小林ゴールドエッグ

ソムリエ日記 SOMMELIER DIALY

ソムリエ日記 記事一覧

onepiece_kobito.jpgこんにちは!たまごのソムリエ・小林ゴールドエッグのこばやしです。

少年ジャンプで連載中の人気漫画「ワンピース」に、小人が出てきたので、以前、ガリバーとゆでたまごの奇妙な関係について書いた事をふと思い出しました。

このガリバー旅行記に出てくる小人のサイズ。いったいどれくらいのイメージなんでしょうか?

原書には「ガリバーは小人の12倍の大きさ。」

と書かれています。また、食事シーンでは、

「ガリバーの食事は(小人国人)300人で作り、1724人分の食事を用意した。」と書いてある。

実際は、体積12倍として3乗すると、12×12×12で1728人分が必要です。

ガリバーが仮に80kgの体重だったとすると1728分の一、

小人の体重は約46gという事になります。

ちょっと小さめのたまご一個ですね。

小さめの卵を手に持った時に、

ああ、小人はこれくらいだなー、と感じてもらえればほぼ間違いが無いです。 ワンピースの小人も、それくらいなのでしょうか!?

もうちょっと大きめのようにも見えますが。(^^)

(参照)ガリバーを戦争に巻き込んだ「ゆでたまご」 – たまごのソムリエ日記

ちょっと小ぶりで味のギュッと詰まった縁起モノ、「初産みたまご」↓↓ これお気に入りなんです(^^)

【期間限定】縁起もの! 初産みたまご 20個入【送料無料】1,000円

カテゴリー | ソムリエ日記 , たまごの歴史・文学・文化学 2013年07月26日

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こんにちは。たまごのソムリエ・小林ゴールドエッグのこばやしです。

夏まっさかり、アイスクリームが美味い季節です。(^^)

mugnum_choko.jpg

さて、ヨーロッパのアイスクリームブランド「MAGNUM(マグナム)」が、毎年めっちゃ面白いweb広告を出しています。(※パソコンでの閲覧限定です!)

Magnum Pleasure Hunt3(http://pleasurehunt3.mymagnum.com/)

 「START (スタート)」をクリックすると、突然パリ?の観光案内のようなサイトになります。 写真にはステキな恋人が。mugnumgame_2.jpg

 すると・・・・!突然・・・・・・!?

mugnumgame_1.jpg

なんと!誘拐団が現れて、サイト写真の中の彼氏をさらっていきます(普通逆じゃないか!?)

そして、写真の白服美女がいろんなサイト中を飛び回って彼氏を取り戻す大冒険に・・・! パソコンの←→で移動、スペースキーでジャンプです。

magnumgame3.jpg

“素材写真”のサイトで、捕われた彼氏が燃えないように、放水します! ロケットやマッチなど写真が燃えるたびにピンチが訪れます。

magnumgame4.jpg

お菓子のサイトに飛び込んで、爆弾を投げ返して悪人をやっつけたり・・・・・・!

mugnum_6.jpg mugnum_7.jpg

また別サイトには横のアフィリエイトに「明かり」ボタンが!パチンと消してこっそりと近づきます・・・!

ほかにも冒険中にいろんな細かなギミックが満載で、ワクワクしながらクスッと笑える面白ゲームです。 ちなみに、それぞれのページで茶色いチョコレートアイスをどんどん採っていくと、得点になります。

 

◆毎年ワクワク面白企画が・・・!
今年で第三弾なのですが、個人的には最初の広告が一番面白かったです。 

pleasurehunt1_choko.jpgMagnum Pleasure Hunt

こちらもgoogle map やyou tube動画に飛び込んでみたり、ホテルのHPに飛び込んでシャワーに入ったりと、やりたい放題(^^)

最初だけあって、やりたいイタズラ心をふんだんに盛り込んだカンジです。(。)

 

◆遊び心満載のwebプロモーション
まずお客さんに興味をもってもらうこと。 その商品が持つ世界観を伝えることって、すごく大事なんですよね。 この商品は「おいしい」だけじゃなくて、これを友達や家族と一緒に食べることで、『どんなワクワクする世界が広がるのか・・・!?』、その「体験」を伝えることが大切なんですね。

ここまでお読みくださって、ありがとうございます。magnum_mf.PNG

◆おまけ
このサイトにスマートフォンからアクセスすると、 全然ちがうスーパーマリオみたいなゲームが始まります(^^)

 

 

カテゴリー | ソムリエ日記 , ワクワクすること 2013年07月25日

こんにちは!たまごのソムリエ・小林ゴールドエッグのこばやしです。

本日はさっぱりして美味しい、「アップルチーズオムレツ」のご紹介。 カンタンで、朝食に紅茶と食べるとすごく合います。(^^)

 

<アップルチーズオムレツの作り方>

【材料】
バター 小さじ1
りんご 1/2個(皮をむいて薄くスライスまたはみじん切り)
ローストシナモン粉 小さじ1/4(1.5ml)
ブラウンシュガー(又はグラニュー糖) 小さじ1(5ml)
チェダーチーズ   大さじ2(30ml)
たまご(Lサイズ以上) 2個
水 大さじ1(15ml)
塩 1つまみ

 

【作り方】
(1)フライパン(テフロン加工のものが作りやすいです。)中火にしてバターを溶かします。 リンゴスライスを投入し、良くかきまぜながら3分間煮詰めます。
(2)シナモンと小さじ1(5mL)砂糖をリンゴの上に振りかけます。
(3)4、5分経つまで小まめにリンゴをひっくり返します。
(4)軽く泡立てた卵をボウルに入れ、水大さじ1と塩一つまみを混ぜます。
(5)これをフライパン上のリンゴに注ぎます。
(6)たまごが固まる前に金串などでリンゴを順に持ち上げ、下に卵液が流れ込ませます。
(7)たまごの表面まで固まってきたら、半分のエリアにチーズを乗せます。
(8)チーズの乗っていない側を持ち上げて折り返します。
(9)器に乗せて完成! です。

いかがでしたでしょうか? 慣れると10分少々でできます。

りんごの爽やかな甘みが、たまごのとろふわ感と意外にマッチして驚きです。

チーズ無しでも作ってみましたが、こちらもお菓子っぽくなって、結構おいしいです。

ぜひ、夏休み、走り回って帰ってきたお子さんへのワクワクビックリの美味しいメニューとして、お試しくださいませ。

ここまでお読みくださって、ありがとうございます。

カテゴリー | ソムリエ日記 , 料理別・たまごのこだわり , オムレツ 2013年07月24日

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こんにちは!たまごのソムリエ・小林ゴールドエッグのこばやしです。

ケーキを切り分けるときいつもジャイアンが思い浮かびます。

スネ夫の家で出されたケーキを、ジャイアンとのび太と三人で分けるのですが、

「ちゃんと三等分な!」


・・・・・・と言って、ホールケーキの上部三分の一を持っていくという鬼畜の所業・・(^^;) これはヒドイ(笑)

子供心に「すっげーアタマイイなー!」と感動したのを覚えています。cake_santoubun.jpg

自分がのび太の立場ならきっと泣いちゃうと思いますが、ただ、とっさにこの機転はすばらしいのではないでしょうか!?

こういう発想って、できそうでなかなか思いつかないんですよね。

日照の少ない山間部で耕作困難→ ゆっくりと色づくからできる甘い高級苺「ももいちご」 ⇒ 一粒1000円

米国でワインが売れない→ ビールのようにスッキリ飲みやすいワイン「イエローテイル」⇒ ボトルワイン全米№1

世の中は、常識に捉われない発想でオンリーワンになっている会社がたくさんあります。

ジャイアンの柔軟な発想も、意外と経営者に向いているのではないでしょうか!? 郷田商店(八百屋)もジャイアンの代になったら大きく発展するかもしれませんね。ドラえもんの22世紀には上場してたりして(^^)

ここまでお読みくださって、ありがとうございます。

※※洋菓子専用究極のハーブたまごのご注文はコチラ

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カテゴリー | ソムリエ日記 , ちょっとつぶやき 2013年07月23日

こんにちは!
たまごのソムリエ・こばやしです。

暑い日が続きますねー。
息子と半日泳いでいたら、
上半身まっ赤っ赤になってしまいました(^^;)

 

さて、本日はひんやりする話を。

日本でたまごが
日常的に食べられるように
なったのは、江戸時代から。

 

それまでは一般的に、

卵をたくさん食べるのは
「ちょっと恐ろしいコト」

だと考えられていたんです。

こんなお話しが残っています。

 


『日本現報善悪霊異記』(822年)

因果応報を信じないある男が、
毎日鳥の卵を探し出しては、
煮て食べていた。
ある日、
男の前に異形の兵士が現れた。 

「国府からの命令ダ。ツイテコイ。」

男は兵士の後をついていくと、
兵士は突然、
眼前の麦畑に男を押し込んだ。
と、
二尺の高さに生い茂っていた麦が
燃えあがる火と化した。 

足の踏み場もない!
燃え盛る炎の中を、
「熱い熱い!」
と泣き叫びながら
男は逃げ惑うが、
どこにも出口がない・・・!

さて、近隣の村人が
麦畑の近くを通ると、
「熱い熱い!」と叫びながら
麦畑を走り回っている男がいる・・・。
不届きなイタズラ者め!
と男を捕らえようとするが、
泣き叫ぶばかりで暴れるのを止めない。

ようやく捕まえて、
強引に畑から引きずり出した
ところ、
倒れ伏してようやく動かなくなった。

男は痛い痛いと呻きながら
「火の山の中を走り回っていたんだ!」
とこれまでのことを説明した。

村人達が驚き
裾をめくって足を見ると、
男のふくらはぎの肉は焼け爛れ、
骨だけになっていた。

そのまま翌日に
死んでしまったという。
この世にも地獄というものが
あるんだなぁ、と
村人たちは話し合ったそうである。

編者曰く、
「現世で鳥の卵を
煮たり焼いたりする者は、
死んでから 灰河地獄に落ち、
煮られた卵と同じ目に合うのである。」

・・・・・・と、
因果応報の大事さと
殺生を禁じる言葉で締めくくった。


と、いうお話です。

うーむ、
たまごを煮ちゃいけませんか・・・。

僕はたまご屋さんなので、
毎日ゆで玉子やオムレツ、
目玉焼きを食べてる
んですよねェ。(^^;)

この書が編纂されたのは平安初期、
作中の時代は奈良時代です。

お坊さんが
仏教の教えを広めるために、
わかりやすいエピソードを
まとめたもの、と言われています。

仏教では「無傷害」という言葉があり、
生命のあるものを傷つけること
殺生」を禁じています。

ですので、
この『日本霊異記』にある
エピソードでも、

猟師さん、漁師さんなど
狩りをする者はかっこうの
「ワルモノ」扱いです。

ただ、
現代に至る仏教の解釈では、
殺生がいけないわけじゃなくて
単に「快楽のためだけに殺生をすること」
がいけないことである

という考えにも至っています。

不殺生を突き詰めると、
植物ですら生命を持ってるわけ
ですから、
何にも食べられなく
なっちゃうわけです。

そもそも、
快楽主義と禁欲主義の間の
「中道」を行くべし

というのがブッダの教え。

現代に生きる我々としては、

肉も魚も卵もおいしく食べるけど、
命の恵みと大切さに感謝して
無駄にすることなくいただく

ことが地獄の炎に焼かれない
真っ当な生き方じゃないでしょうか。

・・・・・・ですよね!?(^^;)

ここまでお読みくださって、
ありがとうございます。

カテゴリー | ソムリエ日記 , たまごの歴史・文学・文化学 2013年07月22日

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こんにちは!たまごのソムリエ・小林ゴールドエッグのこばやしです。

いよいよ夏休みですね!星空の綺麗な時期にになってきました!

上の写真は、ハッブル宇宙望遠鏡で撮られたまるで「ペンギン」みたいな銀河と「たまご」型銀河のペア写真です。

地球から約3億2000万年光年離れた位置にあるそうですが、なぜこんな形をしているのかというと、たまご銀河(NG2937)とペンギン銀河(NG2936)がお互い近づいて干渉を始めているからだそうな。(衝突銀河というそうです)

ペンギンさんの方は標準的な“渦巻き銀河”だったのですが、たまご銀河が近づいたことでその重力場でゆがめられ、引っ張られ、引き伸ばされることで、まるでペンギンのようなカワイイ(?)フォルムに変形中なのです。 最終的には合体して“Arp 142”と総称される一つの銀河になってしまうのだとか。

二つの銀河の間の空間は黒く何もないように見えますが、実は2銀河からの塵やガスが超スピードで衝突しあっていて、新たな星が形成される素として爆集し続けているのだとか。

すごいですねー(^^;)

(参照):Penguin-shaped galaxy poses with galaxy that looks like an egg
(http://www.latimes.com/news/science/sciencenow/la-sci-sn-photo-hubble-egg-pengui-galaxies-20130620,0,7990284.story)

カテゴリー | ソムリエ日記 , 面白たまご話 2013年07月20日