料理での
ほんのちょっとした
ひと手間とも呼べない
くらいのちいさな工夫が
お客様の好感度を
大きく上げる、
としたらどうでしょう。
おもしろいですよね。
こんにちは!
たまごのソムリエ・こばやしです。
心理学など
最新の研究で、
おもしろい報告がありました。
あなたのお店のメニューにも
効果がありそうなので、
ちょっとご紹介しますね。
その1
人は
「2つのものにつながり」
を感じると
カワイイと思ってしまう
なにか2つの物があったとき、
ちょっとつながっているとか
お互いの方向を見ているとか
なんかつながりがありそうだと、
好印象になるんだそうです。
人は「2つのものに繋がり」を感じると可愛いと思ってしまうと判明!https://t.co/uF12UFbnJJ
人は見た目以外でどういう要因に可愛いという感覚を持つのでしょう?日本ATRは見た目は同じでも2つの物体に繋がりを感じる時多くの人がより可愛いと感じることを報告。数と関係性が可愛さには重要だった pic.twitter.com/3zT65wQJzN
— ナゾロジー@科学ニュースメディア (@NazologyInfo) October 23, 2023
おもしろいですね。
ほんの
ちょっとした角度
だけで、
好感度がガラッと変わるんです。
でも、
感覚的には
納得があります。
僕もそう感じますもん。
考えてみると
人間って
社会性動物なんですよね。
〇を3つ描いたら
人はそこに「顔」を
見出すように、
なんでもない
ちょっとした仕草から
相手の関係性を
推し量る能力が
すごく高いわけです。
そんな能力が
あなたのお店のメニューに
発揮されると
サクランボの軸のつながり
目玉焼きの黄身の寄り具合
クリスマスケーキの
サンタ砂糖菓子の
お互いの向き
こんなちょっとした点で
お客さんは
「仲良さそう。
なんか良いね。」
と無意識に感じるわけです。
たとえば、
こんなビールの画像でも
『おいしそうだなあ』
だけじゃなくて
下の写真とおなじく
「つながっている感」に
好感度も抱いているわけです。
メニューの盛り付けや
写真などでは、
大きなひと手間じゃないですから、
ちょっと『角度』と『つながり』を
意識してみると
おもしろいんじゃないでしょうか。
たとえば
クリスマスケーキでは
サンタなどの
人形砂糖菓子を
沿えることもあるかと
思いますが、
こんな風に二人を
同じ方向に向けると
もったいないわけです。
見つめ合い
が大事なんです
研究報告では、
『2つ』で
『つながりがありそう』
ほど好感度がたかいそう。
上記図(リンク先より引用)の右ですね。
すると、
卵はすごく有効です。
ゆでたまごを
スパッと切った状態は
当たり前ですが
左右が完全一致します。
西洋のことわざで
「瓜二つ」のことを
「たまご2つ」と
いうくらいですから。
なので、
モーニングセットや
ラーメンの煮玉子でも、
こころもち
向かい合わせ気味
にしてみる
寄り添わせてみる『だけ』で、
思ってもみなかった
好感度上昇に
なるかもです。
あとたとえば、
ちょっとゴマで
顔を付けてみるとかも。
その際は、
正面見ているよりも
お互いを見ているように
するのがポイントですね。
ほかにも、
黄身が2つあるたまごを
僕たちもお出ししていますが、
お祝いや結婚式の2次会でも人気です。
すごくすごくお客様に
好感度が高いのですが、
いっしょにくっついた卵
への印象に
心理学的にこんな理由があるなんて
ちょっとビックリです。
ここまでお読みくださって
ありがとうございます。