小林ゴールドエッグ

ソムリエ日記 SOMMELIER DIALY

ソムリエ日記 記事一覧

週末まで所用で北海道。

しばらく縮小更新です。

色んな方より学ばせていただく予定です。

北海道は、サラリーマン時代に食品メーカーさんにお邪魔して以来。

とっても楽しみです。

カテゴリー | ソムリエ日記 , ちょっとつぶやき 2009年09月9日

うっかりミスで、このホームページが昨日しばらく見られませんでした。

申し訳ございません。

教えていただかなかったら、まる一日気付かない所でした。

感謝。

カテゴリー | ソムリエ日記 , ちょっとつぶやき 2009年09月8日

 

chaina_soup.jpg

「モノではなく、価値を売る。」

 

こういう発想があります。

例えばレストランでも、ある店は「健康」を売っていたり、

また別の店は「家族の団らん」を売っていたりします。

さて、話変わって、クノールの「たまごスープ」。

発売開始から十数年たった、ロングセラー商品です。

この商品が、伝える「価値」を変えることで、売上を伸ばしているのをご存知でしょうか?

スープ飯ブームのおかげ!? 味の素のたまごスープが好調(日経トレンディネット)
http://trendy.nikkeibp.co.jp/article/news/20090903/1028550/

この記事によると、

家庭でのご飯に関する調査によると、不景気の影響で家でご飯を炊く頻度が増えており、80%の家庭がご飯を余らせているんだそうです。

さらに約80%の家庭の主婦は、余ったご飯を有効に活用するレシピを知りたがっているそうです。

余ったご飯の活用にスープ飯はもってこいなんです。

そして、「たまごスープの素」は、このスープ飯にピッタリで、しかも応用力大。

そこの食べ方を提案して、新しい価値を伝えているんですね。

不況の中、余ったご飯を無駄にしたくない、そしてそのご飯を使って、もっとおいしい食事をしたいとのニーズが、スープご飯のファンを増やしているようです。

つまり、「おいしさ」だけじゃなくて「節約」を売っているということですね。

だから不況のなか、新しいお客さんを創出しているわけです。

うーむ、なるほど。

では、自分たちはいったい何を売っているのか?

たまごという商品は一緒でも、

「おいしさ」なのか、「繁盛」なのか、「ワクワク感」なのか、届ける価値をハッキリさせて方法(戦略)を変えていくことが、「経営」なんでしょう。

我が社は今月末が決算。

来期の計画へ向けて、いろいろ考えさせられるニュースでした。(^^)

カテゴリー | ソムリエ日記 , たまご全般コラム 2009年09月8日

たまごスープのニュースについて書きかけていたんですが、時間切れ。

代わりにジョークのご紹介。


英国のお話。

とても太った作家が、バーナード・ショウをからかった。

「君は相変わらずやせているね~。外国人が君を見たらイギリスは飢饉じゃないかと心配するだろうよ。」

皮肉屋のショウはこう言い返しました。

「外国人が君を見たら、飢謹の原因は君だと思うだろうよ。」


一瞬でこんな切り返しできる人になってみたいものですね。

ところで、現代の学説では、やや太り気味の方が寿命が長くなるんだそうです。

ただし、問題は血中にどれだけコレステロールが存在するか。

高くなると酸化したコレステロールが血管をふさぎます。

そこで、卵です。たまごは、毎日食べると卵黄レシチンの作用で、血中コレステロールが下がると言われています。

体型にかかわらず、長生きしたいものです。(^^)

カテゴリー | ソムリエ日記 , 食べ物ジョーク・おもしろ 2009年09月7日

ホンダ ミニ耕運機販売、半年で6000台超(フジサンケイ ビジネスアイ)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090902-00000014-fsi-bus_all

pianta.jpg(途中引用)ピアンタは、燃料に家庭用カセットガスを使ってメンテナンスを軽減したほか、折りたたみハンドルなどの採用で持ち運びを便利にしたことなどが特長。商品購入者のうち、約9割が耕運機の所有が初めてで、20ー40代の家族という新たなユーザー層も開拓した。

ホンダは「団塊世代のリタイア後の手軽な趣味として、また、家族で楽しむ趣味として家庭菜園に注目が集まっているのでは」とみている。
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この耕運機、家庭用のカセットボンベで動くんですよね。

オイルやガソリンも触らなくていいし、乗用車にだって積める。

農業は汚れるしメンドクサイなー・・。

そんな風に思っている人が、「お、ちょっとやってみたいな。」と身を乗り出す訴求がありますね。

ユーザーのほとんどが初所有とのこと、農業へ関心を持ってもらう入り口として、大きな貢献となっているようです。

先日ブログでも書きました、「身土不二」 、「生まれ育った環境に近い食品を毎日とることが長生きの秘訣である」という仏教の教えもあります。

そして、たくさんの人が自分で食物をつくることで、食への感謝と農へのイメージが変わってくるかもしれません。

ワクワクしますね。

ホンダのイメージでぜひ引っ張ってもらって、

「農業カッコイイ!」なんて世の中になると嬉しいですね。 Laughing

カテゴリー | ソムリエ日記 , ニュースに考える 2009年09月5日