こんにちは!
たまごのソムリエ・こばやしです。
今週末はイースターですね!
クリスマスと同じく
キリスト教に準じる
西洋のイベントで、
欧米では絶大な
賑わいがあります。
各地で古くからお祭りが
ありまして、
この時期にアメリカや
ヨーロッパに行くのは
ホント楽しい!なんて声も聞きます。
ドイツ東部ザールフェルトの復活祭(飾って食べる)
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たとえばアメリカでは
もはや宗教関係なしの
民間行事に定着していて、
2兆円規模の経済効果がある
ビッグイベントなんですね~。
日本でも認知度が高くって、
2020年のキューピー調べでは、
「イースターという催事を知っていますか」
という質問に対して
「知っている」
「名前だけ聞いたことがある」
と答えた人が 92.4%で
過去最高になっています。
うーん、すごいですね。
サーティワンアイスクリームや
東京ディズニーリゾートのように
積極的にメニューや
コンテンツに以前から
イースターを取り入れている
企業もあって、
この時期の認知度にも
ひと役買っています。
ですが、
日本ではまだまだ
町のお店では
このイースターを
お店の盛り上げに
活用しきれていない…
そんな反応をお聞きします。
ひとつには、
ハロウィンやクリスマスと違って
日付が決まってないのが
難点じゃないでしょうか。
今年は今週末の4月9日。
昨年は4月17日でした。
来年は3月31日です。
ユダヤ歴として
旧暦に準じるから
変動するんだそうですが、
それにしても
ちょっと日程うごきすぎ
じゃないでしょうか…!?
飲食店さんの企画としても
ちょっと扱いづらさが
ありますよね~。
あと、
料理と結びついていない
というのがちょっと厳しいですね。
イースター=卵
というのは皆さんイメージが
あるのですが、
イースター=卵料理
じゃないんですよね。
クリスマスのチキン
みたいに定着していない。
たとえばおなじ今週末
4月8日は
お釈迦様の誕生日
なんですが、
仏教徒多数の国
ニッポンなのに
さほど広まっていないですよね。
これは、
この日のお祝い「料理」が
『甘茶』だからじゃないかと
思ってます。
ちょっと飲食的には…
インパクト弱いですよね~…。
キリストさんの誕生日とは
えらい違いでもったいない。
ですので、
日本での浸透の場合は
もう少し「食」とくっつけて
料理を限定すべきです。
たとえば
イースター=プリン
くらいの限定感で。
あと、本番のイースターは
日程が変わるので、
せめて
飲食店さん洋菓子店さんの
イベントスタートを
必ず毎年おなじにする
なんかも工夫になりそうです。
いずれにせよ、
せっかくの春の貴重なイベント
たまご屋としても、
ぜひお店のご繁盛に
活用してほしい!と思います。
ここまでお読みくださって、
ありがとうございます。