たまごを多くたべるほど
肥満が少なく腹がひっこんで
筋肉質になる・・・
そんな研究結果がでています。
こんにちは!
たまごのソムリエ・こばやしです。
内臓脂肪、ってありますよね?
お腹の奥にあって内臓をガードしつつ
余ったエネルギーを貯蓄している存在。
ですが、ご存じのように
多くなると体にいろんな悪さが・・・。
貯めすぎると危険でして、
糖尿病や心臓病、
さらにガンなど病気リスクを高めてしまいます。
今の現代人の食生活では、
どうやって内臓脂肪を減らすか
が重要テーマになってます。
最近の研究では、
たんぱく質を多めに摂ると
内臓脂肪&体重が減る
という論文が多く出されています。
なるほど。たんぱく質って
何に入ってたっけ・・・?
というお父さん、
それはたまご、です。
めっちゃ高タンパクな食品
のひとつが、卵なんですね。
平均的な卵(重さ約64g)には7.6gものタンパク質が含まれており、
卵2個で14g超えのタンパク質を摂取できます。
大人は活動量にもよりますが、
1日に男性で65g、女性で50gていどの
タンパク質が必要なんです。
つまり、たまごを一日5個や6個食べても
ぜんぜん大丈夫で、
「ぜひ3個は食べるべき」
なんてお医者さんも推奨している状況です。
ちなみに
なんでタンパク質を多く食べると
痩せにつながるのかというと、
タンパク質の摂取量を増やすと、
代謝が促進されるから。
「食事誘発性熱産生」って言いまして、
タンパク質を食べた後、
体温が上昇することで
エネルギーをより燃やしちゃうんです。
あと、
高タンパク質食は満腹感が長い。
たまごなんてその典型です。
2017年の研究では、
高タンパク質食(1日124g)
を食べた女性は、
通常のタンパク質摂取量(48g)
のグループと比べ、
食べたい気持ちや食欲が
15%減少したとの結果に。
(Increased Protein Consumption during the Day from an Energy-Restricted Diet Augments Satiety but Does Not Reduce Daily Fat or Carbohydrate Intake on a Free-Living Test Day in Overweight Women – ScienceDirect)
また、昨年(2022年)の研究では、
スペインの大学生355人を対象に、
卵を食べる効果を試したものがあります。
卵の消費量が多い(週5個以上)
と報告した参加者は、
卵の消費量が少ない(週1個未満)
と報告した参加者に比べ、
肥満度、ウエスト周囲、体脂肪率が有意に低く、
筋肉量が多いことを示した。
(The role of protein intake in the relationship between egg consumption and body composition in young adults. A mediation analysis – ScienceDirect)
とありまして、
つまり、
たまごを沢山たべるほど
肥満が少なくて
腹がひっこんで
筋肉多めになっている
という結果です。
うーん、すごい!
2020年の別の論文でも、
2,200人以上の参加者を対象に、
やっぱり同じ結果、
卵の摂取することと体重減少との
関連性が示されています。
(Journal of American College of Nutrition誌)
特に体脂肪が多めな女性の方が
たまご食の効果が出やすいのでは、
という事も言われていますね~。
夏を前にして、
ぜひ!内臓脂肪を減らして
筋肉健康な体づくりを
目指してみませんか!?
まずは週たまご5個!で効果ありです。
ここまでお読みくださって、
ありがとうございます。