小林ゴールドエッグ

ソムリエ日記 SOMMELIER DIALY

ソムリエ日記 記事一覧

こんにちは!こばやしです。

朝晩だいぶん涼しくなってきましたね。

空模様はもう秋です。

さて、秋になるとたまごの需要が増えます。

それは、夏休みにストップしていた給食がスタートすること、レストランチェーンなど飲食店さんでの「秋の新メニュー」など需要のためです。

食欲の秋、

たくさんたまごを食べてくれる人が増え、ワクワクしますね(^^)。

ただし、たまごはいわゆる相場モノなので、需要増加に比例してたまごの価格も上昇します。

そして、開放鶏舎や放し飼いのニワトリさん達も、涼しい風に吹かれて非常に快適、飼料もたっぷり食べて少し濃いめの味になります。

もちろん、農場によっては、秋の気候に合わせて飼料の配合も変わります。

たまごの世界も、全力で秋を堪能してもらえるように準備万端なんです(^^)

カテゴリー | ソムリエ日記 , たまご全般コラム 2010年09月28日

 

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こんにちは!こばやしです。

朝晩すこし肌寒くて、そろそろT-シャツで過ごすのがツラくなってきましたね。

さて、面白いアイデアの動画がありましたのでご紹介。

なんと222枚ものTシャツを使って撮った、ストップモーションアニメです。

二人のやりとりもすごく面白くて、ついつい何度も見てしまいます。(^^)

たまごのシーンなんて、ちょっとしたマジックみたいです。

カテゴリー | ソムリエ日記 , 食べ物ジョーク・おもしろ 2010年09月25日

こんにちは!

急に涼しくなって、とたんに鍋料理が恋しいこばやしです。(^^)

さて、みなさん、

幻想料理(イリュージョンフード)

というものを知っていますか?

幻想料理とは、中世に流行した、宮廷料理のひとつです。

例えば、ロースト・ピーコック(孔雀の丸焼き)。

おいしく料理したあと、ニセの羽をつけ、骨格をととのえ、まるで生きているかの様にリアルに「再現」され、テーブルに饗されたそうです。

また、城そっくりに形作られたパイは、扉をあけると中から音楽師や芸人が飛び出してきそうなほどのリアリティを持っていたとか。

幻想料理とは、もはや「芸術品」と言ってもよいくらいの、趣向を凝らしつくした超高級料理なんです。

漫画「沈夫人の料理人」にも、桂魚(けいぎょ)に飾り付けをすることで、極楽に住むといわれる幻魚をつくりあげ、主人が夢で食べた幻の料理を再現しようとするシーンがあります。

これなんかも、さしずめ中国版幻想料理と言えるのではないでしょうか?

日本だと、精進料理などの「見立て料理」こそありますが、ここまで見た目の豪奢さにこだわったものはちょっと記憶にありません。

 

◆たまごと幻想料理の関係
このような中世ヨーロッパの宮廷料理には、金色がふんだんに使われました。

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サフランなどのスパイスとともに、卵黄がたくさん使われたんです。

卵黄によって照りを出し、黄金の光沢を表現したのです。

ちなみにたまごの幻想料理だってあります。

哲学者ビエールメ著「料理大辞典」によると、

豚の膀胱を使って作られた架空の「巨大たまご」が食卓に並ぶことがあったと記されています。

漫画「大使閣下の料理人」でも、豚の膀胱にたくさんの食材を詰め調理した、古典フレンチ料理が出てきます。開けてみるまで何が入っているか分らない。ワクワクドキドキの料理です。

見た目の楽しさ、豪華さ、そして驚きを追及した幻想料理。

先日ご紹介した「キャラ弁」にも、あい通じるものがありそうです。

皆さんどう思われます?

(参考 : 不思議図書館・寺山修二著・角川文庫)

(関連 : 社長日記-キャラ弁を作ってみました

カテゴリー | ソムリエ日記 , おいしさ雑学 2010年09月24日

standing_egg3.pngこんにちは!こばやしです。

あす23日は「秋分の日」ですね。

昨年にもご紹介しましたが、

「昼夜の時間が等しくなる日だけ、午前零時に卵を立てることができる」

という都市伝説があります。

(参照)秋分の日にも卵が立つ? – たまごのソムリエ 小林真作 小林ゴールドエッグ 

もちろんこれは迷信。

平らな場所なら、一年中いつでも立てることは可能です。

上記の「卵が立つ」という話題は、『ホントに立った!』として世界中で大ニュースになりました。ほんの数十年前の話です。※

たまごを立てるという行為は、

「やってみればできるのに、誰もが『できない』と思っていてやらなかったこと」

なんですね。

プロスポーツ選手の息子がやはりプロ選手になったり、オリンピックに行ったりすることも多いのは、親の達成した姿を見て「それが頑張ればできること」だと思っているからなのかもしれません。

いわゆる「可能思考」ですね。

明日の休日は、ちょっと冷蔵庫のたまごを取り出してみて、ぜひ試してみてください。

そして、あなたが「そんなことできるわけないよなー・・・。」と思っていること、

ホンっトーーーーっに無理なのか?、何か方法がないのか?、ぜひ自分の思考のカラを破るきっかけにしてみてください。

※もともとは立春の日限定。中国の伝説が起源なんです。くわしくは↓

(関連)立春の日に卵が立つ!? – たまごのソムリエ 小林真作 小林ゴールドエッグ 

カテゴリー | ソムリエ日記 , たまご全般コラム 2010年09月22日

こんにちは!こばやしです。

いい風が吹いていますね。

さて本日、四国放送の番組「おはようとくしま」にて、弊社の取り組みを紹介いただきました(^^)

スーパーさん、小売店さんの「売り場づくり」についてです。

 

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「伝え方」としては、私たち非常に稚拙なんですが、「伝えたい事」をくみ取ってご紹介いただけたことが、とってもうれしく感じています。

 

私たちは単なるたまご提供業ではなくて、おいしい料理を食べてもらうことがいちばんの目的の、「おいしさ」提供業なんですね。 ですから、いっちばんおいしく食べてもらえるように、売り場でお伝えしたいことがたくさんあります。

それぞれの、たまごの違いと料理の向き不向き、他の食材との相性、ワクワクする新しい食べ方・・。その場に自分がいたら、ぜったいお伝えしたい!ってことがたくさんあるんです。

ただ、それだけじゃないんだ、ということを最近学びました。

勉強仲間の飲料メーカー社長Nさんに教えてもらったのですが、

お客様との関係性を深めること、つまり私たちを知ってもらい、私たち自身に共感して商品を手にとっていただけることが、大切なんですね。

売り場の担当さん、バイヤーさん、店長さん、いろんな方からもアドバイスを頂き、試行錯誤しています。

日々勉強ですね!がんばります。(^^)

カテゴリー | ソムリエ日記 , 取材・掲載・ご紹介 2010年09月21日