小林ゴールドエッグ

ソムリエ日記 SOMMELIER DIALY

ソムリエ日記 記事一覧

こんにちは!たまごのソムリエ・こばやしです。

昨日のコラムで、会社の周りは田んぼと畑、とお伝えしました。実際はこんなカンジです。

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いやぁ、のどかなもんですね。この間の道を、たまごのお届&農場から選別場への輸送で走り回ってるわけです。(^^)

毎日育つ様子を見てますので、新米の時期が来るのがホント楽しみなんですよねー。こういった「お米」とたまごでは結構いろんなコラボがありまして、例えば私共がお届けする黄身真っ白の「玄米たまご」は玄米中心の五穀を食べさせている親鶏さんの卵ですし、また「焦し香味たまご」でたまごと共にお送りしている『焙煎した籾殻(もみがら)』はウチのすぐ隣りの田んぼで採れた籾殻です。また、鶏さんが出す鶏糞は、稲を育てる良い肥料になります(^^)

そして、何より卵かけご飯としてのコラボですよねー!

お米の素晴らしさに感謝!です。

カテゴリー | ソムリエ日記 , ちょっとつぶやき 2014年05月30日

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こんにちは!たまごのソムリエ・こばやしです。
以前、下記のようなたまご伝説をご紹介しました。

イタリアのモンフェラートでは、キリストが昇天した日に新しい巣で生まれた鶏卵は、胃と頭と耳の痛みを治し、麦畑に持ちゆけば麦奴の侵害を予防し、葡萄ぶどう園に持ち往けばその葡萄が霰あられに損害を受けることは無くなると信じられている 南方熊楠著 十二支考(下))

この「キリスト昇天日」というのが、本日!5月29日なんですねー。

この日のたまごを麦畑やぶどう園に持ってくと、畑を災害から守ってくれるという事ですが、お米の場合はどうなんでしょうかねェ・・・? なにせウチの会社のまわりは見渡す限り田んぼ、今朝も徳島は良い天気、私達のお届けする卵が農場から田んぼの間を通り抜けて自社選別場に入ってますので、もしかして多少は御利益があるかも・・・!?(^^;)今年も台風にやられることなく美味しいお米になってほしいものです。
「個人的な健康」の方としては、耳は良いのですが頭痛の方はわりとあるので、今日の産みたて卵を美味しく食べようとおもってます。

といってもほぼ365日、卵をたべてるのですが。

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カテゴリー | ソムリエ日記 , たまごの歴史・文学・文化学 2014年05月29日

こんにちは!たまごのソムリエ・こばやしです。

こんにちは!たまごのソムリエ・こばやしです。
本日は「業務用ご提案」こんにちは!たまごのソムリエ・こばやしです。

本日は面白コラムはお休み。「業務用ご提案」の方を更新しています。

ご興味ある方はどうぞ!

カテゴリー | ソムリエ日記 2014年05月28日

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こんにちは!たまごのソムリエ・こばやしです。
鶏は3歩あるくと物を忘れる」なんて言葉があるくらい、鶏サンはアタマが悪い代名詞となっていますが、実はけっこう賢いんですね。

さて、卵を産む鶏サンには「補卵性」という性質があります。これは、「巣で温めている卵が減っちゃうと、また新しいものを産む」というもの。 つまり、たまごをソーッと人間が獲ってしまうと、「あれ!?足りないな。」と数えて差分だけ産むってことです。

その時に判断できる数が、だいたい「」まで。

つあった卵の数がつになると、ひとつ産みます。でも6個あると、一つ取っても産まない。気づかないんです。 逆に巣に一つもない(ゼロ)だと、これまた産まなくなっちゃうこともあるようです。 このあたりが「どれだけ沢山たまごを取ることができるか。」というウデの見せ所でもあったようで、むかしむかしは偽卵」という陶器や木で作ったたまごを巣にひとつ入れておくことで産卵を促しコントロールする工夫もなされていました。

◆カラスとおなじくらい賢いかも・・・?
「鳥は数を数えられるか?」という研究は深くなされているようで、たとえば宇都宮大学など、様々な研究室でカラスの知恵について研究報告がだされています。

これらの研究によると、カラスが数えられる数も4から5、訓練によって7つまで数えられるようになったという報告もあります。

賢い鳥」の代名詞カラスさんと「おバカ」の例で挙げられるニワトリさんが、算数の面では同等のカシコさである・・・・・・というのもナカナカ興味深いですね(^^)

ここまでお読みくださって、ありがとうございます。

(参照:牛乳とタマゴの科学-講談社)
(参考:カラスはなぜ賢いのか | 日経サイエンス) 

カテゴリー | ソムリエ日記 , 鶏さん・鳥さんのコト 2014年05月27日

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こんにちは!たまごのソムリエ・こばやしです。

少し前、子供の日のハナシですが、

徳島県のレストラン「みよし野」さんでのマジックショウをやらせて頂いた際に、ステキなバルーンアートを頂戴しました(^^)

これはスゴイ!!みての通り、カワイイにわとりサンとひよこさんが巣でほんわか休んでいるところです。

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周りにはキレイな草花もあって、かなりの大作です。オフィスに置いてありますが、お客さんにもウチのスタッフにも大人気です。ありがとうございました!

カテゴリー | ソムリエ日記 , 世界のたまごアート 2014年05月26日

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写真はマレーシア・ペナン島での結婚式の様子です。

右下にあるレースのついた可愛らしい置物は、実はなんです。これは、子宝祈願のゆでたまごで、素焼きの壺に入れられて皆に配られるのだとか。マレーシアの結婚式で広く行われている風習で、最近では、ゆで玉子をお花でキレイに飾り付けして、皆にお渡しすることもあるようです。面白いですね!

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「たまご イコール 安産」

という考え方は世界中にありまして、例えば日本でも「鶏が初めて産みはじめる頃の卵を食べると安産する」という安産祈願の風習があります。徳島でもお渡しするととっても喜んでもらえます。(^^)
また、中国では紅蛋(ホンタン)と言いまして、殻を赤く染めたゆでたまごを出産に際して配る風習があります。もっともこれは、無事生まれたことのお知らせ&お祝いとして出産後に配るものです。

 

国立成育医療センター研究所

◆妊婦さんの体に良い!たまごのスゴさ
国立成育医療センター研究所による報告では、「妊娠中や授乳中のお母さんが卵をたくさん食べるほど、お子さんの卵アレルギー発症が少なくなる。」というデータがあります。 また、妊婦さんに必要なアミノ酸やビタミンミネラルをバランスよく豊富に含むため、たまごはお腹の赤ちゃんにとっても非常に良い食材なんですね。昔の人は長年の経験からその事を知っていたのかもしれません。

今の鶏さんのずーーーっと昔の祖先は、前述のマレーシアやフィリピンあたりの東南アジア地域に古くから分布していた「赤色野鶏(せきしょくやけい)」という種類の鳥です。

思った以上に古くから卵は伝統に組み込まれているのかもしれませんね。

ここまでお読みくださって、ありがとうございます。

(関連:子供をアレルギーにしない、「お母さん」の食事 – たまごのソムリエ面白コラム

カテゴリー | ソムリエ日記 , たまごの歴史・文学・文化学 2014年05月23日