小林ゴールドエッグ

ソムリエ日記 SOMMELIER DIALY

ソムリエ日記 記事一覧

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こんにちは!たまごのソムリエ・こばやしです。梅雨ももうすぐ終わりですね!夏!海!たのしみですねー。

さて、薄着になってお肌の露出が増える季節になってくるわけですが、スベスベ美しいお肌を維持する秘訣として、たまごのある“成分”が注目されています。

それは、卵の薄皮、“卵殻膜”に多く含まれる「シスチン」という成分。このシスチンは体内で2つの「システイン」という物質に分解するのですが、システインは皮膚に存在して再生を助け、シミやソバカスを予防する働きがあると言われています。

このシステイン、いちおう体内のアミノ酸からも作りだされますが、お酒を飲んじゃったりするとその体内合成がジャマされちゃうんですね。 飲むと肌荒れする、ってのはコレが原因だったりします。 ツルツル美肌を維持するためには、いろんな食品から摂取する必要があるわけです。

そのために、このツル美肌の素「シスチン」がたっぷり含まれる卵殻膜が、大きく注目されているんですねー。 医学面からさまざまな研究がなされてまして、最近では卵のカラから集めた卵殻膜をサプリメントにした商品も販売されています。

◆江戸の昔からの知恵!たまごの薄皮のスゴさ

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もともと「卵の薄皮」は、やけどや傷を治す特効薬として重用されていました。 江戸時代には力士の間で「稽古の傷には卵の薄皮を貼るべし」として伝わっていたんですね。

このことは医学的にも実証されていまして、切り傷に卵の薄皮を貼るだけで細胞の増殖・治癒速度が速まることが判っています。

普段は食べない卵の部分にもスゴイ健康機能が隠されているんですねー。

ここまでお読みくださって、ありがとうございます。(^^)

カテゴリー | ソムリエ日記 , たまごの健康情報(研究など) 2014年07月17日

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こんにちは!たまごのソムリエ・こばやしです。もうすぐ梅雨が明けそうで、ワクワクしますね!

さて、先日のちゃちゃ入れマンデーさんでたくさんの当社のこだわりと商品をご紹介いただきました(^^)

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今回の特集は、「卵が好きすぎる関西人」というお題でして、ウチのこだわり卵がテーマにピッタリ!ということで取り上げてくださいました。

ズラッ!と並んだ料理別専用たまご一覧だけじゃなくて、ここの卵も判りやすくご紹介くださいまして、非常にうれしかったですねー(^^)

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他にも「たまごは毎日5個食べても大丈夫!」という「一日一個説」の迷信をマチガイであると判りやすく紹介してくださったり、観ていて非常に楽しくまた卵の良さを全力で伝えたいと思っている私からすると嬉しさ満点の内容でした!

また、今回もご覧いただいた何人ものお客様から「見たよ!」と激励の言葉を頂き、そして新しいご縁のお問い合わせをくださっております。 深く感謝いたします。

がんばってさらに良いたまごをお届けし、元気でワクワク人生をより多くの方におくっていただけますよう、取り組んで参ります!

カテゴリー | ソムリエ日記 , 取材・掲載・ご紹介 2014年07月16日

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こんにちは!たまごのソムリエ・こばやしです。たまごの諺第24弾です!今回も中国から。

卵の中に骨をさがす>(鶏蛋里挑骨頭

ありもしない欠点をさがすこと」を意味します。

なるほど、イメージしやすくて面白い表現ですねー。 日本は減点法の文化が根付いていて欠点を指摘されることが多い、とも言われます。 行きすぎた「卵の骨さがし」もケッコウありそうですねー。

感性論哲学を教える芳村思風さんは、「欠点を無くそうとするよりも、長所をドンドン伸ばしていくほうが良い。そうすると短所が“愛嬌”に変わる」とおっしゃっています。

たまごには骨は無いですが硬い殻はあります、何か欠点を探し出したら、どんなものだって見つかります。それじゃァ、キリが無いですよねー。 それよりも物事や人物の良いところを見て、自分の「良いところ」を伸ばす努力を重ねる方が、精神的にもずいぶん良さそうです。(^^)

 

◆たまごを支える骨は・・・?
たまごはニワトリさんのお腹の中「卵管」というところでゆっくり10日ほどかかって「たまご」になっていきます。 胃腸とは全く違う臓器ですので、あたりまえですが、たとえ鶏サンが骨を食べたとしても卵に混じることはありません。

骨は体の組織を支えるためのものですが、たまごにも骨のかわりに組織を支えるものがちゃんとあるんですね。それは「カラザ」というスプリング状の物質。黄身から卵殻内側に繋がっていて、たまごに衝撃が加わっても黄身があちこち動いて内部でぶつかったりしないようにつなぎとめる役目をしています。

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このカラザには「シアル酸」という成分がたっぷり含まれていまして、インフルエンザの特効薬になったり育毛や美肌効果、またガンの特効薬になると期待されている成分でもあります。

「気になって取っちゃうんですよね。」なんて方もいらっしゃるのですが、健康を考えて食べられるなら、ゼヒそのまま召し上がってください(^^)

関連:たまごのソムリエ日記・・・たまご・鶏さんのことわざシリーズ一覧

カテゴリー | ソムリエ日記 , たまご・鶏のことわざ 2014年07月16日

こんにちは!たまごのソムリエ・こばやしです。先週今週とかなり仕事が立て込んでおりまして、ワクワクしまくってる反面、コラムが全然更新できておりません。「ほぼ毎日更新」をモットーにやっていたのですが・・・(–;)

さて、7月7日本日に放送中の関西テレビ「ちゃちゃ入れマンデー」さんで、私どものこだわり卵をご紹介くださっております。

東野幸二さんの番組で、かなりネタが面白いです。(^^)

ひさびさのゴールデン番組にてのご紹介、メッチャうれしいです。

カテゴリー | ソムリエ日記 , 取材・掲載・ご紹介 2014年07月7日

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こんにちは!たまごのソムリエ・こばやしです。ひさびさ!たまご・鶏さんの慣用句、第23弾です。

<三更まで灯りをともし、五更に鶏の声を聞く>(三更燈火五更鶏)

漢詩の一節で、現代中国でも用いられる表現です。

夜遅く寝て、朝早くに起きる」

という意味になります。

となります。更(こう)」とはかつて中国で使われていたちょっと珍しい時間の区分で、日が暮れてから夜明けまでの「夜」を五等分したもの。

一更が夜明けすぐ、五更が夜明け直前なので、三更だと大体午前2時-3時くらいでしょうか?夜明けが6時くらいと考えると、この慣用句は「たった3時間しか寝ずに超がんばる!」ってのを少しエレガントにした表現なんですねェ。(^^)

三更燈火五更鶏で勉学に励む』、というような使い方をするようです。

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◆夜明けイコール鶏さん
ちなみに鶏さんは必ず夜が明けてからしか卵を産みません。暗闇で割ってしまわないように、という本能からでしょうか?かならず夜明けとともに産卵を始めるんですね。なので、「五更鶏」はまさにその通りであって、ニワトリさんは夜明けの象徴というのは非常にうなづける話です。

関連:たまごのソムリエ日記・・・たまご・鶏さんのことわざシリーズ一覧

カテゴリー | ソムリエ日記 , たまご・鶏のことわざ 2014年06月25日

こんにちは!たまごのソムリエ・こばやしです。なんだか最近、心無い人が卵を投げる事件がとみに増えていて残念です。

実はヨーロッパには、謝肉祭の一環として「卵を投げる」という風習がイタリアやフランス、イギリスの地方などに残っていまして、イタズラ半分「神にささげる」半分というメンタリティがあるんですね。(モチロンお祭りという限定した期間の中であって相手の了承無しに投げつけるのはゼッタイいけない訳ですが)

そういう宗教観も無く愉快犯として困らせるために卵を投げる・・・「モッタイナイ」の精神を持つ日本人としては、言語道断!(欧米人なら良いという意味ではないです)

投げられた人の気持ちだけじゃなく、精根込めた作り手の想いを汲んで欲しいと切に願いますねー。

(関連:ジャスティンビーバーさん卵投げ事件が、ネットで卵ダジャレ祭りに – たまごのソムリエコラム

(関連:シュワルツェネッガー氏を当選させた、たまごジョーク – たまごのソムリエコラム

カテゴリー | ソムリエ日記 , ちょっとつぶやき 2014年06月24日