界一の卵消費国である日本の食べ方を知ってもらえればなー、とおもいます。

ここまでお読みくださって、ありがとうございます。

カテゴリー | ソムリエ日記 , たまごの海外ニュース 2014年06月12日

こんにちは!たまごのソムリエ・こばやしです。本日もちょっと忙しくてコラム更新お休みです。(^^;)

今週は父の日特集ということで、お父さんのおつまみ「スコッチエッグ」の変わり種レシピをもう一品と、米国でちょっとした話題になっている卵料理ブームをご紹介予定です!

カテゴリー | ソムリエ日記 2014年06月11日

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こんにちは!たまごのソムリエ・こばやしです。

今週はかなりバタバタしています。本日はコラムお休みで。

ただ今選別包装ラインにてテスト中です。(^^)

カテゴリー | ソムリエ日記 2014年06月10日

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こんにちは!たまごのソムリエ・こばやしです。いよいよ今週よりサッカー、ワールドカップが始まりますね!楽しみです。
さて、開催国のブラジルですが、実は世界に冠たる養鶏大国なんです。鶏肉の輸出量はなんと世界一!

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しかも総生産量のうち69%は国内消費というから驚きです。輸出量は3割ちょっとなのに“世界一”ということですからトンデモナイ数の鶏サンを飼育しているわけですね。 養鶏業の従事者はなんと360万人を超えているとのことで、GDP換算すると1.5%にもなるんだそうです。 これはスゴイ!

ちなみに日本も鶏肉の輸入国トップはブラジルなんですね。輸入量の半分を超えてます。

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さらに、ブラジル生産の卵については、意外なことに日本とも少しだけ関係があるんですね。 ブラジル国内採卵養鶏業のうち20%が日系人による経営なんだそうです。戦後に日本からブラジルに渡り苦労して養鶏業に従事された方々が多くいらっしゃるそうで、これだけの食に関わりご成功されていらっしゃること、本当に素晴らしいことだと思います。

なお、当然ながらブラジル人は大の鶏肉好きで、年間で一人約40kg(!)の鶏肉を食べます。 でも日本も負けていられません。年間約330個、「世界一たまごを食べる国」である日本のたまごパワーが「鶏の国」ブラジルW杯ブラジルでどれだけ活躍できるかとっても楽しみです(^^)

(参照:【希望大国ブラジル】第6部(2)守り伝える日本人の精神 「卵王国」を訪ねて – MSN産経)

(参照:Brazilian Chicken)

(※冒頭の写真は弊社商品木屋平高原たまごの農場です。ブラジルではございません。)

カテゴリー | ソムリエ日記 , たまご全般コラム 2014年06月9日

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こんにちは!たまごのソムリエ・こばやしです。

ここ連日ちょっと忙しくて、短更新です。

梅雨入り直前ですが、ちょうど野菜の収穫が良いタイミングでしたので、一気に取っちゃいました。

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食べきれない分は、こうして干しておいて、少しずつ使います(^^)

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なんだかゲームのコントローラみたいで面白い形!じゃがいもは男爵いも、馬鈴薯いもの二種類。ウチの専務が育ててくれたものです。テキトーに洗って蒸かしただけでも超ウマでした!

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野菜はすべて無農薬。徳島県は緑豊かなド田舎ですから、いろんな野菜を全国に出荷しています。自然の恵みをたくさん享受できる環境、ほんとうれしいことだなーと感じます。

たまご屋ですし、産みたてたまごと掘りたてじゃがいもでスパニッシュオムレツでも・・・と思いましたが、それは今週末のお楽しみに取っておきます(^^)

カテゴリー | ソムリエ日記 , ちょっとつぶやき 2014年06月7日