こんにちは!
たまごのソムリエ・こばやしです。
スーパーに行ったら、
「白だし」のコーナーが
こんなことになっていました。
競合商品、どれも
めっちゃ似てますね!
まちがい探しみたい・・・!
いつも使っていたのが
どれだったのか一瞬わからず
焦りました。
食品って、以前からこういう
似せて後追いする戦略を
けっこう大手でも普通に
やってまして、
たとえば上記↑は
徳島のある売り場ですが、
コンセプトも同じ
パッケージも似せる
こんなことが常態化しています。
ちなみに左が先発。
食品や飲食業界って、
ほかの業界よりも
節操がない気がしますね~。
こういった攻め方を
同質化戦略といいまして、
業界にかかわらず「2番手つぶし」
の常とう手段でもあります。
業界の二番手以下は
チャレンジャーですから、
革新的な商品を出すことで
トップシェアを奪おうとします。
すると、
業界上位またはトップの会社は、
すぐにそれとそっくりな商品を
出して、
「ああ、それウチにもありますよ。」
なんて言って、
差を無くすわけです。
そうすると、シェア差が
ちぢまないわけですね。
これって
ちいさな会社からすると
「ずるい・・・!」
とは思いますが、
「過去と他人は変えられない」
なんて申しますし、
相手さんに「やめろ」なんて
言えない場合がほとんどで
すくなくとも上位ライバルが
そういう攻め方を
「やってくるだろう。」
という前提で考えていく
しかありません。
たとえば
一般社団法人日本スイーツ協会が
予想する2023年に流行しそうな
「ヒットスイーツ」に、
『クリームボール』とか
『レイジーケーキ』が
挙げられていますが、
仮にあなたのお店で
以前からクリームボールを
打ち出していて、
やっとヒットした翌月に
いきなり敷島パンさんに
全国販売されたら困るわけです。
同質化の対策は
2つしかありません。
一つは『先行』
先にマネできないレベルまで
めっちゃ有名にして
ブランディングしてしまう。
たとえば
大阪の洋菓子店さんで
話題になっている
『おにぎりスイーツ』
がありますが、
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000071.000015685.html
これなんかは
かなり取り上げられてますから
たとえばコンビニがマネしたら
ファンの方々から炎上するかも
しれません。
ステキ商品で認知度が
そんなレベルまで行くと、
上位シェアの大手さんも
手が出せません。
たぶん。
でも・・・
これってかなり難しいですよね~。
爆発的に流行らせても、
食べるラー油みたいに
めちゃくちゃ後発が
生まれてしまうことも・・・
そして
もう一つは『独自化』
ぜったいマネできない方法で
ヒットさせてしまう。
です。
そもそもマネできない。
マネしたくない。
そんなやり方ですね。
これは、いくつも方法があって
たまごを用いることもできます。
マネできない
繫盛メニューって
すごく効果的なんです。
長くなりましたので、
こちらは明日に。
ここまでお読みくださって、
ありがとうございます。