小林ゴールドエッグ

ソムリエ日記 SOMMELIER DIALY

ソムリエ日記 記事一覧

こんにちは!たまごのソムリエ・こばやしです。

本日はバタバタとしていたので、更新休みです。

今日は夜に、徳島県中小企業家同友会で当社の取り組みを、お話しさせていただく予定です(^^)

カテゴリー | ソムリエ日記 2014年04月24日

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こんにちは!たまごのソムリエ・こばやしです。4月はなにかと飲む機会が多い季節ですね。ついついお腹をきにしちゃいます。

でも厳しいダイエットで食べるのをガマンするのって、ツラいですよねー。(–;)ある健康関連の文献を読んでいた時に「ハラが減ったら食べちゃう人って、実は太らないんです。」という話が出てビックリしたことがあります。

これどういう事かっていうと、人間は習慣の動物ですから、実は「お腹が減った」という空腹の欲求以外の理由で食べることがけっこうあるんですね。

お昼休みだから。友人とのディナーの約束があるから。朝の電車の時間が決まっているから。などなど・・。

・・・で、ここまでは良いのですが、やっかいなことに今度は「食べる理由を自分で作り始めてしまう」事があるのだそうです。

「3時のおやつだから」

「急いでいて今朝食べたのが少な目だったから」

「疲れ気味かもしれないから(栄養補給だから)」

「ケーキ屋さんでフェアやってる!期間限定だから」

「寒い日だから、カゼひかないように」

「暑い日だから、バテないように」

・・・・・・ここまで来ると極端ですが、自分の体調的な理由以外で食べる人は、こんな風にエスカレートする可能性もあるってことのようです。(心理学では『外発反応性が高い』と言うそうです)

なので、そういった事に流されない人の場合、つまり「お腹が減ったときにガマンせずに食べる」ってことは逆に「お腹がいっぱいになったら止める」・「お腹が減らない内は食べない」って事でもあります。

体が欲している分

体が求めているタイミング

これに従って食事をする。内なる欲求に素直に従う。こんな単純なことでガマンせずにダイエットできるってことです。

薄着の季節へ向けてちょっと体型が気になるという方、内の声と外の声をちょっと気にかけてみてはいかがでしょうか。

ちなみに「ゆでたまご」には食欲を抑え、満腹感を増す効果があります。更にもう一歩進んだダイエットをお望みの方は、ゆでたまごも効果アリですよ!(^^)

カテゴリー | ソムリエ日記 , たまごの健康情報(研究など) 2014年04月23日

こんにちは!たまごのソムリエ・こばやしです。 ホワイトハウス庭園で唯一許可されているイベントがあります。それがなんと!たまご関連なんですね。

卵転がし(エッグローリング)」と言いまして、手にスプーンを持って芝生の上を卵を転がすというお祭りです。毎年イースター(復活祭)の翌日に沢山の子供を招いて催されます。今年は今日ですね。もちろん大統領夫妻参加です。

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驚くなかれ、このホワイトハウスでのイベント、今年で200年の伝統があるんですね! 始まったのは1814年。ジェームスマディスン大統領の時。その後時々には子供がホワイトハウスの庭で遊ぶことへの是非から禁止法案ができたり、また要望から復活したり、紆余曲折を経て今に至ります。なので今年は「第136回」となります。それでも十分すごいですが。

今年のテーマは「ヘルシーに跳んで元気にスイング“Hop into Healthy, Swing into Shape,”」だそうです。

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さて、この行事に合わせて「ホワイトハウス限定イースターエッグ」が販売されています。これは大統領と夫人のサインがスタンプされたもので、キレイな五色の色が1セットになっています。(単品でも買えるようですが) セットで39ドル99セント。(4,100円くらい)

この記念たまごが販売され始めたのは、1981年。ロナルド・レーガン大統領と夫人が最初で、大統領夫妻のみならず有名俳優や女優、スポーツ選手などのサインが入った卵を用意してたのが伝統として続いているのだとか。面白いですねー。

◆もともとは数千年以上の伝統から
イースター(復活祭)でなぜ「卵転がし」なのかというと、これはキリストが復活した際に岩を転がしてどかせたことから由来していると言われており、イギリス・ドイツなど欧州では坂の上から卵を転がすという風習が古くから行われていました。

そもそもは、卵は復活と生命の象徴でもあり、キリスト教以前の原子信仰に由来するとも言われており、実はとんでもなく古い伝統から始まっているんですね。それが“新大陸”へ渡り新たな伝統になっているとは面白いです。

ホワイトハウスを中心に、市民に政治を知ってもらう、政治を身近に感じてもらう催しとしての200年続くこの伝統に、生活に欠かせない身近な食材としての卵が用いられていること、うれしく思います(^^)

ここまでお読みくださって、ありがとうございます。

カテゴリー | ソムリエ日記 , たまごの歴史・文学・文化学 2014年04月21日

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こんにちは!たまごのソムリエ・こばやしです。
いい日よりの行楽シーズンですねェ!今日はこのお弁当の定番おかず、玉子焼きについて。玉子焼きの味つけは大きく2つに分かれまして、「甘い」v.s「塩味(だし)」 の論争はかなり熱いものがあります。 一般的に関東中心で甘い砂糖の入った玉子焼きが多く、関西地域では出汁などで味付けした、ちょっとしょっぱい玉子焼きが主のようです。
我が徳島県は甘くない方の「だし巻き玉子」が主流。関西文化の影響が入っているんですねー。

◆砂糖の意外な効果!
さて、じゃあソモソモなぜ玉子焼きに砂糖を入れるのかと言うと、ここにオドロキの理由があるんですね。

それは、「食感」。

あのふんわーりとした甘い玉子焼きの食感、これは「砂糖」のおかげなんです。砂糖はたんぱく質の変性を抑えます。なので卵の固まる温度を高め、固まってもやわらかーくする働きがあるんですね。

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実験では、砂糖を入れない卵は70℃付近で固まりますが、多めに砂糖を入れると85℃付近になります。 

なんだかあんまりフンワリした玉子焼きにならないなぁ・・・、なんてお困りのアナタ、隠し味にもうちょっとだけお砂糖を増やしてみるといいかもしれません。
ここまでお読みくださって、ありがとうございます。

(参考:たまごの科学・伍井一夫著)

⇒ふんわり濃厚、『究極のだしまき専用たまご』はこちら

カテゴリー | ソムリエ日記 , たまごのビックリ科学 2014年04月19日

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こんにちは!たまごのソムリエ・こばやしです。当社の駐車場には、桜の木とモミジの木があるのですが、両方が同時に色づいていてなかなか不思議な光景になっています。

調べてみると、もみじは、芽吹いたばかりの新芽を紫外線から守るために赤く色づくことがあるそうで、生命のすごさを感じますねー(^^)

と、こうフェイスブックで書いたところ、同業のMさんからご指摘いただいて初めて気づいたのですが、「さくら」と「もみじ」っていうと実は、卵の業界では非常に有名なキーワードなんですね。

日本にいる卵を産む鶏の9割以上はもともと外国から来た品種なのですが、5%ほど、日本の中で育種をされてきた鶏がいます。その純国産品種が「さくら」と「もみじ」という名前なんですね。

また、赤たまご、それから桜色のたまご、これらを「もみじ」と「さくら」のイメージになぞらえる事も、たまご業界では多いです。

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まったく気づかなかったのですが、もしかして先代は意識して隣同同士にこの木を植えた・・・?んだったりして。

カテゴリー | ソムリエ日記 , たまご全般コラム 2014年04月18日