小林ゴールドエッグ

ソムリエ日記 SOMMELIER DIALY

ソムリエ日記 記事一覧

当社は家庭用で49種類、業務用で28種類のたまご商品を扱っています。当然産地も違う、飼育方法も、飼料も、ニワトリの種類も、なにより農場の養鶏家さんのこだわりどころも大きく違います。
さて、弊社では日によって多いときには20万個近くのたまごを一日にお届しています。そこで、一日に洗卵選別ラインを通るたまごのなかで、一番大きいたまごと、一番小さいたまごではどれくらい差があるものか、ちょっと調べてみました。

「オオツカさーん、ちょっといいですか?」
「なんでしょうか?」
「今日の仕事で、たまごのいっちゃん大きなのといっちゃん小さなやつをとっといてくれませんか?」
「いいですよー。またなにか実験ですか?」
「ちゃいますけど、とっても大事な用事です。」

—–そして夕方

取っておいてもらったたまごが、こちらです。

coin_s_0018.jpgのサムネール画像

 まずは小さい卵。となりの10円と比べてもらうとわかりますが、相当ちっちゃいです。うずらとそんなに変わらないレベルです。

さて、次に一番おっきな卵。

coin_L_0019.jpg

これまたケタちがいに大きいです。普通のたまごの倍くらいありそうですね。なんかゴツゴツしてるし。

さて、こんどは色んな角度から一緒に比較してみます。

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カテゴリー | ソムリエ日記 , 面白たまご話 2009年05月3日

 

005main_img.jpg

 

  な、なんと、フジテレビのゴールデンタイム番組、「全国一斉!日本人テスト」にて、当社の「親子丼専用たまご」を紹介いただくことになりました!

「全国一斉!日本人テスト」(フジテレビ)
放送日・・・5月7日木曜日 午後7時放送

いやー、うれしいですね。ゴールデンタイムの番組でお取り上げいただくなんて、つい一年前には想像もしていませんでした。(^^)ワクワクしますねー!

 しかも、あの創業250年、日本橋の老舗鳥料理専門店「玉ひで」さんと一緒に放送いただくとの事!!あの玉ひでさんですよ!親子丼を始めて考えたお店です。これだけでも光栄で、身の震える思いがします。

こちらの番組、料理の「へー!」や「やってみたい!」となる情報がたくさんありますので、いつも楽しんで見ています。井森美幸さんがイイ味出してますよねー。Laughing

クイズの内容は、私も知らなかった「へー!なるほどー!!」とうなってしまう、面白いものです。皆様、ぜひ楽しみにご覧くださいませ。

カテゴリー | ソムリエ日記 , 取材・掲載・ご紹介 2009年05月1日

先日朝日新聞朝刊に弊社の紹介を掲載を頂いたんですが、web版にも同記事が掲載されておりましたのでご紹介します。

【asahi.com四国経済インタビュー】
http://mytown.asahi.com/ehime/news.php?k_id=39000120904220001

文面は同じですが、写真がカラーになっているだけでも全く印象が違いますね。
沢山の方に、ウチのいろんな取り組みを知ってもらえること、とってもうれしく励みに感じます。

ところで、記者の大隈さんに、「読みやすい文章を書くコツってなんでしょうか?」と、取材後に聞いてみました。
いくつか教えていただきましたが、大事なのは、「まず5つほど大まかな見出しを作って、それから文章を書いていくこと」なんだそうです。見出しがあまり多すぎてもダメとのこと。私なんかいつもあまり考えずつらつらと書いてしまってから、収拾つかない文章を読み返しては途方にくれているので、このアドバイス大変参考になりました。(^^;)

プロの方の貴重なご意見、今後にぜひ活かします!

カテゴリー | ソムリエ日記 , 取材・掲載・ご紹介 2009年05月1日

昨日のエントリで、「おじいちゃんの焼いてくれたたまごやき」についてのエッセイをご紹介しました。実は私にも良く似た思い出があります。

亡くなった母方の祖母が、プレーンオムレツづくりの名人でした。

中になーんにも入れない、本当にシンプルなオムレツです。

これがまた実にウマかったんです!

祖母には私を含め8人の孫がいますが、正月などに泊まりに行くと朝ごはんに『一人一人の好みに合わせて絶妙の焼き加減』で絶品プレーンオムレツを作ってくれました。

おばあちゃんちから帰るたびに、「あのオムレツをつくって!」と母に頼み込んで困らせたのを覚えています。昨日のエッセイも、なつかしく感じて思わず取り上げてしまいました。

さて、今読んでいる「我が家のチャーハンはなぜパラッとしないのか?」(アステ新書)に、『ふんわりオムレツを作る秘訣』というのが出てきました。

それによると、

スプーン一杯の炭酸水

が必要なんですが、手軽なのでちょっと試してみようと思います。

でもスプーン一杯のソーダ水、使った残りは、どうすればいいんでしょうね。保存できないし、飲むのかな・・・?

カテゴリー | ソムリエ日記 , 料理別・たまごのこだわり , オムレツ 2009年04月29日

産経新聞関西版の「夕焼けニュース」に、『たまごやき 9 小学4年生 大阪市住吉区』というエッセーが載っていました。

「毎日お母さんが作ってくれるたまごやきよりも、おじいちゃんが作るたまごやきの方がずっとふわふわでダシが効いていておいしい、現在闘病中のおじいちゃんに早く元気になっていっぱいたまごやきを作ってほしいな。(以上要約)」

こんなカンジのこころ温まる内容です。

いやー、子供は正直ですね。ほのぼのしていますが、具体的に優劣つけられたお母さんにとってみれば、ちょっとショックかも(^^;)

さて、ほのぼの(?)はちょっとおいといて、

たまご屋としての視点で考えてみることにします。

エッセー全文を読むと、“おかあさんのつくるたまごやき”は『野菜が入っていてしかも焦げている』、そしてお母さんいわく『できるだけ野菜をとりたいし、ちゃんと焼かないと食中毒になったら困るし…』とおっしゃっているようです。

これはしょうがないですねェ・・。

小料理屋さんやレストラン、朝食なんかでは「その場」で食べますから、新鮮なたまごを使う事で、絶妙の食感となる火加減を狙えます。固すぎないふんわりを狙いやすいんです。

対してお弁当では、充分加熱しないと、たとえ一個の菌でも、数時間で数億個まで増殖する場合があります。おいしさだけを優先できないんですよね。栄養も同じです。限られたスペースと時間の中、栄養バランスを表現しなくてはなりません。こりゃーたいへんですよ。

◆充分火を通してもおいしい玉子焼きにするには?
さて、じゃあどうすれば良いでしょう?

 解決策その1:あまりたまごをかき混ぜない事
・・・白身の部分が細かくなってしまうと、食感や(だしまきの場合には)ダシの含み方がすくなくなってしまいます。箸で切るように10回ほど混ぜて、混ざりすぎないようにすることで、多少加熱しても良い食感がでやすいようです。

 

解決策その2:砕いた麩を入れて焼いてみる(ダシまきにする)
・・・砕いた微小な麩が、その隙間にダシを含み長時間置いてもにじみ出ず、じんわりおいしいだしまき玉子にします。いっそ風味味わいで勝負してみては?(※このやり方は超オススメです!メチャウマ)

 

解決策その3:食感を変えにくい野菜を混ぜる
・・・パセリなどの野菜は、沢山入れても卵焼きの食感を変えにくいです。キャベツやパプリカを入れるんであれば、小さく刻んで食感を変えてしまうのが良さそうです。

 

解決策その4:たまごにこだわる
・・・少し大きめのサイズの卵が、白身比率が多くてよい食感が出やすいですね。僕達の「究極の卵焼きだしまき専用たまご」も、白身と黄身の比率そして醤油やだしとの相乗効果をとことん考慮して、農家さんと創り上げています。(ちょっと宣伝)

どうでしょう?日々大変なお母さん、これでおじいちゃんに負けない「お弁当の卵焼き」ができますね!?

カテゴリー | ソムリエ日記 , たまご全般コラム 2009年04月29日

朝マックが今やってるのかが遠目に分かる、マックの巨大卵の看板の動画です(画像クリックで動画へ飛びます)(*1)。

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自分も微妙な時間に入ってオーダーしようと思ったら、「すみません。」と断られた事が何度かあります。見ていて楽しい、これも「お客様のガッカリを無くし、楽しく来店してもらう」価値を伝える看板ですね。Laughing

(参照) 心地よく目立つお店2_ウチは何業だろう?
(参照)「心地よく目立つお店」って?

(*1)小太郎ぶろぐさんに掲載されていました。 
http://www.kotaro269.com/archives/50798361.html

カテゴリー | ソムリエ日記 , 面白たまご話 2009年04月28日