小林ゴールドエッグ

ソムリエ日記 SOMMELIER DIALY

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こんにちは!たまごのソムリエ・こばやしです。

ここのところちょっと忙しく、更新が一日開いてしまったり時間が不規則だったりします。 書きたいたまごの話はたっっくさんあるんですが、まとめる時間が・・・(–;)

さて、朝ちょっとキャベツが欲しくなって畑に手ぶらで取りに行ってきました。

無農薬なので、多少虫食いのあるキャベツの葉っぱ外側はその場で取っちゃいます。根っこを切る道具(カマ)が無いのでそのまま引っこ抜いて持って帰ってきたのですが、これがなんだか面白い形。

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なんというか、「ファージ」みたいですねェ。

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「ファージ」とはウィルスの一種で、自然界に存在する最少単位のナノ生物と定義されています。

まさかキャベツを取ってきてこんなものを連想するとは・・・(^^)

カテゴリー | ソムリエ日記 , ちょっとつぶやき 2014年05月22日

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こんにちは!たまごのソムリエ・こばやしです。

写真はオーストリアのシェーンブルン宮殿に、この春作られた巨大なたまごオブジェ。お花いっぱいでステキですねー。

このシェーンブルン宮殿はウィーンにある最も有名な観光資源で、マリーアントワネットが滞在し幼少のモーツアルトが6歳でピアノを弾き、ナポレオンが司令部として滞在、かの有名なウィーン会議の場となった伝統ある建物です。

たまごオブジェが黄色なのは、宮殿の色を模したものかもしれません。 宮殿外壁色は「テレジアイエロー」と言われ、建設完成時に黄金で塗装する計画であったものを、財政難だった当時の状況を苦慮した女王マリア・テレジアが黄色にさせたことに由来しています。

ウチの名前は「小林ゴールドエッグ」ですし前述のモーツアルトは大の卵好きで一日十数個のたまごを食べていました。そして黄色もたまごらしい色でなかなか面白いつながりがあるなぁ、と思って取り上げてみました。

ちなみにこのオブジェはイースター(復活祭)に際して作られたもの。 オーストリアの国民7割弱が敬虔なカトリック信者ですので、復活の象徴である「たまご」を大きく飾るのもうなずけます。

復活祭前後にはイースターマーケットが開催され、大小さまざまなイースターエッグが宮殿前の公園に並びます。

ここまでお読みくださって、ありがとうございます(^^)

(関連:【芸術】世界のたまごアート記事一覧_たまごのソムリエ面白コラム

カテゴリー | ソムリエ日記 , 世界のたまごアート 2014年05月20日

こんにちは!たまごのソムリエ・こばやしです。

電子レンジたまご」といえば『爆発』です。普通にレンジで生卵をチンすると、とんでもないことになります。10個入りパックでやると、レンジがふっとぶくらいの威力があります。

が、「お湯を沸かすのめんどくさい!」という気持ちも良くわかります。本日は『電子レンジで美味しいゆで玉子をつくる方法』をご紹介します。

(1)アルミホイルでゆでたまごを包む
(2)コップに水を入れる
(3)そこにアルミ包たまごを入れ、約5分加熱
(4)2-3分放置する→できあがり!

これは、卵そのものが加熱しちゃうのをアルミホイルのバリアで防ぎ、周りの水を加熱することで美味しいゆで玉子にするわけです。(なので、アルミホイルで卵を包んでチンしただけではまったく温かくなりません。)

コンロがふさがっている時などには、おススメです。ぜひお試しくださいませ!(^^)

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こんにちは!たまごのソムリエ・こばやしです。

天気も良い日が徳島では続いております。 おかげさまで大道芸&マジックショウのお声掛けを何件かいただきまして、レストランさんやパン屋さん、イベント会場など、いろんな場所で公演にお邪魔しておりました。

写真は徳島のレストラン「みよし野」さんでのマジックショウ。ステージマジックのあとはテーブルマジックで各お客さんをまわらせていただいたのですが、やはり美味しい食事と楽しい時間をすごされている皆様の前で、楽しさに一花添えることができるのは、たまご屋として食に関わる自分にはとっても元気の出るひと時でした!

いやもちろんマジックショウとしてお客様に関わるのも楽しいんですが。

余談ですが、普通のマジックショウとレストランでのマジックショウは、ちょっとだけ気をつけるところがかわってきます。食事しながらなので、ちょっと目を離しても理解ができるシンプルなマジックじゃないと楽しんでもらいにくいようです。

ちょうど、細かな伏線を重ねてクライマックスをつくる「映画」と、ちょっと目を離しても物語のすじが追える「TVドラマ」で全く脚本づくりが変わってくるのと似ているのかもしれません。

テーブルマジックも、食事の席では、あとで「アレってどうなってるんだろうね?」と会話が弾むようなトリックが一番なわけです。(^^)

カテゴリー | ソムリエ日記 , ワクワクすること , マジック 2014年05月17日

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こんにちは!たまごのソムリエ・こばやしです。

お昼の番組「ヒルナンデス」、プチ手間レシピ芸能人スペシャルというコーナーで、ゲストの杉本彩さんが衣笠丼(油揚げのたまごとじ丼)をご紹介されていたのですが、卵とじのコツがちょっと興味深かったです。

カツ丼親子丼などのどんぶりモノ、「『たまごとじ』が上手にできない!」という方は結構多いようです。 私もすぐ火が通りすぎちゃって、食感がイマイチになりがちなんですよねー。

さて、そんな「たまごとじ」、杉本さんのコツは・・・・・・、

白身と黄身を分けて、火の通りにくい白身を先に鍋に入れる

です。 「白身と黄身が同時に入るから、白身に火が通るころに黄身の食感が悪くなる 。」杉本彩さんはそう考えて工夫されているのだとか。黄身はすこーしだけ火が通るくらいにするようです。

なるほどー。

ツヤ出しや、トロッとした食感コントロールの為に『二度に分けて卵液を入れる』という方法がありますが、それよりも食感のコントロールがしやすそうです。

◆こばやしのコツ補足
あと、個人的には火加減をとにかく弱めでコントロールすると美味しくいきやすいです。 科学的料理法を提唱される水島シェフさんもおっしゃっていますが、プロのつかうコンロは炎からなべ底までの距離が家庭よりも遠く、料理人のみなさんは火力としてはむしろ弱めの加熱を活用しされています。

以前、「目玉焼きのコツ」でも申しましたが、すこーし時間をかけるだけで玉子料理はホントに美味しくなります。

ぜひお試しくださいませ!(^^)

ちょっとだけ宣伝です↓

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カテゴリー | ソムリエ日記 , たまご全般コラム 2014年05月15日

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こんにちは!たまごのソムリエ・こばやしです。写真の空を飛んでいる目玉焼きとニンジンは、「焦げつかないフライパン」の広告企画。

裏側が行ったり来たりできるいわゆる「バーチカルランプ」というバンクになってまして、目玉焼きや野菜のぬいぐるみを来た人たちがローラースケーティングしているわけです。 面白いですねー。

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ちなみに「空飛ぶ卵」という不思議なテーマがアートの世界では割とたくさんありまして、これは「目玉焼き」のことを英語で「フライドエッグ」といいまして、フライ(飛ぶ)とかかっていることから、いろんなイマジネーションを刺激されるようです。

(関連:超電導と空飛ぶたまご – たまごのソムリエコラム

カテゴリー | ソムリエ日記 , 面白たまご話 2014年05月14日