お店のメニューや料理、
食材って、やっぱり「良さ」を
伝えたいですよね。
たまごもたくさんの健康機能が
あるわけで、やっぱりその辺も
知って食べてほしいなと思います。
こんにちは!
たまごのソムリエ・こばやしです。
とつぜんですが、
「もずくんのうた」
ってご存じでしょうか?
20ねんくらい前でしょうか
ロンブーの田村淳さんが
歌っていて、けっこう
人気であちこちで流れていた
記憶があります。
タイトルの通り、
「もずくって素晴らしいんだよ。」
という歌なのですが、
歌詞がなかなか興味深いのです。
ここに
繁盛する料理メニューや
商品PRのコツが、
含まれているんですね。
◆その1『伝聞』な健康イメージ
『もずくはね~
からだにいいと
となりのおばさんが言っていた~」
『もずくはね~
キレイになると
もずくの美人が言っていた~」
こんな歌詞でして、
「言っていた。」という伝聞。
正確性ゼロですね(笑)
ですが、考えてみれば
いろんな食材の健康イメージって
身近な人の評価でできているんです。
徳島名産のレンコンとか
阿波番茶なんかも、
普段よく食べている人が
「食べるとすんごく肌にいいんだよね。」
「寝つきが良くなったわ。試してみな。」
なんて伝えてくれて、
「へー、そうなんだな。」なんて
ちょっとずつ印象がインプットされて
僕の中で良イメージが育ってます。
そういう意味では、
ユーチューバーが薦めたり
CMで大谷翔平やイチローが
商品をイチオシするのと、
隣のおばちゃんのおススメは
本質的に同じなわけです。
そこには何ら
医学データが示されているわけじゃ
無いですが、なんか信用できたり
ほしくなったりします。
もし
「これを食べると痩せます」
・・・なんて商品に書いたら
薬事法にひっかかりますが、
健康な『イメージ』だけを伝えて
勝手に想像してもらう。
そんな方法が効果あるわけです。
たとえばハウスの飲料商品
「ウコンの力」って
肝臓に良い健康イメージが
ありますよね?
ですが、
『ウコンの力』の商品サイトには
健康機能表現はありません。
なのに、多くの人が
なんとなくそう思っているわけです。
これは一例で、
健康イメージがあるにも
かかわらず、
明確に示してない
ヒット商品が多くあります。
その2:個性的な擬音
歌詞の後半に、
「も~ず~く~ズクズク
もずくニュルニュル
もずく食べると身体がムクムク!」
というサビがあります。
この『食感表現』は
日本人にとってすご~く効果的。
たとえばコンビニ業界では
「もちもち」を商品名に
入れると売り上げ5倍
なんていわれがあります。
あなたのお店のメニューにも
「ふんわり」「とろとろ」
「もっちもち」など
ぜひ食感表現を入れてみてください。
その3:ビジョンを伝えている
さらに後半には
「もずくは~平和をねが~っている」
「もずくは~みんなを守ってくれる~」
という歌詞があります。
ただ「美味しい」だけじゃなく
世の為人の為にどうなるのか
これを記すのは、
ファンづくりにとっても有効なんです。
若年層はとくに、
商品の良しあしだけじゃなく
企業姿勢や考え方で
購買先を選ぶ傾向が強いのだとか。
あなたのお店でも、
〇〇町の人を元気にしたいんだ!
世の中を面白くしたいんだ!
・・・なんて風に、強く
ビジョンを伝えてみるのも
良いのではないでしょうか。
以上3つの伝え方
ぜひ応用してみてくださいませ~。
ここまでお読みくださって、
ありがとうございます。