小林ゴールドエッグ

ソムリエ日記 SOMMELIER DIALY

ソムリエ日記 記事一覧

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鳥のたまご魚の卵も食べるのに、

なんで爬虫類のたまごって食べないんでしょう?

ヘビやワニの肉料理は話題になっても、

その「卵」はメニューに上らないですよね?

前からずっと疑問でした。

 

■カエルは食べるらしい・・・
ちょっと調べてみましたら、

中国やインドネシアではカエルのたまごを食べる習慣があるようです。

インドネシアでは、

秋篠宮様が

「カエルのたまごのバナナ葉包み焼き」

なる料理を食べたことがあるとか。(しかもめっちゃおいしいらしい!)

うーん、まったく食べないわけでは無いようですねェ。

じゃぁ、なんで広く普及してないんだろう?

 

■理由をちょっと考えてみた(仮説)
思うに、

「爬虫類のたまご」が食用とされないのは、

「費用対効果が合わないから」

 じゃないかと思います。

良質のタンパク源を得ようと考えた場合、

森や沼、

どこに隠れているのかわからない小さな卵

 を探すのは、いかにも割が合わないですよね!?

魚卵の場合は、

魚を捕まえたら「お腹の中」にいますもんね。

要するに、

卵より、

大きなカメやワニの成体(おとな)を捕まえる方が、

よっぽどカンタンということではないでしょうか。

鳥のたまごだって、

「スズメの肉」は焼き鳥にして食べても、

「スズメのたまご」は食べないですよね?

きっと、

見つけるのが大変だから。

そもそも、

「たまご」って

“飼育”していないと

食べられないものなのかもしれません。

 

■じゃあ、養殖のたまごならどうか・・・?
では

すっぽん、のように

飼育(養殖)された爬虫類のたまごは入手しやすいのでは・・・?

でもこれも、

一年中産まない限り、

たまごを食べちゃったらコストが合わないよなぁ・・・。

育てて大人にした方が、

高く売れて絶対お得だし、

やっぱり食べないだろうなー・・。

と、

そう思って調べてみたら、

どうやらすっぽんの卵は食べられているようです。

それも、

すっぽん料理としては常識だとか・・・。

全然知りませんでした。orz

すっぽんの卵は、

滋養があって味は繊細、

食感が良く非常においしいそうです。

うーむ。そうですか。

心理的にちょっと抵抗もあるんですが、

一度機会があれば食べてみようと思います。

ここまでお読みくださって、ありがとうございます。

(関連:浙江省海寧 日本のすっぽんの卵が好評-人民網ニュース

カテゴリー | ソムリエ日記 , おいしさ雑学 2009年10月7日

大型台風、いよいよ近づいてきましたね。

ところで、各所で話題になりつつある米国発のサービス、Twitter(ツイッター)を始めました。

当ブログの右下にある、謎のメッセージがコレ。

個々のユーザーが「つぶやき」を投稿することで、双方向の軽いコミュニケーションを取り合うサービスです。

ブログとチャットを足して2で割った様なかんじ、と言われますが、実はまだ私もよく分かっていません(^^;)

短い出来事や、ちょっとしたおもしろいアイデア、気づきはこちらでメッセージを書いてみようと思います。

面白いコミュニケーションがとれそうで、ワクワクしますね!

こちらもよろしくお願いします。Laughing

(関連)Twitterとは 国内で“再流行”、一般化の兆しも(ITメディア)
(関連)Twitter をはじめよう!最初にTwitterってなに?(GreenSpace)

カテゴリー | ソムリエ日記 , ワクワクすること 2009年10月6日

今度はイギリスのたまごニュース。

英国のスーパーマーケットチェーンWaitrose(ウェイトローズ)は、今までラベル添付だった鶏卵情報(日付など?)を、パックに直接印刷する新形態に変更するとの発表を出しました。年末までにすべてのパック商品を切り替えるそうです。

Waitrose rolls out printed egg boxes (注:英字の記事です)
Jill Park, packagingnews.co.uk, 22 September 2009

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Waitrose(ウェイトローズ)は、2010年までに包装廃棄物の大幅削減を目標とするコートールドコミットメントの署名企業であり、2000年以来3分の1までに包装廃棄物を抑えているとの事です。

なるほど、環境配慮に長年取り組んでいるんですね。

欧米のたまごパックは、モールド(紙)の容器が主流です。

こんなやつです。

もともとパックにプリントしているはずなんですが、日付や産卵情報などは、印字ラベルを貼っていた(中入れかも?)ようです。

販売数量の大きな大手スーパーさんだと、ちょっとした違いで大きな改善になりそうですね。

ただ、この紙パック、開閉自由なんですよね。熱で封をするプラパックと違い、何度も開けたり閉めたりできます。

むしろ期限情報は別用紙にして中入れし、パックの方を回収・再使用した方が、より大きなゴミ削減になりそうな気もします。(もちろん回収コストや衛生面の問題などありますが・・・)

 

__

開閉はこんな感じ。            直接印刷だと再使用は不可能?

 

さて、

このウェイトローズというスーパーは、ダチョウのたまごを販売したり、広告をつのって卵に直接印字をした商品を発売するなど、既成の概念にとらわれない取り組みを行う面白い企業のようです。

7月にも、輸入ボトルワインをバルクワインに切り替え、イギリス国内で瓶詰めすることでCO2排出を1年あたり47トン削減すると発表したところです。

なるほどこの取り組みも、たとえ思いついても実行できる企業はそう多くないでしょう。

日本も「COの25%削減」を表明した以上、いずれいろんな形で改善が進むことは間違いありません。

こうすべきだ!、という考えに囚われすぎない柔軟なアイデアと実行力を磨いておかなくてはいけないですね。

カテゴリー | ソムリエ日記 , たまごの海外ニュース 2009年10月5日

 

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■記憶が匂いを呼び戻す・・?

幻嗅(げんしゅう)というものをご存知ですか?

幻聴の「におい」版。

よっぱらったときなんかに、ありもしない「におい」を嗅いでしまうんだとか。

私は一度も経験したことはありません。

幻臭は、化粧会社の開発者さんなど、よっぽど匂いに鋭敏な体質の方がなりやすいとのこと(注1)、私ではどうも素質不足(?)のようですね。

一時的に脳が混乱することでその記憶を呼び覚ましてしまうんだそうです。

 

■匂いが記憶を呼び戻す・・?

脳医学の観点から見て、この「匂い」というものは「記憶」と密接に結びついています。

散歩中に気づく焼きたてパンの甘い香り、

シャンプーの香り、

グローブの革の匂い、

ちょっとした匂いが、子供の頃の思い出や楽しかった頃・ドキドキした時の思い出を呼び覚ますことがあります。

この様な嗅覚による記憶刺激効果は、「プルースト効果(注1)と呼ばれます。

これは、脳内で、記憶を司る位置と、嗅覚を司る位置が極めて近いことから起こると考えられています。

実際に、この効果を利用した退行催眠療法やセラピーなども行われているそうです。

視覚や聴覚と比べ、嗅覚は脳内の回路位置がまったく異なっているんだとか。

原始の時代には、危機回避や生存にとって「匂い」が重要なファクターだった証拠なのかもしれませんね。

 

(注1)追記・精神疾患などでなるケースもあるそうです。
(注2)作家マルセル・プルースト の自著小説『失われた時を求めて』の冒頭で、主人公がマドレーヌの匂いから遠い過去の記憶を呼び覚まされることで、この長編小説の幕が開きます。この事から名づけられています。(wiki

(参考)読むクスリ(上前淳一郎著・文春文庫)
(参照)匂いが記憶を呼び覚ます – プルースト効果とは何か(X51.ORG)

カテゴリー | ソムリエ日記 , おいしさ雑学 2009年10月2日

いよいよ10月ですね!

当社は本日10月1日より、新しい期となります。

また今年も新しいご縁、そしてワクワクするような「おいしさ」に出会えるかと思うと、とっても楽しみです。

昨年は「弱みを強みに変えていく」一年でした。

今年はさらに、それをさらに「形」にしていく年になります。

我々も昨年は、この不況の中でなくてはできなかった取り組み、社員さんとの絆づくりがありました。

これも、多くの方に助けていただいたおかげ、本当に感謝の一年でした。(^^)

そして、

元気の源は食から!

更なる「おいしさ」と「健康」のお届け、社員一同がんばってまいります。

今期も何卒よろしくお願い申し上げます。

 

カテゴリー | ソムリエ日記 , ワクワクすること 2009年10月1日