小林ゴールドエッグ

ソムリエ日記 SOMMELIER DIALY

ソムリエ日記 記事一覧

 

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こんにちは。こばやしです。

な、なんと!3月1日に、フジテレビ朝の番組「めざましテレビ」にて、私たちのこだわりたまご「究極のたまごかけご飯専用たまご」のご紹介をいただきました! 以前にお取り上げいただいてから約2年ぶりです!

身の周りの進化にスポットを当てる『shinkaせんか』というコーナーにて、進化しつつあるたまごとして私どものこだわりたまご「究極のたまごかけご飯専用たまご」のご紹介をいただいたんです。(^^)

他にも、養鶏農場の歴史や昭和のたまごの価格や消費量の変遷などもご質問がありお伝えしたのですが、コーナーの中では当時の貴重な写真と共にとっても分かりやすく説明されており、たまご人気アップにとってもスゴク効果があったのでは!とワクワクしております。

そんなに長い時間じゃなかったのですが、私達のたまごを、上記の写真のようにプロの技術でモノスゴク美味しそうに撮ってくださっており、スタッフみんなで「おおー!!」と歓声を挙げながら観ました!

また、「黄身の白いたまご」の特集がありましたが、これは私たちもお届けしている「玄米たまご」と同じ、お米を食べさせて育った元気鶏のたまごです。

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見た目は変わっていますが、それが魅力!につながっている人気急上昇のたまごなんですね。

ワクワクご覧になっていただいた方、本当にありがとうございます!(^^)

カテゴリー | ソムリエ日記 , 取材・掲載・ご紹介 2012年03月6日

こんにちは。こばやしです。

「タイ」 「鶏」 「300万人」 「3月3日」

何の組み合わせか分かりますか?

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答えは「闘鶏」

タイは、俗に「闘鶏人口300万人」と言われており、アジア有数の闘鶏好き国です。

なぜそんなに闘鶏好きなのか?

それは約450年前、タイを救ったひとりの英雄国王のエピソードから来ています。

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時は16世紀、タイのアユタヤ朝に、ナレースワンという王様がいました。

彼は小さいころから大の鶏好きでした。 当時アユタヤは、隣国ビルマの属国。 苦しむ国民の姿に想いを馳せていたナレースワンはある日こう決意しました。 「闘鶏でアユタヤの行く末を占おう。 アユタヤを示す軍鶏が勝ったら、ビルマからの独立へ向け決起するぞ!」

はたして占いは「アユタヤの勝利」と出、ナレースワンはその通りにビルマからの独立を勝ち取りました。

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現在においてもタイに行くと沢山の“ニワトリさんの置物”を見ることができます。  これは英雄ナレースワン王にあやかったものです。 タイの一部地域では、願掛けをして願いがかなうとニワトリ像をお寺に奉納する風習もあるのだとか。

サテところ変わって日本。 実はひな祭りの3月3日は、「闘鶏の節句」でもあります。 平安時代から、闘鶏をすることで五穀豊穣を祈り占うという風習があるんですね。 占いと闘鶏、ニワトリにまつわるタイと日本の意外な共通点ですね。

(参照:「ニワトリ 愛を独り占めにした鳥」光文社新書)

カテゴリー | ソムリエ日記 , 鶏さん・鳥さんのコト 2012年03月3日

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こんにちは。こばやしです。取材のお話があり、お客様と標高400m、当社のお届けしている「木屋平高原の放し飼いたまご」農場、香川さんちに行ってきました。(^^)

こちらのたまごは、洋菓子パティシエさんにも大人気なのですが、香りのクセがきわめて少なく繊細な風味が特徴で、特にダシや食材の香りを大事にする和食のお客さまに大絶賛いただいているたまごなんです。

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ニワトリさんはとにかく人懐っこく好奇心旺盛、狙い定めたヒトがいると・・・

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どんどんうしろをついてきます。 そして足をつつく!つつく!!初対面のお客様の後ろだってこのとおり。↑ひろーい茶畑と柚子の木畑からどんどん集まってきます。

私は今日はお客様と一緒なのでめずらしくスーツ、靴もそれなり。だったのですが・・・、

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足をつつかれまくりです。 うおー、ナンテコッタ。 スニーカーにすりゃヨカッタヨ。

2月-3月の木屋平高原さすがに寒いですけど、ニワトリさんは元気元気、中にはハイになって木のぼりしている強者まで! これはゆずの木。↓

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朝のうちは徳島は雨だったのですが、午後はバッチリ晴天に、収録の方も・・・↓

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バッチリ成功の様子でした。(^^)ホッ!

また放送の際には、ご報告させていただきますね。

関連:和食に最適!木屋平高原放し飼いたまご

※注)撮影時には、靴や衣服など入念に消毒を行った上で農場内に入っております。

カテゴリー | ソムリエ日記 , たまご全般コラム 2012年02月29日

 

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こんにちは。こばやしです。

いままでたまごのジョークをいろいろお伝えしましたが、中にはその国の語彙がしっかり判っていないと理解できないジョークがあります。

たとえばこんなのです↓

Q: 「 コンピューターの上に置きすぎた卵を何と呼ぶか?」 (What do you call an egg who is on the computer too much?)
A: 「たまごアタマ。」(An “Egg Head”.)

どうです?ナンノコッチャ意味わからんですよね。

この「たまごアタマ」(Egghead)は、インテリとか知識人とかいう意味があります。 なので、上のジョークは例えば「勉強机にしか置かない弁当は?→ガリ弁」みたいなダジャレジョークなんですね。

それにしても、日本には「鳥頭」すなわち「鶏は三歩歩いたら忘れる」という慣用句があります。 英語の「チキン」は弱虫”のコトだし、和洋問わずニワトリさんに例えられるのは不名誉なわけです。 なのにその子供である「たまご」がインテリの代名詞になるとは、なんとも面白いですね。

ちなみに卵黄に多量に含まれる「コリン」という物質は脳内で神経伝達物質になり、アルツハイマー病予防に役立つという最近の研究があります。

「たまごアタマ」がかしこさの代名詞なのは、あながち間違いではなさそうです。(^^)

カテゴリー | ソムリエ日記 , 食べ物ジョーク・おもしろ 2012年02月24日

こんにちは。こばやしです。

数式で「I love you」を伝える方法、としてネットで話題になっているようですね。

確かにスゴイ!と感心してしまいました。

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ドラマかなにかのワンシーンでしょうか、黒髪の女の子が黒板に数式を書いたかと思うと・・・

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全然関連無さそうなものが、アッ!というまにメッセージ化するのって、まさにイリュージョンマジックのトリックに通じるものがあります。

一瞬の爽快感がありますね(^^)

そういえば、グラフでハートを書く数式、というのもあります。

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ためしにエクセルに式入力してみましたが、上記のようなカンジです。

こちらもなかなかグーだと思います。

男性の方、ホワイトデイのメッセージにこんなちょっと変わった方法も良いのでは!?

(※)上記の「I LOVE YOU」はこちら→ http://nlab.itmedia.co.jp/nl/articles/1202/19/news003.html
(※)ハートのグラフの書き方はこちら→ http://homepage3.nifty.com/kuebiko/science/freestdy/MthHeart.htm

カテゴリー | ソムリエ日記 , ワクワクすること 2012年02月20日

 

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こんにちは。こばやしです。

「ALWAYS 三丁目の夕日’64」が公開中ですね。

評判も良いようで、昭和っ子レトロ好きとしては、何とか時間を作って見に行きたいところです。 20代のころ趣味でフリーマーケットをやっていたのですが、頂いた電話やラジオ、身の回りのものものなど何とも味があって素朴ながら機能性の高いデザインに魅了され、またお客さんのおじいちゃんおばあちゃん達とあれこれ話し込み、まさしく「三丁目の夕日」時代をあれこれ語ってもらったのを懐かしく思い出します。

さて、作中は昭和30年代後半ですが、この頃の鶏卵の価格を見てみますと、

全農東京市場
昭和36年 194円/kg
昭和37年 196円
昭和38年 206円
昭和39年 184円

となっており、卸売市場の流通価格として、一個約14円程度ということになります。

ちなみに昨年の相場価格が

平成23年 196円/kg

ですので、50年を経て、現代とほぼ変わらない価格ということになります。

が、

大卒初任給が1万3000円程度、もりそば一杯50円という時代ですから、当時のたまごは今よりずっと魅力の高いぜいたく品だったと言えます。

『昭和33年』(ちくま新書)の著者、布施克彦さんによりますと、

当時の感覚を今に直すと、たまご1パックで2000円くらいの換算になるんだとか。

ちなみに昭和30年代の、家計に占める食費の割合(エンゲル係数)は41%にもなり、これは現代の倍以上です。 古き良き時代とはいえ、食べていくのに大変な時代であったことは確かなようです。

にもかかわらず、昭和35年の東京一世帯当たりの年間たまご消費量は571個とすでに世界有数となっており、20年代後半の270個前後から比べても倍近くに膨れ上がっているという、「ALWAYS 三丁目の夕日」当時のたまご人気ぶりがうかがえます。

観に行かれた方、映画中の食卓にも、ぜひ注目ですよ!

(参照:http://nikkan-spa.jp/141714)

カテゴリー | ソムリエ日記 , たまご全般コラム 2012年02月18日