小林ゴールドエッグ

ソムリエ日記 SOMMELIER DIALY

ソムリエ日記 記事一覧

先日の追記。目玉焼き専用ドレッシングを紹介します。

「目玉焼き専用ドレッシング たまらんDay」

昭和9年創業(1934年)の老舗洋食屋「あまから」さんが開発した業界初商品です。
福井県の御領玉ねぎや濃い口たまり醤油を使用したこだわりの一品との事。とてもおいしいですよ!
リリースされたとき、まだまだ新しい切り口があるんだなぁと、とても刺激になった事を覚えています。卵料理自体の可能性もまだまだあるな、とも感じさせられます、自分の仕事に対してワクワクしますね。

食べた感想はこちらに詳しいレビューが載ってますので、ご興味の方はどうぞ。
更に香りや旨味そして黄身の曲率にまでこだわった「究極の目玉焼き専用たまご」で食べると絶品ですよ。とろとろあつあつ、ホントに美味しいです。

カテゴリー | ソムリエ日記 , 面白たまご話 2009年03月21日

パキラハウス(著)『新装版おしゃべり用心理ゲーム』という本に「目玉焼きに何をつけるか?という議論をすると、必ず場が盛り上る」というお話が出ています。目玉焼きシリーズ第三段、今回は目玉焼きにつける調味料についてです。

(参照)目玉焼きのおいしさ_その1:おいしい目玉焼きを作るコツ
(参照)目玉焼きのおいしさ_その2:目玉焼きに向く卵ってどんなの?

さて、上記の本によると、よく知らない人同士の集まりの際に、その固い雰囲気をほぐしたり、より親密になる為の会話のことを、「ブレイク_ジ_アイス」と呼びます。つまり「氷を溶かす」訳ですね。白熱するといっても、政治や宗教、他人の悪口なんて話題はもってのほか、無難で意見が程よく分かれて、なおかつ興味を引く話題となると、結構限られてきます。確かに慣れていないとちょっと難しそうですね。

そんな話題の一つが、「目玉焼き」。これは私もトークに自信をもってます(笑)。

「ねえねえ、目玉焼きってあるでしょ?みんな、普段何をかけて食べてる?」と聞いてみると、予想外に意見が分かれることに驚かされます。

「そりゃ、当然塩コショウだろ?」

「えー!?、みんな醤油じゃないの?」

ソースに決まってるじゃん。何言ってんの。」

マヨネーズだよね、やっぱり。」

「いやいや、それよりも普通ケチャップでしょ?クレーマークレーマー見てないの?」

・・・、などなど、他にもトンカツソース七味唐辛子柚子コショウなど色んな意見がでてきます。とりわけ面白いのが、みなさん「普通・・」とか「ぜったい」とかをつけて断言することなんですよね。お雑煮の様に地域文化となってるわけでもなく、また給食やレストランに頻繁に出るメニューでもないですから、自然と家庭ごとの強固なルールができあがってくるという訳ですね。

ちなみに「asahi.com」の関西トピックス2008年7月9日版掲載、滋賀県栗東市の大宝西小学校の5、6年生のみなさん89人調べによると、塩・こしょう38人しょうゆ30人マヨネーズ5人ソース4人 となっています。
また、しょうゆ最大手のキッコーマンが01年にホームページで自由投票を募ったデータによると、全国約3千人が回答し、しょうゆ(54%)、塩(16%)、ソース(13%)の順だったとの事。地域別で見ると、関西はしょうゆ(41%)、塩(25%)、ソース(13%)で、しょうゆが減り塩が増えているそうです。
キッコーマンHPでの募集分ですから、ちょっとお客さんの贔屓分も差し引く必要がありそうですが、それを考慮しても塩コショウ派と醤油派が大派閥の様です。ちなみにウチは、小さい頃から醤油でしたが、結婚後妻の好みに合わせて塩コショウ派にくらがえしました。最初は随分と抵抗がありましたね。

更に、福井県にはなんと、「目玉焼き専用ドレッシング」を販売する会社もあり、まだまだ新しい「派閥」が生まれて来そうです。(ぜひここの会社の方には会ってお話を聞いてみたいです!!)

さて、いかがでしたでしょうか?
あなたのご家庭の味はどうですか?一度お友達、まわりの皆さんと「目玉焼きに何をつけているか?」について聞いてみてください。面白いですよ。

そして、香りや旨味そして黄身の曲率にまでこだわった「究極の目玉焼き専用たまご」もぜひ一度、体験していただけましたら幸いです。とろとろあつあつ、ホントに美味しいですよ。

次回は「面白目玉焼きの世界」についてお話します。

カテゴリー | ソムリエ日記 , 料理別・たまごのこだわり , 目玉焼き 2009年03月19日

最近コーヒーをやめて、ペットボトルの水を良く飲んでいます。我が社の自販機では、ほとんど私だけの買占め状態ですね。しかし、一つだけ不満がありました。「冬に飲む水は体が冷える!」という事です。あったかい水」って無いのかなー・・と、ずっと思っていたんですね。ホットのお茶はあるのに・・。そこで、色々検索してみたら、やっぱりありました。

伊藤園から出ていました。
伊藤園「 あたたかい天然水 」2007年10月1日(月)より販売開始

hotowater.jpg

『(以下引用)秋冬期の寒さ対策や、サプリメントや薬を飲む際など、さまざまなシーンで多岐にわたる用途が期待できる「あたたかい天然水」を10月1日(月)に発売します。ミネラルなどの調整を一切していない、自然のままのナチュラルミネラルウォーターで、銘水として名高い長野県安曇野で採水した天然水を使用しています。「あたたかい天然水」は、ミネラルウォーター市場に投入する、新しい価値を付加したホット対応ペットボトル飲料(ホットペット飲料)です。(引用終わり)』

おおー!、徳島では売ってないのかな!?と思いましたが、こちらの方が書かれているように、どうも終売になっているようです。ざんねん。確かに一般家庭でも、「お湯」を飲む文化って無かったですもんね。白湯って言葉もありますが、一部の人にニーズはあるものの非常にニッチな様です。

面白いな、と思って更に調べてみると下記の様に特許までありました。
【発明の名称】 温かい水である新飲料 
http://www.j-tokkyo.com/2008/A23L/JP2008-289461.shtml

このアイデア、「新規性」がある『発明』として認められているんですね。ちょっとビックリです。上記は個人出願特許の様にも見えますが、伊藤園発売の商品との絡みが気になるところです。伊藤園の場合は単なる「あったかい水」というだけじゃなくて、加熱時にミネラル遊離の危険性のある硬水を用いず、天然の軟水を使用していたとの事ですし、「おーいお茶ホット」のノウハウ(軟水使用)を活かして、更に新規性追加で商品化(特許回避?)したのかもしれません。

この商品、どこなら一番売れたでしょう?自分ならどこをターゲットにするかな・・?
薬を飲む病院の自販機も面白いですね。それに、何でも足せるという所も魅力ですから、例えば全国のファミレス、ドリンクバー脇に「持ち帰り用」として販売してみるのはどうでしょう?好きな茶葉のティーパックを入れて飲むとか。焼酎のお湯割用や、ウイスキー・梅酒お湯割り用として、全国酒店で売ってみる手もありそうですね。

ところでぜんぜん話は変わりますが、「お湯」「あったかい水」って、大分イメージが異なると思いません?英語だと「あったかい水」ってなんて言うんだろう?「hot wate」だと熱湯だもんな・・。

※写真はリンク先伊藤園「あたたかい天然水」275mlペットボトルの写真を使用しました。 

カテゴリー | ソムリエ日記 , ワクワクすること 2009年03月17日

tanaka120090310.jpg

フードコーディネーターの田中美和先生が主催されています「Cook Ring 大人のたのしいお料理教室 」にて、特別編ということで、私と弊社のこだわり卵がコラボレーションさせていただきます。その名も、「ワクワク利きたまごの会」

様々な卵の特性を活かした田中先生独自のメニューを提案・調理頂き、私が卵のうんちくや、当日使用の卵についてアレコレお話します。
各料理にて使用する珍しい卵は、当日販売もします。どう話を組み立てようか、あれやこれやと考え中です。楽しみだなー。Smile

tanaka220090310.jpg

写真は、先生との打ち合わせの様子。いろんな卵とそのデータを見ながら、いろんな意見交換をしているところ。時には実際に卵を割ってみたり、品質を見ながら話をします。お互いワクワクしながら、アイデアに話がはずみました。

当日お客様に納得いただける様、お話ができるかキンチョーしていますが、卵の可能性について、視野の広がるいろんなご意見が聞けそうで、それ以上にとっても楽しみです。
日程など詳細は下記の通りです。申し込みや更なる詳細は、 田中先生のHPをご参照ください。

Cook Ring 大人のたのしいお料理教室 特別編 
『タマゴソムリ+フードコーディネーター=ワクワク利きたまごの会』
期日:3月14日(土) 10:30〜14:00
場所:Dekijima Archives+Dining
 (徳島市出来島本町 中野ジロウ建築デザイン事務所)
※ 駐車場ありませんので最寄の有料駐車場等をご利用ください。
参加費:3,000円

一昨日の続きです。前回は「卵は料理の仕方で価値が10倍にもなる、魔法の食材だ!」という事をお話しました。この考え方は、我々の目指す方向にピッタリだったんです。
我が社は自分たちを、卵お届け業じゃなくて、「おいしさと健康」提供業と考えています。

dishplate.jpgですから、「卵いりませんか?」じゃなくて、「いちばん合う卵を使って、もっともっと美味しい料理を一緒につくりませんか?」なんです。例えば、「温泉卵いりませんか?」だと、「え、他社さんも扱ってるよね。オタクのは安いの?」・・となりますよね?

でも、「温泉卵で、お客さんに大人気でしかも利益の出るメニューを、一緒に作りませんか?」というと、全く違うコミュニケーションになります。
牛丼で400円よりは、『とろふわ温玉牛スジ丼』500円の方が、粗利も高いしお客さんの満足度も高いですよ!、こういう提案です。Smile

前者は卵そのもの、後者は価値を売っていることになるんでしょうかね?「モノよりコト」、ワクワクする「おいしさ」の提供が、我が社の取り組みなんです。

カフェさんであれば、コーヒーをいちばんおいしく感じる卵料理はなんだろうか?香りは?、苦味との相性は?卵の特徴は・・・??
これを一緒に考えさせてもらえれば、私共も、オーナーさんも、そしてそのカフェさんのお客様もみーんながワクワクできる、成果に繋がったりします。

もちろんそのためには、温泉玉子ならそれだけでも何百もの全国の人気メニュー知っておく必要があります(大変だ!)。そこで我々は「卵のことについては、日本一詳しい会社になろう!」と社内みんなで取り組んでいます。社内勉強会の内容はホント様々です。サービスやお客様のことに加え、卵の物的特性、健康機能、養鶏場さん別の取り組み、農地での味の違い、それから全国の料理トレンド・・・、学び深める事はたくさんあります。ホント面白いですよ!Laughing

カテゴリー | ソムリエ日記 , たまご全般コラム 2009年03月12日

昨日はある中華料理屋さんに提案に行ってきました。煮玉子についてのお話がとっても弾んで、いろんなこだわりが聞け大変勉強になりました。煮玉子は手軽に作れる一面、こだわると非常に奥が深く、研究していて面白いメニューです。

200803271241.jpgところで、皆さんのイメージする卵の値段は、一体いくらくらいでしょうか?

弊社でも聞き取りをしてみたところ、だいたい10円-20円くらいの回答が、一番多かったです。特売の卵のイメージもあるからでしょうか、実際の平均価格よりも多少低めの印象ですね。では、煮玉子は、いくらくらいのイメージでしょうか?
こう質問すると、だいたい80円から100円くらい。なんと料理方法で価値が5-10倍になってるんです!
温泉卵、燻製卵も同じです。80円から100円のイメージ。

と、いう事は、をうまく活用する事で、原価は安くても付加価値を高くできる・・。つまりお店にとっては満足度を上げつつより多くの儲けを出せる魔法の食材だという事です。
しかも、手間はかかりますが、工夫しだいで店独自のメニューも作りやすい食材です。
「粉、米、卵をうまく使える店は繁盛する。」フードコンサルタントの大久保一彦氏は著書でそうおっしゃっています。
卵と同様、粉、つまり小麦粉そして米も、料理しだいで付加価値があがる食材だという事ですね。例えば、チャーシュー麺が人気のお店と、チャーハンが人気のお店、どっちがより利益が取れるでしょうか?

答えは後者です。チャーシューの肉は原価も高い上に、煮込む事で更に肉がちぢんでしまいます。反対に、上記の内で卵と米、2種の食材を使ったチャーハンは、お客さんのイメージ価格は比較的高い割に、米と卵を使って原価が低く抑えられます。200人、300人売上が出ると違いはハッキリ出てきます。

同様に、ケーキ(卵+小麦粉)やパン(卵+小麦粉)もありますね。
もちろんその分手間ヒマはかけないといけないですが、空いた時間の活用で、準備や開発も可能だと感じます。
そこのアイデアや研究時間の短縮に、我々のノウハウにてお役立ちをする事が、我が社の考えであり、ワクワクする戦略なんです。Laughing(続きます)

(参照:「飲食店儲かるメニューの作り方」を参考にして聴き取りや試験、ご提案を工夫しています。勉強になるし面白いですよ!) 

カテゴリー | ソムリエ日記 , たまご全般コラム 2009年03月10日