小林ゴールドエッグ

ソムリエ日記 SOMMELIER DIALY

ソムリエ日記 記事一覧

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こんにちは!たまごのソムリエ・小林ゴールドエッグのこばやしです。

先日大阪にて開催されていた、パンとお菓子の産業展「MOBAC SHOW 2013」に行ってきました!

いろんな機器メーカーさんが出展されておられ、最新の生産動向やトレンドなど、大変勉強になりました。

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書籍コーナーにかなりマニアックな専門書が販売されており、興味津々あさりまくって、後学のためたくさん買い込んで来ました。 こういうのってワクワクしますね!

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我々のお客様も、ブースをご出展されておられまして、ウチの「洋菓子専用ハーブたまご」などを使ったデモンストレーションお菓子製作もあって、こちらもワクワク楽しく嬉しい限りでした。(^^)

何より刺激になったのは、日進月歩、洋菓子製パンの世界もどんどん新しい技術が確立され世の中に出て来ており、またこれだけ沢山の方がそれを求めていらっしゃるということです。美味しい!に限界は無いんですね。 お写真は撮れませんが、会場のあちこちでお菓子やパンの講習会をやっており、熱心にメモを取りつつ勉強するパティシエさん、パン職人さんの姿でいっぱい。 自分も負けてられない!と心に新たな火を燃やして帰ってまいりました。 新しい商品の「おいしさ」として皆さんに伝えてまいります!!

カテゴリー | ソムリエ日記 , ちょっとつぶやき 2013年03月9日

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こんにちは!たまごのソムリエ・小林ゴールドエッグのこばやしです。

ぼくは王さま」という絵本シリーズをご存知でしょうか?

いばりんぼでおこりんぼ、うそつきで、そしてたまご料理がなにより大好きな、子供みたいな王様が主人公の童話。 シリーズ累計50作、なんと!500万部も出版されている名作絵本です。

私も小学生の時大好きでよく読んでました。 一年生のとき、初めて「図書室」で借りたのも、この本です。 有名な童話だとは思っていましたがこんなに売れてるんですね。ビックリです。

さて、この「ぼくは王さま」シリーズですが、初出版から半世紀を経て今春、初のテレビアニメ化されるとのニュースが出ていました。

ぼくは王さま:名作童話シリーズ初のテレビアニメ化 – (毎日新聞デジタル・まんたんウェブ)http://mantan-web.jp/2013/02/06/20130206dog00m200051000c.html

いやー、なつかしい! ぜひ子供と一緒に見てみたいです。

「ぼくは王さま」の代表作といえば、ぞうのたまごのたまごやき

ousama_zounotamago.jpgたまご大好きな王さまが、王子さま誕生のお祝い料理に「玉子焼き」をふるまう事に決めます。 国民みんなにゴチソウするわけですから沢山の量がいる、そこで「『ぞうのたまご』で作るように!」と命令をだすのですが・・・・・・

というストーリーです。 誰も見たことが無い「ぞうのたまご」。 とにかく巨大なフライパンやかまど、でっかいスケールの準備がたくさん出てきて、「こりゃ食べてみたい!」と読んでて子供心にすごくワクワクしました。 イマジネーションを刺激されるとても楽しいお話です。

「王さま」はたまご大好なので、きっとアニメでもお腹がグーグーなるような美味しそうなたまご料理の表現がタップリ観られることでしょう!(^^)

ぜひ皆様も、アニメでもご覧になってくださいませ。

BSにて4月6日スタート、毎週土曜午前9時半-10時放送予定。だそうです。

カテゴリー | ソムリエ日記 , ワクワクすること 2013年03月7日

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こんにちは!たまごのソムリエ・こばやしです。

3月3日はひな祭り・・・だけじゃなくて、実は「闘鶏の日」なんですね。 「鶏合(とりあわせ)」と言って平安時代より宮中で続いている風習で、闘鶏をすることで「五穀豊穣」を祈り占うんだそうです。

この闘鶏が江戸時代には賭け事として庶民にも普及し、何度か幕府が禁止令を出したほどの流行りよう。それだけ鶏サンやたまごも庶民に普及してたってことでしょうね!(^^)

さて、私の母方の実家、和歌山県には「闘鶏神社」なるものがあります。(※正確には「鬪雞神社」と書きます)

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熊野古道の分岐点にあり歴史は古く、「平家物語」にその成り立ちエピソードが出てきます。

熊野水軍の頭領であった湛増(たんぞう)が、源平合戦に際しどちらに味方するかを赤いニワトリ・白いニワトリを戦わせて決めたのだそうです。 結果白いニワトリさんが勝ち、源氏への味方を決め壇ノ浦へ出陣し、大勝利へと導いたんですねー。

 

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もしここで赤いニワトリさんが勝っていれば・・・・・・まだまだ長く平家の世が続いていたかもしれません。

※ちなみに現在の採卵鶏(卵を産むための鶏種)に限ると、赤のニワトリさんと白のニワトリさんでは、原種に近い赤ニワトリさんの方が体が2割程度大きいので、今両者を戦わせたらおそらく赤いニワトリが勝ちます。(^^)

以前に書きましたが、タイのアユタヤ朝の英雄ナレースワンも、闘鶏で出陣するかどうかを決めた(占った)という伝説があります。 重要な決断を闘鶏に託し、勝敗を以って占うというのは、心理として理解できる気がします。 勇敢に戦う姿から、重要な行動へ向かう自分の気持ちを後押ししてくれる・・・そんな意味もあるのではないでしょうか。

ここまでお読みくださって、ありがとうございます。

カテゴリー | ソムリエ日記 , たまごの歴史・文学・文化学 2013年03月3日

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こんにちは!たまごのソムリエ、小林ゴールドエッグのこばやしです。

ここの所、かなり仕事が忙しかったのですが、ひさびさ予定なし週末でしたので、ウチの畑で野菜の収穫してきました。

にんじん!

キャベツ!

白菜!ホウレンソウ!大根!

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本日のちょっとガッカリ大根。 これはふっとい大物だ!と引き抜いてみると下半分は大胆削減状態でした(汗)

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もちろんりっぱなのも沢山採れましたが!(^^)

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白菜は収獲期をすぎちゃうと、花みたいに開いてきます。 遅かった!残念。

トランクが野菜でいっぱいに!

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その日の晩御飯はもちろん、とれたて野菜づくしです!(^^)

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豚しゃぶにしました。野菜が主役ですけどね! 超うまかったです。(^^)

カテゴリー | ソムリエ日記 , ちょっとつぶやき 2013年03月1日

 

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こんにちは!たまごのソムリエ・小林ゴールドエッグのこばやしです。

JAL、3月から国際線欧米路線で「AIRモスバーガーテリヤキたまご」を提供 (レスポンス・2013年2月15日)http://response.jp/article/2013/02/15/191337.html
・・・・・・今回のメニュー「テリヤキたまご」は、1973年に日本のチェーンで初めてモスバーガーが販売を開始した人気商品「テリヤキバーガー」をアレンジし、テリヤキソースとよく合うたまごを加えることで、ひと味違うおいしさに仕上げた。香ばしく甘みのあるテリヤキソースと、ふんわりしたたまごで日本らしいホッとする味わいを表現したとしている。・・・・・・

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とのことで、「ふんわりたまご=日本らしい」、というイメージを伝えるのだそうです。 世界トップクラスのたまご消費国である日本は、同時に年間330億個の卵を「生食」できる品質管理トップクラスの生産国でもあります。 きわめて高いレベルの衛生基準が要求される「機内食」でたまご料理を出すなら、日本の卵以外あり得ません。 機内食に関しては、まさしく日本らしさ=たまご料理です。

世界に向けて日本の卵の品質を伝わるとすると、とってもうれしい限りです。(^^)

ぜひJALでご旅行の際には、楽しんで下さいませ!

カテゴリー | ソムリエ日記 , たまごの海外ニュース 2013年02月15日

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こんにちは!こばやしです。 入試シーズンまっただ中ですね! 受験生の皆様大変お疲れ様です。

さて、ちょっと下の式をご覧くださいませ。egg_shiki_fomula3.jpg

なんの式か、判りますでしょうか!?

これは、エクセター大学のチャールズDHウィリアムズ博士が算出した「パーフェクトなゆでたまごの公式」なんですね。boillingegg_paper2.jpg

この方は物理学者なのですが、超真面目に「ゆでたまご」について物理学の観点から論文を書いています。 読んでみましたが、式ばっかりでウヘェー、ってカンジです(^^;)

 要するに、『料理本に載っている「茹で時間」って、アイマイすぎるよ。 なぜなら、卵の大きさや温度でだって、水の温度でだって変わっちゃうんだし。 色んなパラメータを考慮しないと、美味しいゆでたまごはできっこない!

・・・・・・といういかにも研究者らしい理系発想というか、非常にウザイ難癖をつけたわけです。 そこでこのウィリアムズ博士は、膨大なデータと卵の相関を取って、上記の式を作り上げました。

更になんと、「標高」と茹で時間の相関データまで取って、これも式に繰り入れているんですね。 なんというか・・・スゴイです。

それで結局、どれだけ茹でたらいいんだよ!

という方におススメなのが、下記のサイト。(^^)

http://www.mn.uio.no/kjemi/tjenester/kunnskap/egg/parfectboildegg_flash2.jpg

上の公式を活用した、flashサイトです。 四つのバーをクリックして調整し、スタートボタンを押すだけで上部に理想の茹で時間が算出され、タイマーとして時間を知らせてくれます。(残念ながらノルウェー語のページですので読むのは難しいです)

物理学の見地から考えた、完璧なゆでたまご

受験でピリピリしている息子さんとの会話のネタに、

ぜひお母さん、一度こちらの作り方を試してみてはいかがでしょうか!?

ここまでお読みくださって、ありがとうございます。 

カテゴリー | ソムリエ日記 , たまごのビックリ科学 2013年02月4日